「あ、(ぶち)切れた」ではありません。
呆れた、です。
こないだ、某国の経済協力関連機関が日本で研修を行いました。
その研修に光栄にも私が勤務する会社に講演の依頼がありました。
エチオピアと商社の関係について何か話せという依頼だったらしく、本社から私に資料の提出依頼がありました。
まあ、本社の業務部の仕事(やれる事)としては当然のことで、これについては別に何とも思っていま
せん。
が、
研修後、私は当然どんな研修を行って、どんな効果があったのか、特に我々の今後の商売に何か役立て
られるようなものはあったのか、の報告が現地にあるものと思っていました。(実際には「業務部」の
やることですから「あるべき」とは思っていても「期待」はしていませんでしたが。)
案の定、待てど暮らせどうんともすんとも言って来ません。
で、こちらから催促してやっと届きました。(もしかすると、彼らも準備をしていたがたまたま遅れた
のかも知れません。また、もともと何も期待はしていなかったので、この時点でも「呆れた」わけでは
ありません。)
届いた報告によると、何やらロールプレイをやったらしい。これはどうでもええ話ですが、そのあとに、
知り合いが機械を買いたいと言っていると話してきた参加者も何人かいたが、購入資金もはっきりしな
いので相手の連絡先も聞かずに適当にあしらった、もし連絡があったら話を聞いてやって欲しい、と言
う趣旨のコメントがあった。
一応アフリカ担当の人間のはずである。
アフリカで始めっから資金が確実な商売の種がそうそうあるんやろうか? 商売ちゅうんは相手がや
ってくるのを待ってればええんやろうか?
入社以来ほとんどをアフリカ担当としてきた私には到底そうは思えない。
こんな人が業務部という本来ならば全社的な方針を考えるはずの部署にいるのは非常に不安である。
(幸いにも我が社の業務部はそんなことをやっていないようだが。)