反省するかめいし

<20,10,97>

聞き上手にならなあかん。

別に今に始まったわけじゃないけれど、従業員に怒るときにはもっとじっくり
聞いてからにしないといけない。

早とちりや自分の記憶違いがあっては偉そうに言った自分が情けなくなるし、
それ以降簡単に怒ったり文句を言えなくなるので、いつも証拠固めがきちんと
できるまでは丁寧に、静かに対応しようと心がけてはいる。(その代わり、
証拠固めができたら、きついでえ。)

日本人相手の場合は、かなりそれができてると思うんだけど、現地従業員の
場合にこらえが利かないことが多い。

一つには言葉の問題。もう一つは多分思考法の違い。

相手は下手な英語を使い、こちらも下手な英語でやり合っている。 丁寧な
言い方ができないのか、丁寧な言い方と片方は思っているが相手はそうは
取らないのか、本当に丁寧に言う気がないのか、わからないが、カチンと
くることがある。(お互い下手なんだから、なるべく真ん中の考え方をするようには
しているが、やはり、切れかかることも多い。)

思考法なのか、英語が下手なのか、多分両方だろうけど、説明が回りくどい。 
何が言いたいねん!? 枝葉末節はええから、結論を先に言え! とまた、
相手の説明をさえぎってしまう。

いけない、いけない。




<19,08,97>

今日も怒ってしまった。

正当な怒りなら、別のところに書けば良いんだけど、怒ったことをあとで反省するような怒り方。

  1. 家族の引っ越し荷物が4月以来未だに引き取れないのは<今週の困った>に書いたけど、
    既に税関を管轄する役所からは規則が変わったのでそれに則って引き渡すようレターが出ている。
     しかし、そのレターがなぜか税関のおばちゃんのところで10日ぐらい止まっていて、一向に進まない。 
    で、間に立っている業者に声を荒げて、「もうええ、俺がGMにレターを書く」とやってしまった。                        
    うまく進められない業者も業者だけど、こいつに怒ってもしゃあない。
  2. 30ページのFAXが海外から送られてきたが、FAXの上の部分に記載される通し番号が01から29
    迄しかなかった。 で、事務所のねえちゃんにどこが抜けてるかチェックするよう指示したら、
    しばらくして「これは表紙を含んで30ページとある。 添付のリストが29ページまでだから、
    これで問題ない。」と言ってきた。 ちょっと待て、リストは02から29迄と番号が打たれてるやろ。 
    と言うことはリスト部分は28ページしかないやろ、と説明してもわかってもらえない。 相手は
    同じ事を繰り返すだけ。
    このあたりから声が大きくなり出した。
    あほにあほというほどのあほはなし。 である。
    それに自分の英語が絶対に誤解を与えないような英語である自信は全くないし。
    常に誤解を前提にものを考えているんだけど、やっぱり声を荒げてしまう。
  1. こうして反省は続く。

                                           





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