医師「この傷跡なら形成外科的にきれいに縫い直せば今よりは目立たなくなるでしょう。メスで、傷跡を切除し、新たな傷を作って丁寧に縫い合わせるのです。幅が広い場合は、まず幅の半分位を目安に傷跡を一部切り取って縫い合わせ、半年後に残りの傷跡を切り取って縫い合わせるという方法をとることもあります。」

貴方「保険は使えますか。」

医師「基本的には使えますが、ひきつれているならまず大丈夫です。美容目的ならケースバイケースです。」


解説

傷跡は現在の形成外科の技術を用いればかなり綺麗にすることができます。ただ、膝小僧や肘については運動によって皮膚がかなり引っ張られるので、綺麗にすることが難しいこともあります。

傷跡は瘢痕と言います。これがひきつれている(運動するとつっぱる)なら瘢痕拘縮という病名で保険が使えます。ひきつれていない場合、慣習で保険を使うこともありますが、美容目的であれば保険外ということも多いのです。

費用は保険の場合瘢痕拘縮で、自己負担が数万円、保険の効かないものでは1cmあたり2〜4万円でしょう。詳細は行きたいクリニックに問い合わせて下さい。

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