---第2回は東京・浅草で開催!
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去る2000年7月22日、全国の艦船模型ファンによって大阪で開かれた
第1回 艦船模型合同展示会から2年。
「次回は是非、東京で開催してほしい!」との希望に応え、
全国各地の模型サークル、個人モデラーが協力しあって
第2回 艦船模型合同展示会がついに実現。去る7月13,14日、
花のお江戸は浅草、台東区民館にて行われました。
- 当日は大小様々600隻の模型が展示され、終日艦船模型ファン
の皆様が訪れて会場は賑わっておりました。
---北は青森、南は岡山から
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今回の展示会は統一の企画テーマとして、「世界の商船」を
とりあげました。有名な「タイタニック」や「氷川丸」をはじめ、
大型タンカーや内航用貨物船など、普段は見られないような模型も並び、
軍艦とは違った、スタイル・塗装で展示の幅を広げていたと思います。
それでは以下に参加クラブ、個人の紹介をします。
◆未完成チーム
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岡山の老舗サークル「未完成チーム」は艦船模型が盛んで、
遠方からの参加にもかかわらず、写真のような大艦隊で参加でした。
詳細は
「未完成チーム」さんのホームページ
を参照してください。(「未完成チームin展示会」のコーナーです)
◆艦船模型サークル「ミンダナオ会」
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我らが「ミンダナオ会」は「海上自衛隊50周年」をテーマに
古今の海自艦艇を1/700でずらりと展示。また、河崎会員は早くも
ハセガワの新製品
戦艦「日向」(ここをクリック)や
タミヤの新製品
航空巡洋艦「最上」(ここをクリック)
の完成品を展示し注目されていました。
◆和歌山ノン・フライトクラブ
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和歌山から参加の「和歌山ノン・フライトクラブ」さんは
レイテ沖海戦時の
航空母艦「瑞鳳」(ここをクリック)
をジオラマ仕立てで再現した作品などが目を引いていました。
◆フライング・タイガース
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大阪から参加の「フライング・タイガース」さんは流石に
目の付け所が違う!普段注目されることの少ない
イースタンエクスプレス社の艦船キットが素晴らしい完成品となって
展示されていました。特に
灯台船(ここをクリック)
は派手な塗装と機能本意のユニークなスタイルが印象的でした。
◆クレイジーポパイズ
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現役海上保安官の方々の模型サークル「クレイジーポパイズ」さんは
珍しい海上保安庁の巡視船、巡視艇をずらりと展示。
フルスクラッチの技術が冴え渡ります。また企画テーマに
呼応して展示された
大型タンカー(ここをクリック)
は1/700でも本当に巨大で注目を浴びていました。この作品については
モデラーズステーション「白い船」さんのホームページ
でも詳しく紹介されていますので是非ご覧ください。
◆モデラーズステーション「白い船」
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青函連絡船の研究に意欲的な増井氏は各級青函連絡船と
海上保安庁巡視船を展示。その精密な作品と珍しいアイテムで
注目を受けていました。
当日の様子については
モデラーズステーション「白い船」さんのホームページ
でも詳しく紹介されていますので是非ご覧ください。
(「駅ギャラリー」のコーナーです)
◆シーラインシリーズ
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ガレージキットメーカーの「シーラインシリーズ」さんは
スクラッチ作品やジオラマ仕立ての作品を展示。
中でも、
損傷したアーレイバーク級駆逐艦「コール」
を載せた半没水台船「ブルー・マリーン」のジオラマ(ここをクリック)
は実船の補修に携わる原口氏ならではの興味深い作品でした。
◆モデラーズクラブ 'ZERO ONE
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大阪から参加の「モデラーズクラブ 'ZERO ONE」さんは
日本海軍の航空母艦を「鳳翔」から全て展示。
南雲機動部隊で活躍した「赤城」、「飛龍」や
迷彩に身を包んだ大戦末期の雲龍型などが勢揃いしていました。
◆空と海のサークル「波涛の会」
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三重から参加の「空と海のサークル「波涛の会」さんは
精密感あふれる1/200のフルハルモデルを展示。中でも
砲艦「熱海」(ここをクリック)
がそのユニークな艦姿と白い塗装で目立っていました。
◆模型工作隊
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奈良から参加の「模型工作隊」さんは会員それぞれに
個性的な展示を展開。マイナーな小型艦艇の展示や
特撮写真が注目されていました。
「模型工作隊」さんのホームページ
でより詳しくご覧になれます。
◆艦艇模型工廠 ヴァンガード工場
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ネット系の艦船模型ファンの間では有名な「ヴァンガード工場」は
太平洋戦争時の日本海軍艦艇を展示。エッチングパーツなども
駆使した精密な仕上がりが素晴らしい作品でした。
「ヴァンガード工場」さんのホームページ
に詳細な展示会レポートがありますので是非ご覧ください。
(「工場長の独り言」のコーナーです)
◆チームまことちゃん(フォーサイトワークスチーム)
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日露戦争時の日本海軍艦艇や海自支援艦艇などのインジェクションキット、
レジンキット、メタルキットなどを扱っているフォーサイトさんは
自社製品の完成品を中心に展示。日露戦争参加艦艇の模型がこれほど
多く展示されているのも珍しく、新製品の1/700の装甲巡洋艦「出雲」
が注目を浴びていました。
◆ルフトバッフェ
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岡山から参加の「ルフトバッフェ」さんは艦船模型も
盛んなのだそうで、モデルアートのライターとしても
ご活躍の野々上氏の精密に工作された戦艦「ビスマルク」
(モデルアート誌2002年6月号掲載の作品)
が目を引いていました。
◆NAVY YARD
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旧GF会の流れを汲む、「NAVY YARD」さんはリサーチの
行き届いた大スケールの艦船模型を展示。日本海軍艦船ファンを
うならせておりました。故長谷川藤一氏がフルスクラッチで製作された
巡洋艦「ニューオリンズ」(ここをクリック)
も展示され、昔からの艦船模型ファンの熱い視線を浴びておりました。
◆吃水線の会
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愛知から参加の「吃水線の会」は艦船模型ファンには有名な
サークルですね。雑誌などでも紹介されている、精密な作品
が並んでおり注目されていました。
◆ピットロード
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新発売の戦艦「長門」(1931年状態)の完成品が展示され、
屈曲煙突時代のユニークな艦姿が目を引いていました。
◆鶴岡 政之
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モデルアートのライターとして有名な鶴岡氏は1941年開戦時に
真珠湾で攻撃された米海軍艦艇を中心に展示。国内、国外の
レジンキットなどを活用して再現された戦艦群は圧巻でした。
「艦船模型スペシャル No.4」で紹介された
水上機母艦「能登呂」
もその精密な工作・塗装が目を引いていました。
◆末延 卓史
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群馬から参加の末延氏は米海軍の各種ミサイル巡洋艦を
レジンキットやフルスクラッチで揃えました。
珍しいラインナップで異彩を放っていました。
◆松橋 英樹
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青森から参加の松橋氏は八戸の模型サークル「だんぶりの会」
の会員でもあります。ジオラマにした作品3題はそれぞれ情緒豊かな
仕上がりで深い思い入れが伝わってくる作品でした。特に
砕氷艦「大泊」(ここをクリック)
のジオラマは夏にはぴったりの清涼感が漂っていました。
◆松坂 忠光
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ネット系では活発に出没されている松坂氏は航空母艦「大鳳」
の3枚おろしなど、ユニークな作品を展示。企画テーマに
合わせて展示してくださった1/700
客船「出雲丸」(ここをクリック)
(実際には航空母艦「飛鷹」となった)が注目されていました。
◆内山 煕
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横浜から参加された内山氏は「世界の艦船」誌などでも作品を
発表されている方です。1/400の捕鯨調査船「勇新丸」、
フェリー"Norsun"を展示、その精密な出来栄えに驚かされました。
◆佐竹 政夫
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イラストレーターの佐竹氏は「松戸迷才会」の会員でもあります。
客船「橘丸」、キャッチャーボート「利丸」などの精密なフルハルモデル
が見る人の驚きを誘っていましたが、中でもメカニカルな姿を見事に
再現した
南極観測船「宗谷」(ここをクリック)
は感心することしきりでした。
◆荒明 良臣
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牛久から参加された荒明氏は「世界の艦船」誌などでも作品を
発表されている方です。今回は企画テーマに合わせて
1/400の国内外、大小様々な客船を展示してくださいました。
どの船もとても紙から作ったとは思えない美しいラインを表現しており、
中でも
客船「ミケランジェロ」(ここをクリック)
はその特徴的な網目状のファンネルを紙で作られた発想はまさに
脱帽ものでした。
◆久保田 光昭
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webサイト「H.M.Dockyard 滝山北通り」を主催されている久保田氏は
イギリス艦を中心に各社キットの比較やペーパーモデルも交えての
ユニークな展示でした。エアフィックスの1/600
戦艦「ウォースパイト」(ここをクリック)
もここまで手を入れれば素晴らしい作品になる、という目から鱗な思いでした。
◆上野 弘顕
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ワンフェスなどで機能的な貨物船のガレージキットを販売されている
上野さんはパナマ運河を再現したジオラマを展示されました。
今回は上野氏が原型を手がけた貨物船の完成品が
多く展示されていました。
---次回は中京?
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- というわけで展示参加者の皆さんのご協力を得て、
夏のビッグプロジェクトは無事終了しました。幹事サークルの
「未完成チーム」、「フライングタイガース」、「和歌山ノンフライトクラブ」、
そして唯一の在京サークルとして準備に奔走した「ミンダナオ会」会員の皆さん
にはあらためて感謝いたします。
- 第3回の艦船模型合同展示会は「吃水線の会」さんを幹事として
中京地区で開催すべく話しが進んでいるようです。
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Made:2002.08.10 / Updated:2002.08.10
第2回 艦船模型合同展示会 報告(大艦巨砲主義者の部屋) 質問・問い合わせは、
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