2003 Dec.13 | 播磨アルプス | ハイキング |
低山ながらもさすがアルプス!豪快な岩尾根を行く
百間岩
関西にはアルプスと名が付いている山が多い。今年行った「須磨アルプス」や琵琶湖の近くにある「湖南アルプス」や「金勝アルプス」、そして丹波「多紀アルプス」など低山ながらも険しい岩稜地帯や素晴らしい展望を持つ、RIKIお好みの山域だ。 上の写真は播磨アルプスの「百間岩」。Oh〜アルペンムード満点ではないかい! 今回は電車で姫路近くまで揺られ、アルプスハイキングを楽しんできました。 |
2003年12月13日(土) (交通) 阪急で三宮、JR乗り換え 三宮→曽根駅(山陽本線) バスで鹿嶋神社(1時間に1本程度あるよ) (バス停は国道2号線にあるので注意) (コース) 鹿嶋神社 ⇒ 百間岩 ⇒ 鷹ノ巣山 ⇒ 高御位山 ⇒ 中塚山 ⇒ 鹿嶋神社 (標高差) 500m(累積)くらい。最高峰は304m(高御位山) |
関東だと平野がバカ広いので山が遠く、行く場合は超早起きするパターンが多いが、関西は山が近くその点楽である。本日は姫路の近くまで行くが、寮を出たのは9時前。阪急電車で神戸・三宮に行き、JRに乗り換えて山陽本線の曽根駅に到着は10時頃。そこから登山口の鹿嶋神社まで(近いので)タクシーに乗る。1000円。
鹿嶋神社は観光地?らしく、参道にはお土産物屋さんが並んでいる。10:15登山開始。展望台までちょっと登って、そこからいきなりこの山行のハイライト「百間岩」の登りが始まる。(冒頭の写真)
鹿嶋神社。立派な神社だ。 | 百間岩を登って後ろを振り返る。 |
百間岩はちょっとした岩登り。斜度はクサリが必要ないギリギリくらいのかんじで、途中四つんばいになった方がいいところもあり、なかなか楽しめる。ただ、雨で濡れた時は注意が必要だろう。ストックを持って登っている年配のご婦人が苦労していたので、「ストックは却って危ないですよ〜」と声を掛ける。
登りつめると素晴らしい展望!遠く姫路市内が一望だ。これからたどって行く鷹ノ巣山の双耳峰もグンと迫ってくる。う〜ん、播磨アルプスという名前も伊達じゃないなあ。ナカナカいいジャン!
遠く姫路市が見える。目を凝ら したが、姫路城は確認できず |
これから辿る鷹ノ巣山。カッコいいジャン! 関西の低山は魅力的な山が多いなあ |
最近運動しておらず、足が萎えているのを心配していたが、どうしたことかなぜか好調!百間岩もズンズンと登る。息も切れす、次々と登山者を追い抜いていく。無体力トレッカーRIKIのことをよく知っている方はわかると思うが、これは極めて珍しいのである。普通は「登りはじめからすでにヘロヘロのバテバテ」というパターンが多く、多くのハイカーの心の支えとなっているのに。。。。
てなわけで、稜線をグングン歩いて、鷹ノ巣山にあっという間に到着。振り返るとこれまでの道のりが手に取るようで、ホント気持ちの良い眺めだ。ウン、この山気に入ったゾ!
全般的に岩山で高い木が少ない。 よって展望が素晴らしい。(鷹ノ巣山より) |
鷹ノ巣山で小休止のあと、今度は比較的長めの稜線を本日の最高峰(といっても300mそこそこしかないが)高御位山(たかみくらやま)を目指してズイズイと進む。12:00過ぎ、到着した高御位山頂は南側が切れ落ちており、ここも素晴らしい展望!
高御位山山頂。ここも岩山で アルペンムードが漂う。 |
いや〜眺めがいいなあ!下界のほのぼのとした風景も素晴らしいゾ!平野と所々見える池や集落、トコトコ走る電車、いつしか誰もが感じたことがあるのどかな風景だ。オニギリとお茶がおいしいなあ。天気も最高だ。
こういう光景に心が癒されるなあ。ほのぼのハイキングってかんじ。 |
昼ごはんを食べ、一服してしばらくのんびりしたあと、高御位山を北山方面に下ってみてびっくり。この先はちょっと急な岩の稜線を下るが、結構な斜度である。距離もかなり長い。百間岩以上の斜度なのでクサリやロープが欲しいところだが何にも無い。濡れていると非常に危険。
RIKIは下りがヘタなので慎重に下る。幸い岩は乾いていてフリクションがよく効いてくれたが、そうでなかったら冷や汗ものだ。稜線はぜひとも子供さんたちにも登らせてあげたいので、せめて安全対策上ロープくらいは設置して欲しい。
長く急な岩場が続く。 安全対策がもう少し欲しい |
中塚山より高御位山を振り返る。 |
長い岩場を2箇所ほどこなし、中塚山に登り返す。そこから急な斜面を平野部に下り、本日のハイキングは終了!好調だったが、結構な距離を歩いたのでちょっと疲れた。その身体にムチをうって、のどかな平野部をいくつかあるため池を眺めながら、鹿嶋神社に向かう。
バスの時間まで20分あるので、鹿嶋神社の参道をブラブラ散歩、ここの名物らしい柏餅を買って食べた。1個百円。
そいうわけで、ほのぼのハイキング満喫の良い一日となった。
おわり
| B型単身物語Bへ |