■マニアでどうだ!!

田光とTOMがパーソナリティーを務めるラジオ番組「気分はマッスル!!」(茨城・栃木放送/毎週火曜24:30) で7月から始まった人気コーナー「マニアでどうだ!!」。
毎週二人の貴重なコレクションの中から特にレア度の高いレコードをかけて自慢するマニアックなお時間。
ここではそのON AIR曲を紹介しちゃいます。

「すてきなトランスポーテイション / 西慎嗣」
 
(10/22放送) レア度★★★★

伝説のブラスロック・バンド、スペクトラムのギタリスト、西慎嗣(にししんじ)のソロアルバムより。
彼はズボンのベルトのバックルにギターを取り付け、回転させながら弾くという、今思うと信じられないことをやっていたスーパーギタリストなのです。(そう言えばライトあんよ奏法なんてのやってる人もいたな〜。スゴイ時代だ・・・<笑>。)
この曲は当時あのエマニエル坊やが出てたステレオのCMかなんかに使われていたんだけど、 枯れたボーカルが非常にいい雰囲気を出してる佳曲です。 作詞・作曲は桑田佳祐。長い間カセットでしか持っていなかったが、友人が中古レコード屋で見つけてくれた。

「HIDEKI DISCO SPECIAL / 西城秀樹」
 
(10/15放送) レア度★★

御存じ「YOUNG MAN」のB面。君よ抱かれて熱くなれ〜ブーツを脱いで朝食を〜激しい恋〜ブーメランストリート〜ジャガー〜傷だらけのローラ・・・と黄金のヒットパレードがシックの「おしゃれフリーク」にクリソツのディスコ・ビートに乗ってメドレーで聞ける。まあそれよりも俺が好きなのは下の裏ジャケの写真なんだけど(笑)。
白いトレーナーに色褪せたジーンズがいいね。

「この世の果てまで / 小林正樹・宮本悦朗・宮本さくら」
 
(10/8放送) レア度★★★★★

リスナーのポンさんから初のこのコーナー用に送られてきた音源。
両端の二人、見覚えある方もいると思いますが、クールファイブのメンバーです!!
彼等の何とインディーズ盤。曲調はR&Bなのだが唄い回しが何とも演歌っぽくて◎。
番組ディレクターのT氏はこの二人と仲が良いらしく絶叫しておりました(笑)。

「強烈だったわ / 和田アキ子」
 
(10/1放送) レア度★★★★

70年代のアルバム「卒業させてよ」から僕が大好きなナンバー。
これを聞けば何故彼女がジャパニーズR&Bの女王と呼ばれていたのかがよ〜くわかる。スウィング風のバックトラックにソウルフルな唄い回し、タイトル通り強烈な歌詞の内容。「♪強烈だったわ〜アハハ〜ン」てな感じで想像してみて下さい。DJで回す時もよくかけてます。ちなみにジャケ写は亡霊写真ではない(笑)。

「マンハッタン・スクランブル / 野口五郎」
 
(9/24放送) レア度★★★★

一方こちらは五郎のNY録音盤「GORO IN NEWYORK」からのナンバー。何と言ってもメンツが凄い。
デヴット・サンボーンやブレッカー兄弟、ウィリー・ウイークス等、NYの一流ミュージシャンがレコーディングに参加しているのだ。サウンドももちろんファンキーなNYサウンド。そこに観光気分丸出しの五郎のボーカルが絡んで何とも言えないいい感じ。CDで再発されたが田光所有のLPは昭和50年、本人の直筆サイン入り&五郎のNYレポ・ソノシート付というレア物。

「花とみつばち / 郷ひろみ」
  (9/24放送) レア度★★★★

70年代のライブ盤「ひろみオン・ステージ」から。何とオープニングはツェッペリンの移民の歌!!
バックバンドがG,Ba,Org,Dr(アニメーションというバンド名らしい・・・)といったシンプルな4人編成で非常にロックしている。 いたる所に入る「GO! GO! ひろみ〜!!」というファンの歓声がたまりません(笑)。
オマケにジャケットのひろみと後ろに写ってるベーシストの表情も最高!!

「キャント・バイ・ミー・ラブ / 東京ビートルズ」
  (9/17放送) レア度★★★

LMP祭りの出演者ゲスト回にモダンレコードのコウデンカさんが持って来た音源。
ルックスからサウンドまでビートルズの完コピバンド。でも歌詞だけは日本語。それで「東京」なのだろう。
ジャケに書いてある値段が\300というのが時代を感じさせますね〜。
あの大瀧詠一氏の監修によりCDで復刻されているらしいです。

「海南風 (Kai-Nan-Pu) / クリスタル・キング」
  (9/10放送) レア度★★★★★

81年、コカコーラ夏のキャンペーンでプレゼントされていた非売品レコード。 ABBAやビージーズなんかもあったのだが何故か俺が当ったのはクリキン。
このレコードでしか聞けないその楽曲は夏らしい爽やかな曲でハイトーンが冴えるなかなかいい曲である。
ピクチャー・レコードでコカコーラ・グッズ・マニアには涙もののプレミア盤。

「おまえはB-88 / ハウンドドッグ」
 
(9/3放送) レア度★★

ハウンドドッグのセカンドシングル。
唯一アルバムに収められていない(ベスト盤には入ってるかも) 曲なのでおそらくドッグ史上一番知られていないシングルだと思いかけてみました。
日本のJ.ガイルズバンドと言われていた初期のドッグの曲はアホらしくていいね。
「ヘイ・ユウ・ブルース / 左とん平」
 
(8/20放送) レア度★

ミッキー・カーティスのプロデュースでバックトラックがめちゃめちゃカッコいい。
一時期クラブDJ達が血眼になって探していたというが、現在はボーナストラックが追加されCDで再発された。
「人生はすりこぎなんだよ」というフレーズがわけがわからなくてよい。

「ビーバップ・パラダイス / ビーバップ少年少女合唱団」
 
(8/13放送) レア度★★★

はやぶさジョーンズのケーマンのゲスト回に彼が持って来た音源。
ラジオON AIRの為に実家からわざわざ送ってもらったそうだ。
清水宏次郎、仲村トオル、宮崎ますみが学制服で唄っている。
最近、氣志團が本家、清水宏次郎と一緒に唄って話題になったらしい。

「女呼んでブギ / サザンオールスターズ」
 
(8/6放送) レア度★★★★★

サザンがアマチュア時代に出たEast Westというコンテストの実況盤。
相当なサザンファンでもこれを持ってる人は 少ないと思う。
このコンテストで桑田佳祐はベストボーカル賞を受賞。滅茶苦茶だけど確かにスゴイ!!
更にこのアルバムには他にカシオペアのアマチュア時代なんかも収録されている超レア盤。

「バレンタイン・キッス / 国生さゆり」
 
(7/30放送) レア度★★★

DJ-akiのゲスト回に彼が持って来たシングル。しかしON AIRしたのはこの曲ではなく、 初回限定でオマケに付いていた、おにゃんこメンバーのトークが入ったピクチャーソノシート(笑)。
とにかくDJ-akiはおにゃんこクラブの大ファンだったらしく、 いまだにメンバーの名前と会員ナンバーを全て言える。
ちなみにTOMのベースアンプには河井その子のステッカーが今でも貼ってある(笑)。

「Trying To Live My Life Without You / 嘉門雄三&VICTOR WHEELS」
 
(7/23放送) レア度★★★★

桑田佳祐が82年頃、別名で行った渋谷エッグマンでのライブ盤。
この嘉門という名字は後に嘉門達夫に受け継がれたのである。
ビリー・ジョエルやクインシー・ジョーンズなど全曲洋楽のカバー。
この曲の原曲はオーティス・クレイだと思う(違ってたらゴメン)。
限定何千枚かで発売されたが、もちろん今は廃盤なのでほとんど手に入らない貴重盤。

「スターズ・オン23 / BEAT BOYS」
 
(7/16放送) レア度★★★★

アルフィーがメリーアンをヒットさせる前に覆面バンドとして出した吉田拓郎メドレー。
当時ショッキングビートルズというビートルズそっくりのメドレー集が話題になり大ヒットした。
これはさらにそれをパロったシングル。今聞くと坂崎幸之助そのものであるが、アルフィーだと知らずに 買った俺は拓郎本人だと信じていた。拓郎の代表曲がほとんど入っているお得な内容。

「MAIDO / のりお・よしお」
 
(7/9放送) レア度★★★★

80年代の漫才ブームの最中にザ・ぼんちに対抗してのりおよしおが出したシングル。
A面が西川のりお、B面をよしおが唄っている。ツインギターのイントロがキャッチーで結構いい曲なのだが、 ひょうきんベストテンでランクインされてたことがあったようなないような。
往年ののりおのギャグもふんだんに取り入れられている傑作。

「二枚でどうだ! / 宮尾すすむと日本の社長」
 (7/2放送) レア度★

宮尾すすむと言ってもあの宮尾すすむではない。
単にキーボードの人が宮尾という名字だったので付けてしまったいいかげんなバンド名である。
イカ天に出演し、一世を風靡したジャパニーズ・ファンク・バンド。
歌詞の内容は危険日だって二枚重ねなら安心ね・といったアホ丸出しソング。

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