インターアライド訪問記
インターアライド社
独占突撃玉砕レポート



- update 1998.09.22 -


新会社の素顔に迫る ことはできたのか??

俗に「蛇の目キチは変」もとい「蛇の道は蛇」というが 私のもとに新たな模型関連企業誕生の情報が寄せられたのは 数ヶ月前のことであった。

そして今回他のメディアに先駆けて・・・かどうかは 知らないけれど、ミンダナオ会ホームページ取材陣が・・・ といっても私一人だけど、単独取材に成功したので レポートしよう。

場所は新横浜北駅の程近く、話題の会社は(株)インターアライド という。案内されて会議室へ入っていくと、 昨年富士スピードウェイで お会いした河野さんがいらしていて 長田社長と新商品の企画を練っている最中で、 机上には1/24レイナード96Dの原型もあった。

闖入者が来たことで企画会議は小休止。私も交えてとめどない 雑談に入ってしまった・・・

「社名のインターアライドについて教えてください。」
長田氏「インターアライドというのは第一次世界大戦当時 連合国をInter-Alliedと形容していたことにちなんで 名付けました。第一次大戦当時は日本も連合国だったんですよね。」

「どのような会社なのですか?」
長田氏「今や模型ファンの皆さんのニーズはかなり多様化していて、 既存の模型メーカーや流通機構では必ずしも満足しきれていないのは いわゆる”ガレージキット”と呼ばれるものが盛んに発表されている ことでもわかります。このガレージキットの中でも優れた製品を 日本中の小売店様などに流通させ、エンドユーザーの方々が 手にし易い環境を提供するのが当社の役割です。 ちなみに当社としての正式な業務は10月1日に開始します。」

「簡単にいうと販社のようなものですか?」
長田氏「それに近いとも言えますが、商品によっては自社内 で生産することも可能なように準備を進めています。」

「商品ラインナップはどうなっていますか?」
長田氏「第一弾の商品としては 「1/24ペンズオイル・ニスモGTR」 を9月末発売の予定で準備しています。これはT社スカイラインGTR のトランスキットでクアトロモデルさんがニスモ全面協力のもと 開発しています。
他に取り扱い予定としては・・・。
モデルエイドさんの 「1/48スカイレーダー用機銃セット」。 これはT社キット用で真鍮引き物です。
LMPさんからは60-70年代の懐かしのレーシングカーを 1/24レジンキットで企画中です。
クラフトSさんからはREチューナーとしては教祖的存在の ”アマさん”の手になるドレスアップパーツを1/24レジンで 再現したアフターパーツ。
SEALS MODELさんからは「陸自90式戦車砲弾セット」。 これは真鍮引き物に90式戦車に関する小冊子がつきます。
それからストリートカスタムパーツさんからも取扱います。」

「艦船関連はどうですか?」
長田氏「是非、手がけたいと思っています。 ここ数年来、司馬遼太郎さんの著作がよく読まれてますよね。 特に「坂の上の雲」あたりがビジネスマンをはじめとして 広く読まれているようで、社会的に「明治の日本」に注目が 集まっているようです。 そこでできたら、日露戦争の頃の日本海軍モノ なんかどうかな、と思っています。」

ムムムッ、最後の発言は意味深だなあ。まあその他雑談の 間に間にまだ書いちゃいけないこと、あるいは書いては ヤバイことなどもあってこのくらいでご勘弁。 同社の製品が店頭に並ぶ日を楽しみに待ちましょう。

株式会社 インターアライド
郵便番号223-0057
横浜市港北区新羽町543番
TEL 045-549-3031 FAX 045-549-3032
*業務開始は平成10年10月1日よりとなります。


「大艦巨砲主義者の部屋」 トップページに戻る

Return to HomePage.


Made:1998.9.22 / Updated:1998.9.22
TOPICS(大艦巨砲主義者の部屋) 質問・問い合わせは、
E-Mail:kurimata@opal.famille.ne.jp