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作ってみようスペシャル
〜レザークラフト入門〜

No.1 〜道具をそろえよう!〜

今回はこれがなっくっちゃ始まらない、「道具」の揃え方を書きます。
(今回は作るお話ではありません、あしからず)
レザークラフトといってもぶっちゃけた話、革を「切って」「貼って」「縫い」「仕上げる」ので
まずはそれぞれの最小限の道具を揃えていけばいいと思います。
で、腕が上がってくると自然と欲が出てくると思いますので、その都度買いたしていけばいいですね。
ここではレザージャケットシリーズに必要な工具を説明します。

切るもの

これは私が使っているものです。
右から、たちカッター、革包丁、普通のカッター(大型)、デザインカッター、はさみ。

革包丁は直線をスパっと切るときに使っています。(フリーハンドでやってます)
たちカッターは革包丁を買う前に使っていました。
大型カッターは主に定規をあてて直線を切るときに使っています。
細かい曲線をカットしたり、くりジャケのボタンの部分などはデザインカッターを使っています。

私はいろいろ使っていますが、最初はごく普通のカッターでいいと思います。
余裕があれば大き目のカッターとデザインカッターがあればいいかと思います。
(細かいところを切るものは、実は私も模索中です。なかなかいい物がないのです...)
革を切っていると思った以上に切れ味が落ちるので、まめに刃を交換しながら使いましょう。
はさみは、はみ出した裏地をカットしたり、いろいろつかっています。
反則なのかもしれませんが、面倒な曲線やちょっとした修正などにもはさみを使っています。

ゴム板ほか

右から、ゴム板(22X15X2)、ゴム板の上に乗っているのが鉄筆、
木槌、菱ギリ(細)、1本菱目打ち(2mm)、4本菱目打ち(2mm)
その下にはステンレスの定規。

出てきました専門工具!
これらはすべてレザークラフト専門店、あるいはハンズ、ユザワヤなどのレザークラフトコーナーで揃います。
(最後に詳しく書きますね)
ゴム板はカッターで革を切るとき、菱目打ちやハトメ抜きなどで穴を明けるときなど、この上で作業します。
鉄筆は革にしるしをつけたり、文字を書いたりするのに使います。
木槌はハトメ抜きなどで穴を明けるときや刻印を打つときに使います。
菱ギリは縫い目の穴を明けるのに使います。
1本、4本菱目打ちも縫い目の穴あけに使います。(木槌で叩いてあけます)
定規は直線を引いたり、カッターを当てて直線に切ったりするときに使っています。

今回レザージャケットを作るには、菱ギリはいらないかもしれませんが、
これからレザークラフトを続けていこうと思ったら必要になってくるかもしれません。
鉄筆は、私は最初の頃つかってなくて、切るところなどは
ダイレクトに革にボールペンで線を書いていました。(^^;

縫い糸、針

これは手縫い用の糸(エスコード)と針です。
糸は特殊加工された麻糸を使っています。私はこれの中細を使っています。
ここには写っていませんが、縫う前にロウ引きといってろうを糸にこすり付けます。
(手縫いワックスといって売っています)
針はクラフト社の手縫い針、丸針・細というやつです。
針の先端が丸くなっています。

へら、ホック打ち、ハトメ抜き

右から、ヘリ磨き(へら付き)、ハトメ抜き(8号、10号)、ホック打ち(中)*二本でセットです
下にある丸い物は、打ち台です。

ヘリ磨きは革を切った切り口(コバ)を磨く道具です。
これは先端の半丸部分(コバ磨き)とへらに分かれます。
私は意外とへらを使うことが多いです。
ハトメ抜きは丸い穴を木槌で叩いて明ける物です。
今回はホックをつける穴を明けるのに使いました。
ホック打ちはホックを取りつけるのに使います。
打ち台はホック打ちを打つときの台です。(表裏両面使います)



これらがレザークラフトをはじめるときに必要になる道具になります。
こうやって見ると結構専用工具が多いですね。
ちなみに切るもの(カッター等)を除いた物の合計はだいたい6000円ぐらいでしょうか。
(クラフト社カタログにて)
これに接着剤(ボンドG17、木工用ボンドなど)、コバ仕上げ材(CNC、コバコートなど)、
ホック(今回は「中」の12mm)、革(最低30cmX30cmは欲しいところ)
を加えるとやっぱり1万円ちょっとになるかと思われます
(革の種類や大きさにもよりますが。)

ちなみに材料の革ですが、オイルレザーかサドルレザーになると思います。(共に牛革)
厚みはだいたい1.5mm〜2mmぐらいのものを使っています。
レザージャケットを作るには気持ち薄めの物を使いましょう。
東急ハンズだとちゃんと四角形に切ってある革がありますが、
それだと30cmX30cmで確か1980円ぐらいだったと思います。
ちゃんと切ってある分すこし高めです。
ある程度の大きさに切ってある不定形の革だと
大体45X40前後の革で、2000〜3000円ぐらいが平均だと思います。

またコバ処理に使うものですがいろいろ種類があるので、悩ましいところですね。
コバコートなどの仕上げ剤などはお手軽でそこそこ綺麗になりますし、
CNCはちょっと手間がかかるかな、蜜蝋はもっと手間がかかる...(アイロンもいるし)
ここらへんは懐具合と根気で考えるということで。(^^;

あとはですね...店員さんにいろいろ聞いてみてください。
(この講座いらないじゃん!)
ハンズでも、ユザワヤでも、後で書くクラフト社でも大変丁寧に教えてもらった記憶があります。
ただし、聞くならなるべく暇なときを狙って...

と、まぁこんなところでしょうか。これで第一回めは終わりです。
第二回は「縫ってみよう」の予定です。

私が「レザークラフト」をやってみようと思ったときに、
最初の一歩で参考になる本やHPがなかなか見つからず
実際にはじめるまでにだいぶ時間がたってしまったことがあったので
このページが少しでもレザークラフトへの「踏ん切り」になれば幸いです。

最後にレザークラフト用品を扱っているところを紹介します。



クラフト社 Tel.03-3393-2222(代表)*通信販売(道具のみ)もやっています。
営業時間9:00〜17:30 (土日祝日休み)

東急ハンズ

ユザワヤ

ここも参考になるかもしれません。
日本皮革手工芸材料協会


ご意見、ご指摘その他もろもろありましたら。
メールあるいはBBSまでよろしくお願いします。m(__)m


2001.09.06作成
2001.09.07ひっそりと修正

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