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写真中央にある円形の物は補修時に必要不可欠な鏡で、傷がダブッて見えています。傷の外にも電線等が写り込んでいて、種々雑多の中でも綺麗に仕上がる傷の一つです。フランチャイズ本部や、研修所が宣伝用に用意しているマニュアル写真ではありません。実車の際に撮ったものです。下の画像と比較すると傷、衝撃点の大きさが違います。 |
【補修前】 | 全損となる原因へ | 【補修後】 |
衝撃点が初めから大きく欠けている関係上、補修後もかなり残っています。ここ が小さいか大きいかで相当の違いが出ます。傷の形状(石の大小・衝撃の強弱・ 角度等)に因って変わって来ますが、一寸見た目には判らない程度にまで修復致 します。 但し、長期放置に因り傷内部が汚れている、また撥水剤等の成分が入り込んでい る場合、レジンが浸透しても傷に接着しない為、黒い部分が消えず残ってしまう 事が顕著にして現れます。 |
【スターブレーク】 | 【ハーフムーン】 | 【スターブレーク】 |
左側からですが、補修後も傷が著しく見えています。この程度の傷は車内外共に見 えなくなるのが普通です。たまたま再修理を任されましたが、傷伸びが始まってい た為に傷の真下にドリルアウトした穴がお判り頂けると存じます。この後良く確認 するともう1箇所傷伸びがあって処理致しました。都合2つの消えない衝撃点を作 ってしまった事になりますが、傷伸びを防止するにはこの方法しかありません。 真ん中ですが、上半分だけレジンが入り下はそのままです。良く傷伸びが起きなか ったものと感心し、途中で止めてしまう無責任さに驚いています。勿論衝撃点から 道を造り直し、レジンを浸透させました。これではウインドリペアのイメージを悪 くしてしまいます。 右は見る角度により消える所見える所があり、既にレジンが浸透していて再補修は 不可能な傷です。衝撃点にレジンを乗せ平面レベル出しして、最後に研磨する位し かありません。何より最初が肝心です。 |
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