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◆◇ Q&Aのページ ◇◆

 ご質問は こちら から、お気軽にどうぞ。

− 制度としての中小企業診断士 −
 
Q.中小企業診断士って何ですか?
中小企業指導法という法律に基づいて定められている資格です。都道府県などが行なう公共診断で経営の診断を担当する者として、通商産業大臣が認定し、登録することになっています。登録部門は、工鉱業・商業・情報の3種類があります。
Q.どうすれば中小企業診断士として認定・登録されるのでしょう?
最も多いのは、通商産業大臣が指定した法人((社)中小企業診断協会)が行なう試験に合格し、診断実習に合格するケースです。その他には中小企業大学校の養成課程もありますが、これは主として(中小企業指導担当の)公務員や金融機関職員向けです。
Q.試験はどのように行なわれるのでしょう?
1次試験、2次試験、診断実習に分けて行われます。
1次試験はおおむね7月の最終週か8月の第1週の土日2日間で、部門共通4科目(経営基本管理、販売管理、財務管理、労務管理)と専門4科目(部門によって異なる)が実施されます。科目合格制度はなく、一度に8科目に合格しなければなりません。
2次試験はおおむね10月10日に行なわれ、中小企業施策と中小企業診断実務の事例3件(部門によって異なる)が試験されます。
診断実習はおおむね1月中の連続15日間で行われます。これは5名程度で1班を構成して、実際の企業を診断するのです。
Q.試験の合格率はどのくらいですか?
年度や部門によって多少異なりますが、だいたい1次試験が20%弱、2次試験が20%弱で診断実習はよほどのことがなければ合格のようです。ですから資格取得希望者に対する最終合格率は3%程度です。
Q.一度合格してしまえばいいわけですか?
いいえ。認定の有効期間は5年(平成10年度から。それ以前は3年。)です。再認定を受けるには、毎年2日間の座学研修または実習方式の研修を受けるなどの要件があります。
 
− コンサルタントとしての中小企業診断士 −
 
Q.中小企業診断士は公共診断しかやらないんですか?
いいえ。公共診断を中心に活動している人もいますし、ふつうのコンサルテーションを中心に活動している人もいます。また企業内で自社の経営改善のために活動している人もいます。
Q.いわゆるコンサルタントの人と中小企業診断士とは、どこが違うのでしょう?
上述したように中小企業診断士になるためには、経営全般に渡る広範な知識とコンサルティングのための能力とが求められます。ですから認定された段階で、ある一定レベルの知識と能力とを有することを認められていると考えていいでしょう。また、その知識や能力も陳腐化しないよう、認定の有効期間が設けられ、研修を積まないと再認定されないわけです。
この知識や能力を維持するための厳しい認定制度が、中小企業診断士の特徴といえるでしょう。
Q.中小企業診断士に経営診断してもらうと、どんなメリットがあるのですか?
どんな会社にも『強み』と『弱み』があります。
『強み』はなかなか認識されにくいのが通常です。それは、(1)その会社の日常業務の中で当り前のことだから、(2)他の会社と客観的に比較できないから、というのが主な理由です。
『弱み』はだいたい分かっていることが多いですが、どの程度弱いのかということを客観的に把握している場合は少ないようです。今までは、これでなんとかなってきた・・・というわけです。
経営診断を行なうことで、会社の『強み』と『弱み』とを客観的に把握することができます。さらに『弱み』はどの程度なのか、そのカバーは緊急を要するのか、それとも徐々に改善していけばいいのか、さらにその方法は・・・など、明日の健康に向けて今なにを成すべきかが分かります。
Q.中小企業診断士は経営診断しかしないのですか?
いいえ、そんなことはありません。経営のビジネスパートナーとお考えください。戦略策定、事業計画策定、資金導入、業務効率化、情報システム構築、組織活性化、社員教育・・・など、会社が抱える様々な問題にお手伝いできます。しかし前述したように、会社全体の状況を把握していないと有効な手を打つことができませんから、状況を把握するために経営診断するのです。
Q.中小企業診断士は一人で何でもできるのですか?
経営全体に関するある程度の知識と能力は中小企業診断士なら誰でもありますが、細かい専門的な知識は人によって異なります。しかし(社)中小企業診断協会というネットワークがありますから、自分の専門でないことは適切な知識を持った中小企業診断士をご紹介できます。
Q.どのような契約になるのでしょうか?
おもに2つのタイプがあります。
プロジェクト契約は、特定のプロジェクト(例えば情報システム構築など)に対して期間と稼働時間・業務内容・料金を定める契約形態です。
顧問契約は、日常の経営全般に対してアドバイスを行なうもので、通常は毎月の稼働時間(週1回など)と月額料金とを年間契約する形態です。
いずれの場合でも、ご安心頂けるよう、きちんと契約書を取り交わすことになっています。
Q.中小企業診断士を頼むと、いくらかかるのでしょう?
もっとも関心のあるご質問だと思いますが、諸般の事情でここではご説明できません。
恐れ入りますが、コンタクトのページからお問合わせ頂きたいと思います。
お問合わせは無料です。