奥武蔵・武川岳(天狗岩コース)


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B型一家は普段は忙しい。B型1号のけんすけは少年ラグビー、B型2号のお姉ちゃんは塾通いでなかなか土日に4人全員そろって遊びに行ける日が少なくなってきた。一人いじけるB型4号のRIKIである。
さあてミレニアムGWだ!久々に全員で山に行けるゾ。「人ごみきらい、渋滞きらい」のB型隊は迷わず埼玉の屋根と言われる
「奥武蔵」に行き先を決定。2000年5月3,4,5日と名栗村の「大鳩園キャンプ場」にBC設営、4日にカタクリで有名な武川岳(天狗岩コース)にアタックだ!

<日時>
2000年5月4日(GWだよーん)
<コース&たいむ>
大鳩園キャンプ場 6:15 出発(林道を登る)武川岳登山口 6:40 →(天狗岩コース)→
(前武川岳)→ 9:40 山頂 10:30 (超急坂)→(妻坂峠)→(名栗川源流で水を汲む)
→(山中)→(なが〜い林道歩き)→ 12:30 キャンプ場


BCの「大鳩園キャンプ場」の標高はおよそ350m。一方で武川岳は1051m。登る標高差は700mで小学生にとってはなかなかハードだ。この位の標高差が(通常の)ファミリー山行の一日の限界だろう。逆にこのコースを余裕でこなせばどこの山でも体力的にはOKだ。



大鳩園キャンプ場を出発!!

早朝に起床、まわりのキャンパーに注意しながら用意をする。6:15 キャンプ場を出発、そばの舗装された林道をゆっくり登る。5月は日も長く、すでに暑いくらいの中を4人でペチャクチャ喋りながら進む。30分も歩いてやっと登山道を発見、15分くらいで再び林道、反対側の石垣に登山道は続く。植林のスギ林に朝日が斜めに差し込む中を進むB型一家、なんと4人での登山は昨年の6月の黒斑山以来である。


焚き火で暖をとる小生意気な
B型兄弟
キャンプ場を出発〜つ! やっと見つけた登山口


B型3号のお母さんは久々の山登りで息が上がるのが早い。3分おきに小休止をする。これでいいのだ。ゆっくり登ればいい。スギ林が強い日差しをさえぎってくれ、さわやかな空気だ。

やがてスギ林を抜けると東側の展望が良い尾根道に出る。近くに昨年12月にB型3兄弟で楽勝登山&ゴンブトごっこというオバカをした伊豆ヶ岳の特徴ある山容が見事だ。

この尾根道は石灰岩の岩でデコボコしており、天狗岩が近いことを感じさせる。足を取られないよう慎重に進む。



いよいよ天狗岩だ!!

やがて「天狗岩入口」と書かれた標識のあるところに出る。天狗岩は石灰岩でできた急坂を岩登りするところ、事前の情報では色々なコースがあると教えられていたが何も標識らしきものはない。「おーこれを登るんだ!」とB型兄弟はなんとなくうれしそうである。正面から突撃開始だ。



左:天狗岩入口にて

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