大持・小持・武甲山縦走


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冬の雲取山(深田百名山・東京都最高峰)に一泊で行きたい。
山の素人がそんなことを言い出したら「奥武蔵あたりで足慣らしをしてから」
・・・心配してくれた人から良きアドバイスをいただいた。
「アイゼンを買うときはこういうことに気をつけなさい」
・・・装備について親切丁寧に教えてくれた方もいた。
そんな人たちにきちんと応えるために、今回の縦走は計画された。
「今日もし帰ってこなくても心配するな。山で一泊ビバークできる準備はある。」
家内にそう言い残して秩父に向かった。

<日時>
2000年2月27日(日曜)
<コース&たいむ>
西武秩父7:30 → 8:00表参道妻坂登山口8:00 →8:50妻坂峠9:00 →
10:30大持山10:40 → 11:15小持山12:00 → 12:30シラジクボ12:45 →
13:30武甲山頂14:30 → 17:00浦山口駅


とまあ、いつもと違ってガラにもなくシビアな書き出しとなったわけだが(おおげさとも人は言う)、この時期の山登りはいくらファミリアな奥武蔵であっても緊張感を持って臨むことに越したことはない。山では何が起こるかわからない。今回の目的は、@アイゼンのチェックA寒さに対するウェアのチェックB長いコースにおける体力シェアリングチェック、等である。慎重すぎたのかザックは10kgを超えた。
西武秩父駅に7:30に到着、すぐタクシーを使って武甲山の登山口である表参道に向かう。運転手さんも山が好きとのことで、3月に計画している雲取のこと、今回のコースの面白さ、など話しているうちにあっという間に登山口に到着。


妻坂峠から大持山へ

この峠の名の由来は、 昔とあるサムライの奥さんが夫が鎌倉に行くたびにここまで送りに きたとのこと。
立派な奥さんだ、それにひきかえ・・・と思いながら登り、
 つらさを紛らわした。ちなみに途中で登山道がモノの見事に崩壊 しています!

     
妻坂峠への登り。登り始めは
いつもつらい。崩壊した登山道
妻坂峠から見る武甲山 妻坂峠から大持へ
の登り。雪はこんなもん


大持への登りからの武甲山 大持山山頂。夏は展望なし 登ってきた尾根を振り返る。
向こうは武川岳
大持山からの展望はこちら
(カシミール対比画像)


大持山→雨乞岩→小持山→武甲山

<雪・氷>
どこもたいしたこと無かった。あえて言えば
・妻坂峠→大持・・・急登で雪も付いていたが、雪の上を選べば滑ることはない。よってアイゼン不要だった。
・大持→小持・・・大持と小持の間に雨乞岩ピークがある。このピークからの下りはアイゼンがあった方がよい。
 (RIKIは「距離が短く面倒なので」装着しなかったが、やや恐怖だった)
・小持→シラジクボ・・・アイゼンほぼ不要だったが、その前に恐怖を味わっていたので装着した。
 あいかわらずチグハグなわたし・・・


亀足隊長命名 W岩 雨乞岩への登り。雨乞岩は
大持と小持の間にあるピーク
小持から見た雨乞岩。
北側斜面は雪で風景が全く
異なっていた。
小持山からの武甲山。
だんだん近づいてきたゾ。
武甲山への登りから見た、
大持山・小持山
雨乞岩からの展望はこちら
(カシミール対比画像)


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