白馬・八方尾根トレッキング

PAGE2


いよいよ八方尾根へ
ジャンプ場見学を予定通り首尾良く済ませた我がB型一家はいよいよ八方尾根へ向かう。目的地は八方池、天気が良ければ不帰キレットが大迫力で見られるはずだ。明日の白馬岳登山の足慣らしトレッキングも兼ねている。

相変わらず天候は良くない。霧雨が降ったりやんだり、時々日が差すが不安定な空模様。ゴンドラの駐車場で上だけレインウェアを着てさあ出発。(しかし家族4人で往復8000円強の出費ーリフト2回含むーは痛いなあ)

ゴンドラを降りたところがウサギ平。そこから2回リフトを乗り継ぎスキー場のトップ、八方池山荘に到着。ここから八方池までは標高差約200m、1時間30分。足慣らしのつもりだったが結構つらい登りが続く。しかも小雨まじりの天候は足を重くする。雲が時々切れたときに垣間見える景色はさすがに雄大である。ゆうこバテはじめる。


「地図上の距離はさほどでもないのだが、実際に登ってみると遠くに見える」、ここはそれがぴったり当てはまる。トレッカーの行列がはるかかなたに続いているように見えそれが精神的にダメージを与える。不思議と疲れてしまう。ゆうこは「ええ?あそこまでいくのお?」お母さんは「もうここでいいんじゃない?」と情けないことを言う。バカモン!これでめげていたら明日の白馬・大雪渓など登れないぞ。家族にむち打つRIKI。

左・ケルンにて記念撮影(何ケルンだか忘れた)


やっとこさ八方池に到着。

何回も「あそこが八方池かな?」と騙されつづけた末ようやく到着。雨脚が少し強くなってきた。一瞬だけ雲の合間から不帰沢の大迫力の雪渓が見えたが、すぐにまたガスに隠れる。パンで簡単に昼食を済ませ「さあいくぞ!」と言った瞬間ゆうこが泣き出す。どうやらまた登るのかと思ったらしい。
反省・・・子供にもコースと目的地、計画をよく伝えておくべし。

驚いたことに半そで1枚で凍えている「観光気分」の人が結構いること。ここは2000mを超えている。真夏でも雨が降ると凍えるぞ!


戻る次のページへ