奥武蔵・武川岳(天狗岩コース)


PAGE 3


武川岳登頂!!!

前武川岳からは、いったん明るい新緑の雑木林をなだらかに下り再度最後の急登をゆっくり登ると武川岳山頂に到着だ。RIKIとゆうこが肩を組んで仲良く山頂を踏む。時間は9:40。のんびり登った割にはいいペースだ。もっとゆっくり登っても良かった。

無事登頂。頑張りました。



山頂の展望は北西側の武甲山方面と南側の奥多摩方面のみで、伊豆ヶ岳や二子山方面は見えない。南側の展望の良いところでカップ麺で食事をとる。「景色の良いところで食べるとうまいなあ」とけんすけが叫ぶ。スギ林と新緑のまだら模様の中にところどころピンク色のツツジが彩りを添え奥武蔵の展望を満喫する。


ミツバツツジと武甲山。
山頂にて。
牧歌的情景。近くに蕨山、遠くに棒ノ折山



カタクリ発見!

腹いっぱい食った後、10:30下山開始。妻坂峠に向かう。下山早々にあきらめていたカタクリの花をお母さんが見つける。降りて行く途中でゆうこが「あそこにもある、ここにもある」と、いくつか見つける。鑑賞できてラッキー。妻坂峠への下りは恐ろしいほどの超急降下、「道を付ければいいってもんじゃないよ」などと思いながら慎重に下る。正面には大持山の新緑大パノラマが迫っている。この景色は絶対にカメラでは表現できない。「眼はすごいんだ」とゆうこに言いながら30分ほどでようやく妻坂峠に着く。


峠に到着するなり満を持したように「妻坂峠の名前の由来を知っているか?!昔、とある侍の奥さんがダンナが鎌倉に行くたびにココまで送っていったらしいぞ。(どうだ!)立派な奥さんだろう(誰かと違って)!」とお母さんに言う。「あそう。私も立派だもん。」「・・・・・」。で、その会話はあっという間にそれで終わる。
2月に一人で立ったこの峠に再び家族で来られてホント良かった。お地蔵さんにお参りする。「いつまでもこのあたりの山の自然が守られますように・・」

RIKIにとって2回目の妻坂峠。
家族で来られて良かった。



おつかれさま!キャンプ場に戻る

妻坂峠からは名栗川源流の沢道をどんどん下っていく。途中に源流の水場があり、好奇心旺盛のB型兄弟が水を汲みに登る。口に含む、うまい!20分ほどで山中という地名の林道終点に出る。ここからは長ーい林道歩き。5月の太陽がアスファルトに照り返す。山登り終了モードの身体に林道歩きは堪える。名栗川の渓相が素晴らしい。何とかキャンプ場に戻り本日の山行が終了。おつかれさまでした。


長い林道。キャンプ場を目指す。
名栗川源流。
水を汲む少女と順番を待つ少年。



おまけ)
お風呂に入ろうと、14:00頃有名な「さわらびの湯」に行くが予想通りPは大混雑。
そこでキャンプ場で聞いた「お風呂だけ入れる民宿」に直行、家族で風呂場を独占できるというぜいたくをしてしまいました。


おわり


前のページに戻りたい


    |ファミリー山行へ遊びの記録へ