第1回 艦船模型合同展示会
第1回 艦船模型合同展示会



艦船模型界に突如起こった大阪夏の陣!
- update 2000.07.26 -



---かくておもろいイベントは大阪で生まれる!!

「今度は是非艦船模型だけで合同展示会をやりましょう」 と「未完成チーム」の道源会長から 昨年のモデリンピック で言われたとき、は話のアヤかと思ったので 「ワハハ、そうですねー。ゼヒやりましょう!」 なんて調子良く相づちうっていたら、 「フライングタイガース」の小林さんから 「もう日取りも決ってるんですわ」とのお言葉。 ちびまるこちゃんみたいに額にサァーっと平行線が何本も 走ってしまった私。 そして、いよいよその2000年7月22日が来てしまったのである。


---東軍、奮戦す?

そして、その日我々は大阪グリーン会館にいた。 会長の不用意な発言の責任をとるために・・・(^^;) 東京のサークルなのに2年連続大阪で展示会に参加してるなんてのは あんまりないよなぁ。

それはともかく、艦船模型合同展示会、通称 「フネリンピック」(!)の共通テーマが「戦艦大和」であったので 我らが「ミンダナオ会」は「日本戦艦史と世界の戦艦」 をテーマに93隻を展示。以下にその一部を紹介しよう。 ちなみに左の写真は澤田会員製作の「東郷平八郎」(120ミリモデル)。 原型も澤田会員の手になるもの。

  • イギリス海軍巡洋艦「サセックス」:1/700 (JPEG.16K)
    河崎会員製作。ピカピカの新製品(ハイモールドシリーズ)

  • 日本海軍戦艦「大和」:1/700 (JPEG.13K)
    清水会員製作。昨年公開された海底の大和を再現(ニチモ)

  • フランス海軍戦艦「ストラスブール」:1/700 (JPEG.16K)
    河崎会員製作。(B-Resina)

  • フランス海軍戦艦「リシュリュー」:1/700 (JPEG.18K)
    荻原会員製作。あのゴージャスキットを新造時に改造(ハイモールドシリーズ)

  • オーストリア・ハンガリー海軍戦艦「ラデッキー」:1/700 (JPEG.20K)
    土岐会員製作。モデルアート9月号にて紹介中(WSW)

  • 英国海軍モニター「アーバンコンビー」:1/700 (JPEG.16K)
    河崎会員製作。(ペットショップ)


  • ---名だたる強豪サークル!

    大阪でやっているのだから当たり前田のクラッカー、 もとい、当たり前だが、関西の有名サークルも多く参加している。

    岡山の「未完成チーム」は艦船班が活発なことで知られており、 今回も百隻を超える多くの船を展示していた。 写真(ココをクリック!) は武田氏製作の米国海軍航空母艦「ミッドウェー」。 アリイの1/800キットを12分割の上ジャンボイングして 1/700にしたというすごい作品。「未完成チーム」の展示内容は ひょっとしたらそのうち遠藤氏のホームページで紹介されるかも。 模型の館へ行く

    また地元大阪で艦船模型で有名なサークルといえば「気狂屋」だが いつもの大型模型とは赴きを変えて小粒ながらも精密に作られた 特設艦船が多く展示されていた。 写真(ココをクリック!) は太田氏製作の運送艦「満州」。艦船模型を始めて2年間でこんなに 素晴らしいフルスクラッチ作品を作られるとは驚くばかりだ。

    「NAVY YARD」からはモデルアート別冊の スーパーイラストレーション戦艦「大和」、重巡洋艦「高雄」などで 有名な岡本氏製作の敷設艦「津軽」、軽巡「多摩」といった大型精密模型 が衆目をひいていた。また、「フライングタイガース」は 戦艦「大和」の沖縄行きの大きなジオラマを展示。「ティルナノーグ」 は航空母艦の歴史をテーマに貞岡氏のマイナー艦のフルスクラッチ作品群や、 モデルグラフィックスで活躍中の加藤氏の作品が素晴らしかった。 「喫水線の会」 もまた同誌で活躍の細田氏の作品など同会ならではの 考証が行き届いた作品が多かった。航空機の模型で有名な 「小松Gクラブ」は電動で昇降する航空母艦「瑞鶴」のリフトや これまた電動で翼を展張する「晴嵐」など動きのある模型で 見学者を楽しませていた。他に「OSAKAプロトタイプ」、「波涛の会」、 「翔バナイカイ」、「ザ・コンパス」、「ルフトバッフェ」、 「和歌山ノン・フライトクラブ」、「WINDS」といったサークル そして個人参加の樋上氏、上田氏がそれぞれ特色ある展示を行っていた。

    その他、ニフティサーブ模型フォーラムなどで 有名な「HOW HOW 駅員」こと増井氏がはるばる東京から飛び入り参加。 海上保安庁巡視船「つがる」(ココをクリック!) など素晴らしいフルスクラッチ作品を展示していた。

    実行委員会の皆さんの尽力のおかげでつつがなく2日間の 展示を終え拍手のうちに閉会を迎えたが、 「第1回」とわざわざ銘打っているように今後も続けていく 意向があるようだ。場所も大阪にこだわらないそうなので 全国の艦船模型ファンを巻き込む大きなイベントに発展する可能性も あり今後の展開が楽しみである。

    最後に実行委員会及び関係者の皆さんに 深く御礼申し上げます。




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    Made:2000.07.26 / Updated:2000.07.26
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