笠山堂平山(奥武蔵)


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「天に吸わせる巨大な乳房(詩人・尾崎喜八)」と詠われた笠山、天文台ドームのある堂平山、
比企三山の名峰ふたつを登ってきました。

日時:2000年2月11日(金)
メンバー:B型3兄弟(RIKI、ゆうこ、けんすけ)
コース:栗山集落・笠山登山口P(420m)
     →笠山(837m)→笠山西峰
     →七重峠(700m)
     →堂平山(876m)→七重峠
     →(沢沿い道)栗山

 

普通この山を目指す場合、西面の皆谷や
白石から登る
コースがスタンダードだが、
「楽勝コース」大好きのB型一家

「あまのじゃく」的コースを選択。


天に吸わせる巨大な乳房


関東平野から見渡せる山で最も興奮する
のは
この山ではなかろうか?
(私だけかも知れないが)

右がまさに「巨大な乳房」・笠山、と左の
なだらか
な山が堂平山。



写真は2000年1月1日の日の出時のもの。
撮影場所はRIKIのマンション。



楽勝のハズが・・・・・・
コースは「楽勝」を期待して東面の栗山から目指す。マップを見てもらえば分かるが、
ムダなく
周遊コース
がとれて、車で山行するのに都合が良い。人気の山であるにもかかわらず誰一人
会わなかったのはやはりこのコースはマイナーなのだろう。

でもね、結構斜面がきついんだよねえ、ココ。B型3兄弟はヒイコラ言いながらせっせと山頂を
目指す。
RIKIは久々の山行で15分おきに息が上がる始末。


事件発生!!!

斜面のハードさに休憩の回数も多くなってきた。
ここで事件発生!
けんすけのリュックが口を開いたまま坂を転がっていく。
止まれ!と叫ぶのを裏切るかのように尾根からころげ
落ちてしまった。
RIKIは危なくない場所からガケをトラバースして回収
しに行く羽目に・・・中に入っていた防寒着と水筒は無事
だったが、オニギリがさらに下まで落ちてしまった。

けんすけはもうゴハンが食べられなくなったと思い涙を
浮かべている。
大丈夫!お父さんのザックは食い物でいつも満タン
なのだ!今度から気をつけようぜ。
このあと事件が・・・・


山頂にバス停???

1時間30分ほどでやっとこさ山頂に到着。「ふむふむ
ここが乳首か、するとあそこあたりが乳リ○か」などと
考えてしまうお馬鹿なワタシ。
とあるガイドブックで
「山頂にバス停がある」と書かれて
いたが、はてどれだろう?(これかな?というのはあった)



「ネコバスがきますように・・・」山頂の神社でお参りする兄弟
笠山西峰はグッドな展望


笠山の標識があるのは「西峰」である。ここは展望が素晴
らしい。
谷川方面や赤城、武尊も見渡せる。お腹がへった
なあ、でもゴハンは堂平山までガマンガマン。さあ行くぞ。


PAGE2に続く