至仏山 2228m
なだらかな山容にダマされるな!の巻


「美しい尾瀬の第一印象を至仏の頂上で得たことは、私の幸福であった。・・
私たちは一時間半も山頂にいて、周囲の山を数えながら倦きることがなかった。」
(深田久弥)


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苦闘の末、百名山ゲットだぜ〜 尾瀬のミズバショウと至仏山


「夏がく〜れば思いだすう〜。。。」で有名な尾瀬。自然が作った奇跡!
尾瀬を代表する山が「燧ヶ岳」と「至仏山」。両山とも百名山!

今回はB型1号のけんすけとまたまた男同士の山行で至仏山に登りました。


 行った日:2000年7月9日(日)ガス気味
 メンバー:RIKI and けんすけ

 
コース:鳩待峠 5:30 → 6:10 山ノ鼻
      7:00 → 10:50 頂上 11:20 →
      12:20 小至仏 → オヤマ沢田代
      13:00 → 14:10 鳩待峠

    


亀足隊長に刺激を受けたRIKIは5月にテント用具一式を購入、「初テントはどこ?私はだれ?」と梅雨の間毎日ナデナデしてしまう始末。そしてついに7月8,9日で尾瀬沼→尾瀬ヶ原散策を決定、周到に準備するも季節外れの「たわけ台風」のせいで計画変更を余儀なくされたのであった。短い時間で計画も二転三転、「そんじゃ至仏山に百名山ゲットにいこうぜ」とB型1号と5月の荒船山に続く男同士の山行をヘラヘラと決定したのであった。


自宅→戸倉→鳩待峠→尾瀬・山ノ鼻


埼玉の自宅を8日10:00頃出発!一路、片品村・戸倉へ。川越あたりからB型1号は助手席で睡眠モードにはいる。9日0:30頃戸倉・並木Pに到着。そのままビバークする。悲しいかな天候は霧雨、明日は晴れるのだろうか?台風一過のピーカンを期待してきたのにい〜。
翌朝4:00に起床。B型1号も元気に起きる。空は??まあまあの天気だ。乗合タクシーで鳩待峠に到着、おお、いよいよ憧れの尾瀬だ!

尾瀬の入口「鳩待峠」
5:30だとまだ人は少ない。
山ノ鼻に向けて出発。 40分ほどで山ノ鼻に到着。
快調快調!


鳩待峠の標高は1590m、至仏山との標高差は約640m。でも鳩待往復じゃせっかく尾瀬に来たのにもったいない、という超ビンボー的考えで山ノ鼻から直登することにする。山ノ鼻の標高は1400m、標高差828m。小三の1号にはつらいかな?まあ武川岳の700m差を余裕でこなしたのだから大丈夫だろう。事前に1号に地図を見せてよーくコースの説明をする。分かろうが分かるまいがこれは大事なこと。子供にも事前にその日の予定を伝えておくべし!



いよいよ登山道へ!

登山口に続く気持ちの良い木道。
至仏山に真っ向から挑むようだ。



山ノ鼻から登山口まではルンルン気分の木道歩き。「くれよんしんちゃん」のテーマソングで快調に進む。気持ち良いなあ。だが我が隊初の尾瀬ヶ原はわずか15分ほどで終了、いよいよ至仏山への登山道に入る。この登山道は「高天ヶ原コース」と呼ばれる。頂上直下の高天ヶ原まで一直線の急登コースだ。頑張れB型1号、4号!

さすがに「下りに使わないほうが良い」と言われる道、急登の連続だ。一気に汗が噴出し喘ぎ出す。おまけに雪解け水が岩を濡らしておりツルツル滑る。さすがのラガーマンのけんすけも苦戦している。当然RIKIはおきまりのゾンビ状態。さっきのルンルン気分から一転、阿鼻叫喚モードだ。ヒエー至仏山って見かけは優しそうだけど、こんなにつらいとは思わなかったよ〜!

登山道入口。
濡れてるよ。
森林限界は非常に低い。
ずっとゴロゴロの「岩道」だよ。
こんなん出ましたけど?


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