医師「このタイプは、レーザー治療の良い適応です。大抵は1〜2回で取りきれるでしょう。1回で取りきれなくても、必ず最終的には取りきれるので安心して下さい。」

貴方「実際の治療方法を教えて下さい。」

医師「まず、歯医者さんと同じ注射の麻酔を打ちます。その後、表面を削る炭酸ガスレーザーで治療します。ほくろの細胞が深くまであるなら、メラニンを破壊するQスイッチレーザーを追加で照射します。治療後は軟膏を塗り、カットバンや肌色のテープなどを貼ります。1〜2週間でかさぶたが取れて治ります。少しくぼんだようになりますが、大抵はしばらくすると戻ります。」


解説

ほくろを取るレーザーには何種類かあります。最初に炭酸ガスレーザーかノーマルルビーレーザーというものを照射し、表面を削ります。その後必要に応じ、メラニンを破壊するQスイッチレーザー(ルビーやアレキサンドライトレーザー)を照射します。治療時間は数分です。Qスイッチレーザーのないクリニックでは、炭酸ガスレーザーのみで治療をおこないますが、やや取り残しが多いようです。

ただしどんな場合でも、メラニンが深いところにあると一回では取りきれないこともあります。通常診察費のみで2回目以降の治療をすると思います。

費用は大きさによって異なりますが、1 mmあたり5000〜2万円といったところが相場でしょう。

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