第33回 エリトリアとの紛争4(07,02,99)

紛争に変化があったので、少し。

5日からどうやら戦闘が本格的に再開されたようですが、7日(日)現在、アジスの生活は変わりあ
りません。
いつものようにテニスをやっている日本人もいます。
街の様子も人通り、車の数など普段の日曜日と変わったところはありません。

私自身がエチオピアを少し離れていたこともあるので、詳しく知らない部分もありますが、エチオピ
アにいて知り得た範囲で以下に少し御報告を。

 

2月5日:エチオピア政府が、「エリトリアがAdigratを爆撃した」と非難の声明を出す。
    それに対して、エリトリア政府はデマだ、と反論した模様。

2月6日:未明より国境付近のBADME付近で大規模な戦闘が行われた。(双方が、相手が先に手を出した、    
    と非難しあっている。毎度の話。)
    ETの国内線のうち、北部方面、東部方面行きは運行停止となった模様。 また、国際線はア
    ジスからはナイロビ行きのみで、それ以外の目的地へはナイロビを起点として当面運行する
    と発表したらしい。
    ルフトハンザは6日の便は予定通り(1時間遅れたが)アジスに到着した。

5日の爆撃については、正確な情報はないが、現地の人の「爆発はあったが、飛行機は見ていない」と
の証言もあるらしく、行われていないのではないか?との見方が多いとのことです。

 

 



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