苗場山・山頂部




山行記


日程・コース



◆2008年10月12日(日)

◆前夜 車(GTR)で出発 → 秋山郷3合目Pにて車中ビバーク
  P 6:45 → (小赤沢コース) → 8:50 山頂部(坪場) →
  9:45
苗場山山頂 10:40 → 13:30 Pに戻る
  秋山郷・和山温泉(泊)  翌日帰還 
◆累積標高 840m




◆久々におーちゃんと二人で登山である。
  RIKIが大阪で飲んだくれてヘラヘラしている間に、先に東京に戻った彼は、K隊長らとともにかなり百名山の数を伸ばしたらしい。
  RIKIの百名山の踏破数にかなり追いついてきたおーちゃんは、うわさによればRIKIをライバル視してるという。
  なので最近おーちゃんは百名山以外には全く興味を示さない。(たとえば妙義山などには、「百名山だよ」、とウソついたら来そうになったが、
  ばれた途端もう来ないのである)
 


◆10月の3連休、どこに行こうかなあ、と思って、ふと苗場山を思いついた。その名前の由来である山頂部の大湿原・池塘群を見てみたい!
  おーちゃん誘ったら、さすがに百名山、二つ返事で行く、という。
  ルートはあれこれ迷った。和田小屋から神楽ヶ峰経由がメインルートだが、名湯・赤湯にも泊まりたい、秋山郷にも行きたい、山頂部を長く散策したい、、、
  結局、秋山郷までおーちゃんのGTRで飛ばして、そこから往復するルートにした。理由は簡単で、「一番ラクそうだから」である ´▽`
  訪れてみたかった秘境の秋山郷には良い温泉もある。



秋山郷からの小赤沢コース3合目の駐車場。
夜中に着いたので気がつかなかったが、あたりは
見事な紅葉。さすがにこの時期肌寒い。




登りはじめてしばらくは紅葉の中。山頂部の草紅葉の期待が膨らむ♪




◆道はそれなりに登りやすい。順調、順調。上を見上げるとガスの合間に白いものが見える。
  下界ではまだ雪は降ってはいないが、山の上は昨夜の冷え込みで降ったのだろうか?
  草紅葉と雪!! いったいどんな光景が待ち受けているのか?!



◆山頂部に近づくと見事な霧氷が見られた。那須で見て以来の素晴らしい氷の花。
  バックは紅葉の山。これだけでも夜中に車を飛ばしてわざわざ秋山郷に来た甲斐
  がある。

 



いよいよ山頂部



◆9時前には山頂部の湿原地帯に出た。登り始めてから2時間程度である。さすがは最短コース!  ´▽`
  まだ気温が上がってないので、ガスが取れていない。しかし、幻想的な光景がいきなり目に飛び込んできた!
  霜が降りた見事な草紅葉、先の方がガスの中にはかなく消えていく木道、遠景と人の姿は水墨画のようだ。
  ふだんガスはあまり歓迎されるものじゃあないが、これはいい! 思わず「ホーッ」と声が上がる。




 

◆ナナカマドだろうか、氷の中に赤い木の実。
  キラキラと美しい、赤色。




だんだんガスが晴れてきた。
広大な湿原がまざまざと。。






◆なんという光景だろうか!広大な山頂部に広がる草紅葉、霜が降りてキラキラ輝く木々、空を映している池塘は
  まるで神様がアクセントをつけるために配置したかのようで素晴らしい青色だ。
  2000mの高みに大事に育まれた別世界が広がる。。





◆夢の世界をさまよっているかのような錯覚。
  こんな場所があっていいの?何度も足を止め遠くまで眺め、シャッターを押す。
  そしてまた景色に見入る。ずっと見ていておもわずフーッとため息が出る。




感動しながらも歩を進めるとやがて山小屋が見えてきた。




◆最高地点は二つある山小屋のうちの「遊仙閣」の裏手にある。

2009年10月12日9:45 苗場山(2145m)登頂



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