エチオピアといえば,昔アベベ,今ロバさん,と言うのが普通の日本人の知識でしょう
か。
コーヒーの原産地で名前の元。高地。べっぴんさんが多い。コプト派キリスト教まで知
っているのはかなり珍しい方、というのが私の駐在が決まってから友人と話して得た感
触です。
せっかくですから、エチオピアに親近感を持って頂ければと思いますので,これからエ
チオピアの紹介をしていきます。(と言っても、私もそれほど知らないのですが。)
基礎データ:
人口:約5600万人
面積:日本の3倍
雨期:6ー9月
乾期:10ー5月
アジスは
呼んでます。)
言語:公用語はアムハラ語で文字を持ってます。(サブサハラでは唯一らしい)
第二公用語が英語ですが、話せる人はかなり少ない。(3ー4割?)
通貨:
時差:日本とは6時間。(但し、エチオピア時間と言うのがあって、これは
私たちが普通使っている時間より6時間早いので,日本と同じになる。
ビジネスマンは別として、庶民はエチオピア時間で暮らしていることが
多く,ヨーロッパ時間と念を押さないと,待ち合わせの時間がおかしく
なったりする。)
暦:これもヨーロッパカレンダー(普通のもの)とエチオピアンカレンダーが
ある。エチオピアンは西暦の9月11日が1月1日となり、30日の月が
12と残りの5日を1ヶ月として、1年は13ヶ月。(今はエチオピア歴
では,1989年です。)
コプト派キリスト教を信仰しているのが約半数なのですが、キリスト教徒
とはいえ,西洋のものとはちょっと解釈が違うようで,クリスマスは西暦
で言うと1月7日になります。
日本人:商社(三菱商事,三井物産,伊藤忠,兼松,丸紅),大使館,JICA,
NGO,協力隊で、家族も合わせて100人程度です。
駐在員としての生活は今のところ快適です。
アフリカでは,物はないのが当然、お湯は出ないのが当然、エレベーターは
動いてないのが当然、約束の時間に来ないのが当然、と思っていますし。
(実際には物は結構あるし、我が家はお湯は大抵出ますが、エレベーターは
かなりのビルで止まっています。動いていても乗るのはちょっと勇気がいり
ますが。 OFFICEも5月から止まっていて、毎日何度も日本で言う8Fまで
上り下りしています。おかげでやせました。)
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