桃岩展望コース


来てよかった礼文島!日本の宝!
  


4日間に亘った利尻・礼文の旅も今日はいよいよ最終日だ。今日の午後は利尻島に戻り、飛行機で那須に戻る予定。早朝、宿のご主人が70cmはあろうかというシャケをとってきた(すぐの海岸で!しかもメスはスジコを取ったら身は捨てるという)。「持って行けや」とのことで、スーさんがさっそく宅急便の手配をしてくれた。フェリーの時間まで、「桃岩展望コース」を歩いて時間をつぶすことにした。


コース・時間

2002年9月12日(木)
香深→桃岩展望台→灯台→ 知床港 → (バス) →香深
2時間程度(だったかな)


メンバー
スーさんと二人



さてさて、この「桃岩展望コース」はどうも野郎二人で歩くようなところではないらしいが、例のご婦人二人組みは稚内に向けて午前中のフェリーで戻るとのこと。再開を約してお別れ。4日間本当にありがとうございました。


香深の町を過ぎ、元地に通じる車道をとぼとぼ歩く。
しばらく車道を登ると桃岩展望台への近道がある。
ここからは山道となる。


桃岩展望台より(クリックで拡大)
右が桃岩


桃岩展望台付近より利尻岳



断崖絶壁


うっそー、日本にこんなところがあったのか!右(西)は真っ青な海に落ち込む断崖絶壁。その上になだらかに広がる草原(初夏には花畑)。左側(東)はキラキラ光る海原に利尻が屹立する。


ずっとこんなかんじ
元地方面を振り返る



このあたりまで来ると、もう頭の中は洗脳状態。決して野郎だけでは行かないように。



我々以外誰もいなかった。強風
元地灯台



どこからでも利尻岳が美しい


知床に下りてバス待ちの30分、ビールを飲みながらボーっと道ばたに座っていた。感動で頭の中がおかしくなっているのだ。
漁村の風景とカモメの鳴き声、漁港の向こうには利尻岳、ほどよい陽だまり。かつて見たことがあるようなモノクロ映画の中にとけ込んだ錯覚をおこした。時も止まった。


4日間、天候に恵まれた。珠玉の旅、ここに終了す。


おわり


利尻礼文シリーズ  → 2日前の利尻岳登山を見る
             → 前日の礼文岳登山を見る


    |単独行へ遊びの記録へ|