再チャレ 大岳山(奥多摩



その2


(大岳山荘で宴会はじまる)
残念ながらタッシーさんは翌日「救急講習会」とのことで本日は日帰り。
花粉症の薬を飲んでまで、2号にプレゼントを持ってきて下さったタッシーさん、本当にありがとう!
さて仲間たちが山荘に集うとやることはただひとつ、夕方から宴会の始まりだ。T村宴会部長のご発声に続き、クラッカーがはじけとぶ。ミーちゃんは音が恐くて2階に避難。ビール、ワイン、バーボン、ウイスキーと次々と皆の胃袋に・・・亀足隊持参の「イワシ」の美味なこと!
子供たちも楽しく遊んでいる。2号は人見知りするタイプなので最初はRIKIのそばにいたが、夕食後は子供達どうしのトランプで楽しそうに遊んでいる。なぜかその輪の中にJOさんも・・・。RIKIは少し飲んだだけで睡魔に襲われる。椅子に座ったまましばし寝入ってしまう(のちほど復活)。やがて楽しい時間はあっというまに過ぎ、やがて21:00に。消灯時間だ。


夕食はカレー
うれしそうなサーちゃん、アーちゃん
1日早い誕生会。
ローソクを消す2号(なぜかRIKIも消そうとしている)
子供達はトランプ。JOさんも参加



(夜が明けて、いよいよ山頂に・・・)
翌朝、亀足隊は
御前山に向かわれる計画なので4時起き。6時半には出発される。サーちゃん、今日も頑張ってね!直樹隊員、昨日痛めたヒザ大丈夫かな?ムリしないでね。ピョンちゃん隊は朝食前に山頂往復に出かけるという。ス、スゴイ!ミーちゃん気をつけて楽しんできてね。我が隊はJOさんと一緒に山荘での朝食。あまりにもおいしくてご飯を3杯も食べてしまう(ちなみに2号は2杯)。

朝食後アイゼンつけてカメラだけ持って山頂へ向かう。JOさんは山頂から鋸尾根に向かうためザックを背負って出発だ。山頂までは急登なのでのろまな我々は先に出発させていただく。早朝なので当然道はガチガチに凍っている。途中でピョンちゃん隊を発見、楽しそうに降りて来る。我が隊はふうふう言いながら20分ほどで山頂。やった!
出迎えてくれたのは
今までに見たことも無い純白の富士山!あんなに美しく白く輝いている富士山は初めて見た。あまり間を置かずにJOさんも到着。全然息が切れてない!サスガ。JOさんと二人で山座同定がはじまる。ああでもないこうでもない・・・ふと関東平野を見ると何と東京湾が朝日でオレンジ色に光っている。まるで鏡のようだ。よーく目を凝らして見ると、OH〜千葉大陸が!なんと横浜のランドマークも確認できるゾ!B型ファミリー、大岳山・再チャレ大成功!
ここで鋸に再チャレンジに向かわれるJOさんと握手でお別れ、本当にありがとうございました。


山頂への登り、ガンバレ2号 山頂にて 御前山とその奥に大菩薩嶺


(馬頭刈尾根を下る)
アイゼンを効かせて山荘に戻り、ザックを担いで
馬頭刈尾根に向かう。山荘でピョンちゃん隊とお別れ。アーちゃん、パパとの50回目の山登りは大岳山一番のりだったね。天気も良くて素晴らしい記念になったね。ミーちゃんも初めての山小屋どうだったかな?今回はお子さんの面倒を黙々と手早く行うピョンちゃん隊長の姿に終始感銘を受ける。

さて我がB型隊はというと、昨日と同じように二人でヘラヘラと尾根道を下って行く。馬頭刈尾根は日当たりが良く、凍っている個所は比較的少ないようだ。時折右手に素晴らしく白い富士山を眺めながらのプロムナード。結構小さな登り下りになってくると、アイゼンをつけていることもありだんだん身体がだるくなってくる。やがて富士見台への登りの階段に至っては「だり〜な〜」。富士見台でようやく大岳山の立派な姿を目にする。離れて見ると実に凛々しい名山だ。


富士見台からの大岳山


(Bファミ隊、またもや敵前逃亡)
富士見台を過ぎてからはいくつかのアップダウンが出てくる。アイゼンはまだつけたままだ。岩場では却ってアイゼンでは危ないが、時折凍った個所も出てくるのではずせない。やがて
つづら岩の手前では嫌悪な岩が多い下り道に遭遇。慎重に下って行く。身体も熱くなってくる。だんだん無口になって行く2号、「ムムムちょっとやばい雰囲気・・・」
「今どのへん?」「あとどのくらい?」・・・・ますますヤバイ。地図で説明するとふ〜っとため息をつく2号。つづら岩をほんの少し過ぎた岩場(岩登りゲレンデと思われる)のところで小休止。「お腹へった。ご飯食べよう」と2号、時計を見るとまだ11時前であったが少し早い昼ごはんにする。今日の昼食はα米にカレー。

食べながら考えるRIKI。
このまま馬頭刈尾根を縦走すべきか、エスケープするか・・・・ふと自分が書いた「ファミリー登山の極意」を思い出す、「大人にとっては楽しい稜線歩きも、子供にとっては飽きていることもある・・」。つづら岩からは千足に降りるエスケープルートがあり、今日はもうここから下山することに決定する。決定を告げるとうれしそうな2号。奥の院も大岳山も登ったし、まいいか、と自分も納得する。でも良く頑張ったゾ、ゆうちゃん!


ソーメン滝にて



(きれいな滝が見れてラッキ〜♪)

つづら岩からは
恐ろしいほどの急降下、昨年(2000年)10月の棒ノ折から奥茶屋へ降りた道を思いだす。途中2回ずっこける。どうも下りは不得手だ。やがて綾の滝(ソーメン滝とも言うらしい)、天狗の滝と素晴らしい瀑布を通りすぎて車道に出る。この車道で濡れている個所があり、何気なく歩いていたら思いもかけず凍結しており、今日3回目のずっこけ、2号が大爆笑。千足のバス停では約40分のバス待ち、通りかかった石焼イモ屋さんでヤキイモ買って、のんびりバスを待つB型親子であった。

今回もまた楽しい仲間のおかげで素晴らしい思い出を2号と共有することができました。
みなさん本当にありがとう!

おわり


一緒に行った亀足隊長のHP → コチラ!
一緒に行った
JOさんのHO   → コチラ!
一緒に行った
タッシーさんのHP → コチラ!


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