contents1タイトル
ホームへもどる
メール送信ボタン
釣り(海・川) ソフトソフトバレー 映像展示室 コンピュター ピアノ教室 温泉・旅・雑記
 
海釣り仕掛け、釣り方、船  2014年7月1日 火 21:40 更新

トドヶ崎灯台
本州最東端のトドが崎灯台

7

釣りにどっぷり宮古 へたな釣師でも場数が多けりゃ 釣れるときもあると信じて、せっせと竿を出す釣り好き人間です。岩手県の三陸の真ん中の宮古市周辺の海釣り渓流釣り情報日誌です。

「釣魚と釣り場」
釣魚は、海釣りでは、アイナメ。タナゴ、ソイ、カレイ、タコ、イカ、ナメタ(ババガレイ)等、川ではヤマメ、イワナ、ニジマスが中心です。
 秋田などみたいに、クロダイ釣りなどがやれないのが残念ですが、そりなりの釣りの楽しみもあります。
つくづく、自然の大切さを思う今日この頃です。皆さんも川や海にゴミを捨てないようにしましょう。ここのホームページにアクセスのおりは、宮古市を少しは覚えてください。

釣り場は、海は田野畑の島越から岩泉の熊の鼻、宮古の重茂半島、山田の船越半島です。
渓流は閉伊川、田老川、摂待川、荒川、豊間根川を釣り歩いています

三陸の釣りは、独特なものがあります。特に海の磯釣りは12月のナメタ(ババガレイ)釣りは人気が高く、10号の道糸と、35号の俵型重り仕掛けでつります。

 鯛釣り仕掛けなど(小松律雄さんより) 

海峡真鯛(三厩、今別)
ジグ、カブラ使用時
潮・・・・ゆるい時 60g
     はやい時 80〜100g
色は、(グリーン蛍光)、(赤金)、(赤)等
ジグ使用時    イソメを使う
  道糸 0.6〜0.8号 リーダー:2〜3号(長さ5〜8m)
  竿  2〜2.5m
高活性時・・・・鉛、ヘッド
低活性時・・・・タングステンヘッド
竿は水平  テンヤ即合わせ 他は即合わせ禁止
スロー巻きは ボトムから水深の半分まで 春は中層 秋はボトム

湾内(夏泊付近)
ジグ:10〜30g(イソメ)
テンヤ:4〜6号(冷凍エビ)
スプーン、カブラ(イソメ)
竿 3m前後

 

★  カレイ釣りはむずかしい

ダイレクト フラガレイ
平成21年5月16(土ゆたか丸で佐賀部沖、樫内沖、真崎沖の仕掛け、赤いタコベイトとアサリがよかった
 釣りキチ
最近、重茂と釜石より南での釣り方や仕掛けは、全く変えた方がいいと思うようになりました。
釜石以南では、秋でも掛かり釣りができ、潮の流れも速くないので、細糸、軽量重り、感度のいい竿が、必須ですが、重茂では、5月、6月だけが掛かり釣りですが、ほとんどが底の流れが早いことが多く、重りは40号でないと流されることが多く、重り30号で釣れるのは、そんなにないです。また。ナメタが多いので、一生懸命こづいても、喰わせる時間を長く取らないと釣れないようなきがします。事実、こづいて敏感に合せたときは、マコガレイしか釣れませんでした。また、大物はあんまり小突かない竿に来ています。ちょっと気を緩めると根がかりします。道糸は4号でないと(掛かり釣りでは2号、3号を使うこともおおいですが)中間で糸がきられてしまいまして、すぐ、短くなります。やっと最近、釣りの違いがわかりかけてきました。実際、今まで、マコガレイ狙いでの釣りは数えるほどでした。
 しかし、両石等は、置竿には、ぴくりともきませんでしたし、きれよくあわせなければつれないようでした。竿も道糸も敏感で、2号糸に来ているようでした。また、どろのところも多いような気がします。2005年6月25日

 最近、使っているのはシューター仕掛けとラダー仕掛けとT型ビビット、コヅキちゃんの先が浮く浮きがついたもの

 三河仕掛け
相馬大会で準優勝に輝いた三河さんの仕掛け

カルカッタ
カルカッタコンクエスト401Fに2.5号PEラインこ

 

矢 皆さん磯釣り、岸壁釣りをするときは、足場、波に気をつけてください!

○波うねりがある時は、釣行をやめる(餌を無駄にしても中止する勇気を持って下さい)
○磯ではスパイク靴、ライフジャケット着用
○海に背を向けないようにし、変則的に大波が来ると覚えていてください!
○磯、岸壁ではアルコール飲んでの釣りは自殺行為です。

1. 平成20年1月3日午前10時50分ごろ、宮古市重茂の閉伊崎南の500メートル離れ たアカブ島の岩場で、青森県八戸市の会社員(44)が高さ約4メートルの岩場から転落し、しぼうしました。島上げでアカブ島にあがってナメタ釣りでの事故でしたが、我々も1月の上旬までは、ナメタ釣りにいきますが、それ以降は、岩場が凍っていて、危ないので1月の上旬が磯釣り納めにします。くれぎれも磯釣り、岸壁釣りでは安全に留意してほしいものです。
2. 平成18年12月31日の大荒れの茂師漁港の波が一番くる磯場で、岩泉の男性が波にのまれてなくなっています。
3. 平成19年1月宿漁港でも、海が荒れている時行った宮古市西が丘の人も、波にさらわれています。

矢なめた釣りと仕掛け(宮古市摂待から山田町船越まで)  私が使っているナメタ仕掛けです

なす2 なめたたわら
なす型の仕掛けで磯、船ともに使います    重茂の根の船や磯で使うたわら型ナメタ仕掛け   

 磯では、道糸10号、8号を使います。片天秤の仕掛けを使っています。2つの仕掛けだと寝がかりが多いのと、竿を上げる時、途中で引っかかってしまうので、私は片天秤1つの仕掛けにしています。針は、ナメタ針15号で、必ずタモを持っていきます。なす型の重りが中心ですが、たわら型の仕掛けも使っています。根がかりが少ないときは、たわら型に切り替えます。なす型は、磯では、転がるので穴を探すときにはとても有効です。重りや仕掛けの色は、緑色の蛍光色が、ナメタにはいいと考えられています。なす型重りは、重りだけ根がかりの時の為に、捨て糸をつけて使います。25号、30号の重りを使います。冬ナメタのポイントは決まっていて、磯まで溝が走っていたり、穴があるところがポイントになっていて、毎年、産卵の為に岸に近づくナメタを釣ります。早朝の6時30分から7時30分が、ゴールデンタイムで、ほとんど、この時間に釣れます。この時間を過ぎると、遠目に投げますが、夜明けから待っているので、磯では10時から11時には終了して帰宅します。ナメタ独特の軽いコツンコツンの当たりのあと、待っているとグイッと引き込む当たりの時に合わせます。低いところに持っていき、タモですくい取ります。

 船では、岩礁帯の重茂の作根(唐松崎から種刺湾、北毛なし崎)、三ツ磯、毛なし崎、姉吉の沖の大根などが中心で、高低差がある岩礁帯の為、たわら型の仕掛けで、岩礁の途中で、転がらないように置いて、待って釣りますが、船が動いているので、道糸が斜めになったら、一度上に上げて、再度、岩に落とします。根掛り必須の場所なので、道糸4号、5号、重り40号、50号で、根にひっかかったら、タオルで道糸を掴んで手が切れないように何度か引っ張って外します。
 釣るタイミングは、船頭さんの合図で素早く落とし、根掛りを恐れず、どれだけ動かさずに待てるかです。

三河さんのヒガレイ釣り方
 小さく10回小突き、5引きずる、止めて食わせます。小さく小突いても船が動けば、結構動きます。合わせは、大きく、潮が動かなく、仕掛けが絡む場合は形状記憶で釣る。形状記憶で釣る場合は、仕掛けを沈むので、大きく動かして釣るということです。

最近相性が合う船(平成18年7月8日現在)

1.大きい方に乗る機会が多い第8幸漁丸兄後川正徳、孝一さんのときより、幸漁丸後川弟船頭さん後川 泰孝さんの時は、なんか釣れる機会に恵まれます。ジンクスがあるのかなあ!

2.釜石両石湾政丸(中村正俊船頭)さすが、陸中海岸釣り日記の佐々木さん推薦の船頭さんです。乗った人皆さんが気に入って気分よく釣りができました。

3.大船渡市三陸町吉浜根白漁港 第3芳栄丸 道下芳男 大船渡市三陸町吉浜扇洞51-3
  タコの内蔵を取ってくれたり、なかなか落ち着く船頭さんでした。かれい20枚、タコ1枚

カレイ釣りでやっとわかったこと

 最近、重茂と釜石より南での釣り方や仕掛けは、全く変えた方がいいと思うようになりました。
釜石以南では、秋でも掛かり釣りができ、潮の流れも速くないので、細糸、軽量重り、感度のいい竿が、必須ですが、重茂では、5月、6月だけが掛かり釣りですが、ほとんどが底の流れが早いことが多く、重りは40号でないと流されることが多く、重り30号で釣れるのは、そんなにないです。また。ナメタが多いので、一生懸命こづいても、喰わせる時間を長く取らないと釣れないようなきがします。事実、こづいて敏感に合せたときは、マコガレイしか釣れませんでした。また、大物はあんまり小突かない竿に来ています。ちょっと気を緩めると根がかりします。道糸は4号でないと(掛かり釣りでは2号、3号を使うこともおおいですが)中間で糸がきられてしまいまして、すぐ、短くなります。やっと最近、釣りの違いがわかりかけてきました。実際、今まで、マコガレイ狙いでの釣りは数えるほどでした。
 しかし、両石等は、置竿には、ぴくりともきませんでしたし、きれよくあわせなければつれないようでした。竿も道糸も敏感で、2号糸に来ているようでした。また、どろのところも多いような気がします。2005年6月25日

重茂での釣りの特徴(初心者向きではありません)

1.養殖棚と深場以外は根掛かりの宝庫
2.潮の流れが速く複雑、お祭りの繰り返し
3.すぐうねりがくるので船酔いする
4.結構天候がよくなく出港中止があります
5.宮古からでも重茂の里漁港までは1時間かかります
6.思わぬ魚が釣れることがある


6以上のことをふまえて船に乗ると、時々いい魚が釣れて幸せな気持ちになります。敷居が高いとこが、重茂での船釣りじゃないかと思います。
 この条件を最初からクリアして、最初からうまい釣りをしたのは、陸中海岸釣り日記の佐々木さんじゅないでしょうか。
 
陸中海岸釣り日記の佐々木さんはただいま釣り東北、5月、6月、7月号で釣りの原稿を書いていますので、そちらをみれば皆さんも船釣りがうまくなるかと思います。


お勧め釣り船

 

宮古の重茂の
釣り船幸漁丸

重茂の船頭さんの幸漁丸の後川さ

 宮古といえば兄弟でやっている幸漁丸です。特にナメタ、ヒガレイ釣りなら幸漁丸が一番釣らせてくれるのではないでしょうか。
 幸漁丸の船頭さんは、沿岸では一番人柄がいいのではないかと思います。これは私の友人みんなが言っています。重茂の他の船の人も後川さんのことをよくいいます。
たとえば、帰りの船が港に着くとき、船が着くところに、岸壁釣りの人が竿を出していると、申し訳ないねと言いながらにこにこと船をつけます。すぐ怒り出す船頭さんもいる中で、こちらまで気分がよくなる船頭さんです。幸漁丸
に乗っているだけでなんとなく和みながら釣りができるのがいいです。昔は幸漁丸は馴染みの人しか乗っていなくてあんまり釣船ででていませんでしたから乗れませんでしたけど、今は兄弟で頑張っているので幸漁丸の後川さんは、いい釣りをさせてもらえます。しかし、重茂は潮が速く、波もすぐ高くなるので、他の地区より乗船できる機会が少ないのが残念です。釣れない時もありますよ。我々は宮古なので、やはり幸漁丸がまず第一です。
 乗船のおりはマナーを守って乗ってください。よろしく
4

宮古漁港 ゆたか丸

宮古から重茂半島と田老方面の船釣りで島上げもします。H18年.8月10日から新造船、ホームページで釣果情報更新しています。予約が多く、今では我々がなかなか乗れないでいます。



3
四十八坂より船越湾の日の出

 

両石湾 光丸

 2回ほどのりました

両石湾 第七隆丸

 6人まで乗船しますが、4〜5人位でくるのが多いです。
朝5時30分出港で12時に納竿としています。
料金は5人までで¥20,000−  6人で¥24,000− としています。
プラス1人¥1,000−生餌の鰯代をいただいています。一応、鰯は毎回余るように多めにもって出港しますので、途中で足りなくなるような心配はありません。
両石湾の漁師達で結成しているフィッシングクラブがありますので、急な予約などでも対応できると思います。(隆丸が一応 会長させてもらっています 加盟船は10艘以上 )
乗船人数も各船大小ありますので、気軽にご相談ください。

果ですが、土曜 日曜共に各船ヒラメ8枚前後 ちょっと少なかったかな(30〜60cm位)
50cmオーバーの真ソイやアイナメもねらいを切り替えて釣れました。
ショッコやイナダがヒラメのポイントにもいるらしく(水深40m位)、一人で8本上げたお客もいました。
ジギングで頑張るなら、一人20〜30匹位は釣れたようです。
毎週出港しますので、釣果もこまめにいれたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします


両石湾  第七隆丸 久保  連絡 090−1558−1180

両石湾勝妙丸

勝妙丸

かもめ

turiヒラメ釣りは、必ず底から10cm以上あげて、あたりがあって初めて底につけるのがベスト
あたりがあったら周りや船頭さんに知らせておくのも必要

 

      「究極の乗せテクはこれだ!」
                                  
岩手 釜石 陸中海岸釣り日記佐々木道典
 ヒラメ釣りはどちらかというと向こう合わせの感が強く、初心者、年齢、性別を問わず、誰でも大物ゲットの可能性を秘めている。又、一発で針がかりすることもあれば、アタリの後、何分待っても本アタリに遭遇できないこともある。ヒラメがエサに飛びついてから、針がかりし、釣り上げるまでは極めてゲーム性のある釣りである。それゆえ誰でもはまりこむ魅力がある。活きエサが騒ぎだし、ガンガンというアタリ、そして竿が一気に絞り込まれるまでの数秒から数十秒のスリルの時間、合わせた後にタモ入れするまでの緊迫感、何とも言えない物がある。
 私の住む三陸海岸一帯では、6月に入るとエサのカタクチイワシの入手が可能となり、夏場に低調となるカレイ釣りを押しのけてヒラメ釣りがこの時期の主流となる。越喜来湾、山田湾、唐丹湾、両石湾と各漁港の釣り船は先を競ってヒラメを追い求める。ヒラメ釣りはいちどはまると欲をそそるのか、1mに達する幻の大物をゲットすべく、足繁く通う釣り人が後をたたない。夏場の大海原で、カレイ釣り感覚で、ヒラメと格闘する自分の姿を想像するだけで、喧噪の毎日の中に、ストレスも吹き飛ばす活力が沸いてくる。写真は昨年、重茂漁港幸漁丸で釣行した際、釣友と釣り上げた大物ヒラメの写真である(友人が68cmで私が58cm)。
ヒラメをゲットするにはそのアタリを確実にとらえ、上手に針がかりさせることであるが、なかなか難しいテクニックである。ここでは、三陸地方のヒラメ釣りに関して、ヒラメの基本的なアワセ方をまず述べ、活性別のアワセ方を考察し、さらにヒラメの乗りを良くするために私的にこだわっている部分を述べてみたい。
基本的なアワセ方
 ヒラメの前アタリ
ヒラメがエサに接近すると、当然活きエサはヒラメに喰われまいと防御反応(急に動き出す)を取る。勿論、急に接近されパクリといかれるものもあるが、動き回るはずである。このわずかな動きを竿先がどのようにとらえるかがまず重要である。知らないうちにエサを取られていることもあるし(オモリを着底させたままの時によくある)、イワシがヒラメの歯で死んでしまっている場合もある。まずアタリをとらえる為には、竿とみち糸でイワシが動いているのを確認できることが必須条件である。当然、竿にあったオモリを使用することが重要である。エサを見つけて接近してきたヒラメに捕食されないよう逃げまどうイワシに、竿先はわずかに震える。逃げ場の少ないイワシは当然、捕獲され食べられます。一般にヒラメはイワシの腹や尻尾に噛みついて、噛み殺してから喰い直すといわれています。
次に、ヒラメがイワシをくわえて、どの状態にあるかは経験と勘に頼るより仕方ないが、経験に基づいて(エサが大きい場合はアタリや周りの釣れ具合からヒラメの大きさを判断し)イメージを膨らませて頃合いをみる。竿先がガンガンと断続的に震えます。ヒラメが違和感を感じると、イワシを口から離してしまうと言われますが、豪快な引きを楽しむ為には、みち糸のある程度の張りが必要です。そして、重量感を感じたり、増したりしたらゆっくり聞き上げ、乗った事を確認し糸をゆっくり巻き上げます。乗っていなければもう一度エサを底に戻して誘をかけます。ただ、強いガツンというアタリは、一発で針がかりしなければ期待薄である。イワシが取られているか、食い気がなく噛み跡を残しておしまいのケースが多い。
 アワセのタイミング
逃げ回るイワシを捕獲するヒラメ。口にくわえて飲み込むまでの動作の中で針がかりしたヒラメのみが釣り人にゲットされる。合わせはアタリの大きさとエサの大きさ、当日のヒラメの喰いや釣れてくるヒラメのサイズから総体的に判断する。もちろん竿が持って行かれるような大きなアタリは即合わせであるが、初アタリの後、平均的には3回目位のアタリが妥当だと思われる。カタクチイワシのアタマまで食い込んだ状態で竿先が持って行かれる(重量感のあるアタリがくる)と推測されるが、それ以前の成り行きで針かかりする可能性もあり一概に言えない。ただ、ヒラメは向こうアワセという観点に立つと、竿先がしぼり込まれた時、持って行かれた時にアワセをかけるという点では、タイミングの取りやすいものとなっていく。
 ラインテンション
イワシは弱りやすいのでテンションをかけずに遊ばすのがいいと言われるが、三陸地方独特のライトタックル使用を考慮すると、アタリを逃さないという状況ではハリスは1m以内でありたい。ヒラメは横の動きに反応すると言われるが、船が横に動いたとき、カタクチイワシが潮の流れに逆らって横に動いた時(テンションを持って)、アタリに遭遇する事がよくある。この状態はヒラメに捕獲されやすい状態にあるのではないだろうか。事実、仕掛け投入時、オモリと落ちていく時や船の横流れの際の仕掛けの張った時にヒラメが来る可能性は大である。ヒラメが喰ってきた時のラインテンションは、底を切って仕掛けを持っているいるので竿先をそっと送る程度でいいと思われる。ドラッグでみち糸を調整するだけで糸を送り出す必要はない。調整はみち糸を手で引っ張ると出る程度が適当。釣り人によってはテンションを保って徐々にヒラメを上に誘導して、上でアワセをかける人、底に誘導して、底でアワセをかける人とさまざまであるが、みち糸は一定のテンションを保つことである。
 竿の動作とスピード
アタリをとらえたらポンピングしないで、竿は上向きに一定の角度をもってゆっくり巻き上げる。リールのドラッグの調整も大切で、竿で吸収できない強い引きも、ラインがすんなり出れば、バレという最悪の危機を乗り越えられる。ヒラメの引きが強い時は、やりとりの途中でドラッグを締める。
活性による状況別のアワセ方
 ヒラメの活性が低い時
待っていてもヒラメのアタリがない時は、エサのイワシをアピールする為、オモリの着底時にアタリが多発する(反射喰い)事を考慮して、竿を少し持ち上げてクラッチをフリーにしてオモリを落とす動作を繰り返すことがある。又、エサのイワシを活きのいいものに変えていく根気も必要である。又、底で喰うのが小物のヒラメで、上で喰うのが大物ヒラメといわれますが、タナの取り方を変えてみるのもいいかも知れない。喰わせを重視し、ベタ底にしてハリスを短くして、底をはうようにして糸を出し、ヒラメにまかせるという人もいる。
 ウネリが高い時
一定のタナを維持する為、ウネリで仕掛けがあまり上下しないように、ベタ底にしてアタリを待つ。又、いつもよりハリスを長めにとりウネリの影響を減らす。ウネリを吸収する為、長めのヒラメ竿を使用したりする。
 ヒラメのサイズが小さい時
チヌ針の号数を3〜4号に落とす。エサのイワシを背がけにしてみる。アタリがあったら即アワセが以外と有効である。資源保護のため、三陸地方は30cm以下は放流するようよびかけているが、私自身は35cm以上のものを基準にしている。
 あくまでも「乗り」という部分を良くするために道具やエサにこだわった部分とは
ベイトであるイワシが、竿と仕掛けによって自然な動きに操られる状態を展開すれば、当然ヒラメも自然な形で捕食できるものと思われる。ハリスは3〜4号のナイロン仕様又は大物に対しても強度的に信頼のおけるフロロカーボン(サンラインのトルネードSV1等)を使用したい。又、乗りだけを考えるとハリスは長めの方がいいのかもしれないし、エサのイワシにダメージを与えないように針も軽いチヌにこだわる必要がある。竿 乗りを考えると、もちろん胴調子の竿が薦められる。ヒラメがエサをくわえた時に感じるテンションを吸収してくれます。又、バラシの心配も少ない。三陸地方のヒラメ釣りは小船で行うこともあるので、竿の長さは3m以内のものがいい。オモリの負荷は15号から35号を状況に応じて選ぶ。このような状況から、2.4mと操作性に優れ、大物狙いの釜石小松湾や重茂半島のトドケ崎沖など潮流の速い深場向きのがま船「三陸ヒラメMH」を私は愛用している。以前、テレビの釣り番組で見たのだが、前アタリから本アタリまでのかけひきに敏感に対応し、ヒラメを乗せた後の竿のしなりが印象的であった。即、購入しがまかつヒラメ釣り(2001年佐須大会)で使用してみた。船のみよしという絶好の釣り座でもあったが、他の競技者にも勝る敏感なアタリを何度となくとらえることができ、釣果の伸び悩んだ船中で数枚のヒラメをゲットできた。それはテレビのイメージどおりの使用感があったと確信する。そして何と、準優勝してしまったのだ。
仕掛け 一般的に孫ばりを使わない1本針(チヌ針の5〜6号)で、エサのイワシが小さい時は細軸チヌ針や背がけにしたりして対応する。エサが大きい時(15cm以上)は孫針も考慮する。エサを泳がせるハリスは1m位は必要で、捨て糸の部分は海底の変化によって調節するが、私は絡んだり、捻れたりしないよう、あまり長くとらない(30cmぐらい)。が、その日の濁りやヒラメの釣れ具合によりタナ取りの調整する。以前、山田湾で釣り人によく使用されている、胴付きの2本針仕掛けで、上のハリスは80cm(死んだイワシ)、下のハリスは30cm(生きたイワシ)ぐらい(間隔は1m)にしてヒラメを狙った事がある。その時、ヒラメは死んだイワシに来たことがあった。やはりタナとりは重要である。仕掛け図1は私が好んで使用するものである。深場や大物狙いでは、ハリスを一ヒロ取る時もある。根の深い所では、セイゴ針のネムリの入ったものが根がかりが少なくていいといわれる。
 エサの付け方&選び方
エサのつけ方はイワシの下顎から上顎に抜く。イワシの口を閉めることで、呼吸できなくなるのではと心配する人もいるが、着底までの間、口が開いていとかえってイワシのダメージが大きくなる。選び方はもちろん活きのいいカタクチイワシで、まめに取り替える必要がある。
 その他
船頭の合図が出たら、他の釣り人を意識せず、すぐ落とす。ヒラメは真っ先に落ちてきたエサに飛びついてくる。取り込みの際は、必ずアタマから一発で入れるようにすること。
おわりに
 三陸のヒラメ釣りについて、思いつくまま述べてみた。三陸のヒラメ釣りは、ライトタックルで大物を釣り上げる可能性を秘めている。前アタリから釣り上げるまでの独特のパワフルな駆け引きは、他の釣りでは楽しめない魅力がある。1日で釣れる枚数の少ないヒラメ釣りは、前アタリをキャッチする回数が多いほど、醍醐味を感じる可能性が大きい。一般的には、ヒラメが噛みついてからしかわからないアタリが、エサのイワシがヒラメとにらみあう緊迫感などの前アタリからキャッチできれば、当然クワセの準備態勢に入れ、ゲットの可能性も回数も増していく。さらにヒラメの乗りをよくするように工夫すれば、この釣りはもっと楽しい物になると思われる。集中力を持続させ、いつくるかわからないターゲットに対してくれぐれも油断なく対処しましょう。

ヒラメ釣りあれこれ

 ヒラメ釣りはとても難しいです。
竿は安くても長い専用竿がおすすめです。カレイ竿でも代用していますが長くないとだめだと思います。重り負荷は20号のナス型で、初心者、もしくは食いしぶりの時は、孫針のついたヒラメ専用仕掛けで、それ以外の時は、飲み込ませる仕掛けで、固定型を使っています。
 船は大きいからあまり揺れませんけれど、重茂の千鶏沖まで足をのばしますので、山田湾などの海とは大違いです。
 要するに重茂の端に行くということは波が高いことが多いです。しかし、重茂沖と違って波はずいぶん穏やかですが、皆さんは酔い止め薬を飲んでいます。軽いのはセンパの錠剤、強力なのは液体です。
 カレイ釣りと違う釣りでボウズ覚悟の釣りです。料金は餌込みで6000円です。各個人小さなバケツが必要です。黒潮丸は5人以上でなければなりません。ヒラメ釣りは、カレイ釣りと違って釣りの領域を広く取りますので人数が少ない方がいいのです。
 、養殖棚でのカレイのかかり釣りでは、お祭り(隣の人と道糸が絡むこと)はあんまりないですが、流し釣りではあります。このとき、相手に迷惑がかかります。
 ところがヒラメ釣りは、ちょっと気をゆるめたたけでお祭りになり、特にヒラメ釣り初心者は、カレイであんまりお祭りをしない人でも最初はします。
 なぜかというと前あたりがあった瞬間、道糸を一度出して、その後、道糸を張りすぎず、ゆるめすぎず本当たりを待ちます。私は慣れるまで4回乗りました。


 川の鮎、海のヒラメといいます。中級の釣りです。

ヒラメ釣りのお祭り

  おまつりはサバのときだけで、皆さん慣れているのでないに等しいくらいです。たぶん、1人か2人、流しすぎるか初心者の人が交じると駄目かもしれませんが、我々が乗るときはさほどお祭りしません。昔、一度、昔は結構釣ったという人が乗った時がひどかったですが、底につけたまま釣る人で全員にお祭りになったことがあります。たぶん、1人か2人そういう人か、知らない人がヒラメ釣りするとそうなると思います。私が教えた人はは、事前の十分なレクチャが聞いているのか、センスがいいのかベテランのいきにきています。お祭りもなく待ちもうまかったです。。ヒラメ釣りにゆく時は、ある程度お祭りは覚悟ですが、慣れていない人が混じった場合は、釣れてくる人が、事前のイメージトレーニングをしておけば、うまくいいます。が、それがない場合は、お祭りをするのは当たり前と考えています。砂地では結構送り込みながら待ちますのでしかたないです。岩場で皆緊張しながら竿を出しているのでお祭りは少なかったです。やはり、みんながヒラメ釣りに集中している人だけならいいですが、たまたまの付き合いで集ると、お祭りはするは、酔ったりして途中で引き上げることになったりする場合があるようです。

 ヒラメのアタリを逃さない
 

仕掛け

 チヌ5号が手頃でいいようです。

竿、リール、道糸


 ライフジャケットは持っているものでOKだと思います。安くてもリールと竿は船用で道糸はPEラインです。竿は最初はかれい用を代用しますが、すぐヒラメ用を揃えるようです。皆さん三陸ではカレイ釣りが多いからです。ただし重り負荷20号〜と30号〜50号に適合した竿がないとだめです。やはり2本あった方がいいです。ナス型20号の重りをつけてましたが、最近は潮切りがいい縦型の集漁表のついたのを使っています。。かれいのかかり釣りは1.8mの竿で流し釣りは2m以上の竿が適合し、ヒラメ釣りは2.4mから3mの竿を使います。
 渓流でイワナ釣りじゃなくて、6月頃の荒瀬のヤマメのあたりを取る感じが必要です。かれいはあたりに素早くあわせますが、ひらめは前あたりに素早く送り込みます。どちらにしても底から20cmでじっと待っている手持ちの釣りです。

釣り場

千鶏沖

 明神崎の定置イケス周り、沖松島川代沖周辺(ここで結構あげました)、千鶏湾全体、姉吉周辺、トドケ崎周辺、トド島近辺(ソイがきます)、船越半島の小根ケ崎周辺(ソイがきます)など。潮通しのいい深場の根周りでは大型、湾内の養殖棚周りでも60cmを越す中型ヒラメ、そして一番は、千鶏沖の大根です。1mくらすのヒラメがいますし、大ナメタもいます。


自己流三陸沿岸海釣り参考資料

磯釣り用具


竿
  • 5.4m、重り負荷25号から35号、カレイ、アイナメ、スイ、タナゴ
    兼用の先調子
リール
  • 5500〜8000番で10号〜12号ラインを巻けるもの

 

仕掛け

  1. カレー、アイナメ兼用わら型中通し重り20号(砂地、堤防)、
    30号(荒磯)
    針→まるせいご針14号、15号、カレー針13号、14号
  2. アイナメ用同付き片テンビンの仕掛けにナス型捨て重り、
         15号(堤防)、
         25号(普通の磯)磯用多量に用意する。
         30号(荒磯)
         針→まるせいご針15、16号
  3. スイ用    →ふかせ釣電気うき仕掛け
  4. タナゴ用→うき仕掛け


トドが崎赤崎

磯釣り用えさ

  1. アイナメ、カレイ用に 青いそめエラコ
  2. スイ、ドンコ用に    サンマ
  3. タナゴ用に       オキアミブロック
船釣り用具

浅場用 (かれい釣り)

  • 竿・・・・15号〜30号の重り負荷の160mmのかれい仕様の先調子

    リール・・浅場用
60m〜120m浅場用
  • 竿・・・・30号〜60号の重り負荷の200mmのかれい仕様の先調子のかれい竿かインターライン竿

重茂

重茂根回り

  • 竿・・・・インターライン40号〜60号の重り負荷の210mmの竿
  • リール・・100m巻ける
  • 重茂沖の根回りでの釣りは、ハリは14号の丸セイゴで銅突き仕掛けがいいのではないかと思った。仕掛けに帆立ミラーと毛針も釣果が上がる。
    とにかく根がかりが多いので仕掛けは多めに持っていく

ひらめ

  • 竿・・・・15号〜25号の重り負荷の270mmの専用竿
         30号〜60号の重り負荷の300mmの専用竿
  • リール・・100m巻けるもの
  • 重りは銀色の集漁表のついた縦型のひらたい重りがきます

私の海釣り

  • 磯釣り 普通はアイナメ、ナメタ釣りには
     針は15号でハリスは5号
     道糸は10号
  • アイナメの時はナス型片天秤仕掛け、アイナメの時は赤色で統一する
    ナメタ狙いの時は中通し俵型仕掛けの緑色でまとめ
  • 大会のときは
    アイナメ専用蛍光針16号、17号を使用し、ナス型銅突き仕掛け、中通し俵型仕掛けの両方を使用する。

三陸沿岸海釣り計画(私の磯釣り

磯釣りは私の場合

10月から1月までの期間が中心です。
 8月

  • 1回ぐらいの音部、閉伊崎、とどヶ崎方面行きます

10月

  • 岸壁での小アジ釣りに始まり、北の方の岸壁、あるいは磯に出かけます。島越、水尻崎

11月

  • 磯釣り本番です。熊之鼻、小本、摂待、真崎、波打ち崎、樫内、宿、潮吹穴、日出島漁港と釣り歩き、初旬に宮古市長杯の釣り大会、第3日曜日に日専連の釣り大会があります。

12月

  • 磯ナメタのシーズン到来です。ここからは、重茂半島磯釣りモードに入り、とにかく正月前に、子持ちナメタを釣ろうと頑張ります。船釣りでもナメタ狙いです。

1月

  • 初旬にやはり重茂での磯釣りです。この頃になると、釣れるかぼうずになるかです。

熊の鼻
熊の鼻ナメタポイント
 

 

Copyright (C) 2002 kogure. All rights reserved.