最近、「社内顧客」という言葉と概念が広がりだした。
ええ事や。
他の会社のことは知らんが、うちの会社のいわゆる管理部門(特に国際業務部と言う名の部署と
総務部)の働き具合には以前から疑問を持っていたから。
俺はアジスアベバの現地従業員にも常々、「会社が我々に給料を払うのは我々のサービスに対してで
ある。 そして、お客さんは我々にサービスの提供をいらした人、期待している人全て。 つまり、
出張所=liaison officeというこの事務所の立場からすれば、エチオピアのお客さんだけがお客さんで
はなく、日本の営業部の人も我々のお客さんであり、秘書であれば、自分がついているこの事務所の
営業マンもお客さんである」と説明してる。(どこまで理解され、実行されているかは非常に疑問では
あるが。)
目を日本の本社に転じれば、営業をして稼いでいない管理部門からすれば、営業部門はお客さんのはず。
ところが、どうも自分が勤めてる会社を見ると、そんな事など考えたこともないんとちゃうか?という
奴らが多い。
こちらから何か送付物を頼んでもうんともすんとも言ってこない総務部。 実際に何度もあったが(と言うよりも、総務部に頼むと毎回そうだが)、こちらの依頼が届いたのか、届いていないのかさえ
わからない。 例えば、送付物を頼んだ場合には、実際にものがこちらに到着してやっと、「あ、
やってくれていたのね」とわかる。
アホ相手に怒るほど暇でもないので、重要なこと以外は怒鳴り込んでいかないが、「ちょっとは働けよな
といつも思う。
国際業務部という、わけの分からない部署も一応 総合商社と言うことであるにはあるが、ここも総務部
に毛が生えた程度の対応で、上に言われたことはせっつかれたようにいろいろ注文してきたり、依頼
してきたりするが、こっちの営業に関係することでものを頼んだときの反応の鈍いこと、鈍いこと。
どこかの商社が人事部を関連会社化して無関係の会社からも業務委託を受けるようにしていたが、うちも
総務部や業務部を独立させてしまえばいい。
そして、堂々と営業部から手数料を取ればいい。
その代わり、営業部にも総務部の業務をやっている他の会社を選択する権利を与える。
そしたら、ちったあお客さん(営業部)の方を向いて仕事をするやろう。