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今回で我らが「ミンダナオ会」も静岡ホビーショー合同展示会
参加も3回目となった。毎度毎度その膨大な隻数と展示密度で
観客を呆れさせている当会であるが今回も100余隻の艦艇を
並べることができた。
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- 見る人、見る人、
- 「ちっちゃいねえ!」
- 「細かいねえ!」
- と驚き呆れる様は例年どおり。
- 但し今回は株式会社「深山」殿のご協力を得て、
表面に本物の海を印刷したパネルを使用したためか、若い人や子供まで
もが足を止めてくれたのが印象的だった。私の記憶が確かならば、
タミヤの社長さんがお連れになっていたお孫さん
とおぼしき女の子が写真を撮っていってくれたりもしたようである。
- ちなみに今回展示したのは「日本巡洋艦史」と
「海上自衛隊護衛艦史」の二題。
- 前者は今年2月の当会展示会に並べた巡洋艦群の中から
日本のものだけピックアップしてずらりと並べた。
フルスクラッチの明治時代の巡洋艦はマニアをも
びっくりさせていたようだ。
- 意外と質問が集中したのがフェアリー企画の三景艦。
- 「キットはあるのか?、どこで買えるのか?」
- という質問が結構あった。
同社のキットもそんなに悪くはないようだが、
ここは一つ安定供給が可能なメーカーにキット化してもらいたいものである。
- 後者は米軍からの貸与艦から新鋭の「むらさめ」型まで
の護衛艦や潜水艦、機雷戦艦艇などを展示。
昨年製作した横須賀・長浦港のジオラマは年配の方から
子供まで広く注目されていたようだ。
- こちらも古い護衛艦のキットについて質問があったが
残念ながら今は絶版で入手しにくくなっている。
ピットロード社の鈴木社長が何度か当会のブースに
遊びにきてくれたので再販をお願いしたのだが、
もう原型が痛んでしまっているので無理とのことであった。
ただ現用の自衛艦のリリースが一段落したら
古い自衛艦のほうも製品化したいとも語ってくれた。
- とはいえ、自衛艦の次回作輸送艦「おおすみ」は今年中
には出ないだろうとのことで先の長い話である。
まあ、リバモア級は予告されているから「あさかぜ」型
は近いうちにインジェクションで作れそうだけど。
ちなみに「おおすみ」はインジェクションで製品化する
つもりのようである。
- 最後に当会の1999年度テーマ「戦艦」の告知の為に
展示していた唯一の戦艦「ビットリオ・ベネト」がイタリア艦
らしい派手な塗装で目立っていた。この為、来年の静岡で
戦艦を展示するものと誤解されてしまい、
なんだかそうしなければならなくなってしまったようである(^^;)。
- それでは以下に今回の展示の一部を紹介しよう。
- 海上自衛隊護衛艦「わかば」:1/700
(JPEG.14K)
- 荻原氏製作。(フジミ 「松」改造)
- 海上自衛隊機雷敷設艦「そうや」:1/700
(JPEG.18K)
- 土岐氏製作。(シーラインシリーズ)
- イタリア戦艦「ビットリオ・ベネト」:1/700
(JPEG.14K)
- 河崎氏製作。(B-RESINA)