第5回 GF会艦艇模型作品展
第5回 GF会艦艇模型作品展
2年に一度見られるの日本艦艇模型界の最高峰!
- update 1997.07.28 -
畑中省吾氏製作の戦艦「比叡」(IJN BATTLESHIP "HIEI")
大スケールモデルもすごいが1/700モデルもすごい完成度なのである。
---あれが長谷川先生だ!
-
その日はこんな会話で始まった。(ということはそれまで寝ていたってゆうことだ)
- ピットロードの社長氏「今日、GF会の展示会があるんだけど…」
- 私「私もゼヒ見学させてもらおうと思ってまして」
- ピットロードの社長氏「では現地で」
- と、まあこのくらい日本の艦船模型ファンにとっては注目の的である
GF会の展示会であるが、今年は7月19・20日にお茶の水の全電通労働会館で行われた。
- 毎年、大スケールから小スケールまで丹念に作りこまれた秀逸な作品で、
様々な艦船模型の楽しみ方を我々に与えてくれる素晴らしい展示会である。
(こうゆう正統派なサークルにはとても太刀打ちできないので
我がミンダナオ会は数に頼る作戦なのだ!)
- 勿論GF会の構成員の方々も超一流のメンバーばかりで、
艦船模型界の大御所・長谷川藤一氏も函館から来京されていた。
と、いっても私は長谷川先生にお会いしたことがないので、
ニフティサーブ模型フォーラム艦船会議室のHOW HOW 駅員氏に
先生をご紹介いただく。
- 先生の繊細な作品群から私が勝手に想像していたのとは違って、
偉丈夫で豪快そうな、しかも物腰柔らかな紳士でありました。流石、長谷川先生!
- 緊張しまくりの私はやおらモデルアート増刊ウオーターラインスペシャル
の「伊勢・日向」を取り出しサインをせがんでしまいました。
(良い子の皆さんは絶対マネしないように!)
- なんでも、長谷川先生は御病気をされたあと模型を自分で製作される
のは止めていらしゃるとのことで、それは残念であるが、
今も後進の艦船模型ファンにさまざまなルートから暖かい御教示を
与えて下さっているのである。ありがとうございます、長谷川先生!!
---素晴らしき作品群!
-
やはり目をひくのは入口近辺に置かれた大スケールの模型。
1/200の長門、矢矧、翔鶴などは常に人だかりだ。
また会場中央に特別展示された1/100秋月は白い夏作衣を着た水兵が
甲板上で作業しており、目をみはる。奥には製作途上の1/100比叡が
あってこれまた凄い。艦橋構造などとても参考になる。
大部分紙で作られているとの由にまたビックリ。
- 1/500スケールも充実しており、同会鎌倉氏におうかがいしたところ
では皇紀2600年記念観艦式を1/500で再現するように、と長谷川氏に
ハッパかけられているとのことであるが、あの精密さで全艦揃った暁には
それはきっと第一級の歴史史料となるのではなかろうか。
- そしてスケール的にはもっとも親しみやすい1/700であるがこちらも
手の入れ具合が凄い。というかほとんどフルスクラッチに近いほど作りこまれている。
以前、ミンダナオ会の展示会にも来ていただいたことのある畑中氏には
いろいろ御教示いただけた。また前出のHOW HOW 駅員氏もゲスト参加
でフルスクラッチ作品を展示。
- 日本海軍航空母艦「鳳翔」:1/700
(JPEG.15K)
- 畑中氏製作。
- 国鉄青函連絡船「第一青函丸」:1/700
(JPEG.13K)
- HOW HOW 駅員氏(ゲスト参加)製作。
---大盛況なり!!!
-
さすが有名なGF会の展示会だけあって室内はいつも人がいっぱい。
我々ミンダナオ会の人間も結構来ていたし、
遠く岡山からは模型サークル「未完成」からは艦船チームの方々
が出張ってきていた。(夜行バスで駆けつけた、とのこと、流石
未完成さん、バイタリティがある!)
- またニフティ模型フォーラムの方々も多くの方が来ており、
一部の方とはその後居酒屋で交流を深めることになったんであった。
二次会ではピットロードの社長氏も飛入り参加し、とハナシは
つきないのであるがこのへんでオヒラキということで…。
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Made:1997.07.28 / Updated:1997.07.28
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