●ぺるのつれづれ日記(2/8)

「ヒスロス冒険記!」2000/09/10
今回ヒスロスへ突入したパーティは、Kousuke、Tera、Nob、Yuzu、Tyniaの5人。Kousuke、Teraは魔法もこなす剣士。NobはHIDEXフェンサー。Yuzuはお店の主人。そんでもってぺることTyniaは未完成魔法使い。Kousuke、Teraより魔法で劣るというへな猪口な存在だ。
そんな5人がヒスロスへ向かった理由は、ずばりデーモン狩り。富と名声を求めての挑戦である。
もはや定番であるYuzuのお店での野良会合の後、ITEMを準備してすぐにヒスロスへ。ターゲットの居る階層の4Fを目指す。

1Fの敵はほとんど無視して、2Fへ降りるとそこは自分達の位置すら見失うほどの大盛況。つまるところの敵だらけ。これらをかまっていては埒があかないと感じたKousuke一行は敵を無視して突破という作戦に出た。道が分からないものが居る中でこの作戦が良かったかどうかはさておき、3Fの階段前のワープトラップのエリアで作戦変更。ワープトラップまで追い詰められた一行は、敵を全滅させることに。
戦士諸君は一体何体のモンスターを切り捨てたのか分からないほどの時間を要しながらやっとのことで安全を確保。Tyniaは馬に乗り逃げ惑い偶に魔法を失敗させていた(あまり活躍したようには見えない)。ワープトラップはTyniaがテレポートでさっさと突破。階段前で「マークして行こうか?」とパーティに聞くとKousukeから促すようなメッセージ。Tyniaはマークしてトラップエリアに向かうとそのKousukeがNob、Teraと一緒に来るところ。「何の為にマークを…」と思いつつYuzuが来てないことに気がつき「これで無駄にならないね」などと思いながらYuzuの元へ向かう。話しかけると落ちていた…

3Fへ降りるとすぐにやばそうな名前が見えてきた。黒男爵こと、ブラックデーモンである。まわりに青い名前が沢山見えることからどうやら闘っているらしいことが分かった。近づいて行くと飛び交う魔法、飛び散る血飛沫が見えてきた。この喧騒の中静かに佇む幽霊もいる。「一旦撤収かな」と思った矢先。歩みを進める剣士達。そんでもって「やばいやばい」って踏み出したり戻ったり…即断即決を身上とする(本当か?)Tyniaは「どっちじゃ!」とEBを唱える。珍しくでる。でも効かない。がっくし。
そうこうしているうちに、数の力で見事ブラックデーモンを粉砕。「良い話の種になったと」喜びながら先を目指し始める。すぐに先を覗きたいTyniaは勝利の余韻に浸ることなく奥へ進む。きちんとTeraとNobが付いて来ているのを確認しながら進む(もちろん守ってもらう為)。
行き止まりをくらいながらも、当たりっぽい道に差し掛かったその時であった。瞳に赤い大きな翼が映る。そして翼持つ者の従える軍勢。「やば!撤収」と思ったら、その背後にも敵がどっさりと沸いている。挟み撃ちである。Tera&Nobが一瞬こっちに来るのが見えたが元来た道を引き返す。「おいてかないで」と叫ぶ暇もくなく馬を走らせること数十秒。何とか2Fへ滑り込む。
体制を整えると、すぐにTera&Nob&通りがけの人で3Fへ降りる。その後にTyniaが降りる。「回復でもしてやるかぁ」と思いながらも唱えてる魔法はEB。鬱陶しそうで雑魚のガーゴイルに打ちこむこと数発。逃げて行く。「闘いを楽にするほうが先決かな」と判断し他の雑魚にEBを打ちこみMP切れ。そのあとはMPが回復するなり打ちこみを繰り返す。
どれくらいの時間がかかっただろう。いつのまにかみんな降りてきていて戦場は夢の後と化している。「MAP出た」の声で当たりに喜びの表情が生まれ、それまでの殺伐とした雰囲気を振り払った。

4Fへ降りるとホワイトウィルム(以下WW)がその圧倒的な攻撃力でデーモンを追い詰めていた。雑魚に囲まれながらWWは揺らぐことの無い勝利への道のりを歩いていく。しかも「はや!」
このまま「この一行に居座られたら何も出来ないね」と思いながらも、奥へ進むことにした。そこでオークの一行が次ぎから次ぎへと沸いてくる。一通り片付けると、「入り口の方はどうなっているかな」と戻ってみる。すると先ほどの一行は居なくなっている。これでうちらの独壇場である。しかし出ない。「暇!」
Nobが近くに在った箱を空けて罠のLV5毒に犯されながら喜んでいる。すぐに解毒され一命を取りとめた直後、「もう一度やりたい」などと言い出す。仲間達はそんなNobに「An Nox」と唱えてホールド。Nobはそれを見て箱に近づき空ける。もちろん先ほどと同じ毒。ホールド中の魔法をNobにかけるが、ぜんぜん解毒されない。仲間から数度にわたる解毒を受けながらNobは死んでいった。めでたしめでたし。
Tyniaは待機があまりにもつまらないので(デーモンはここで出る!との確信から待機)、ちょいと足を伸ばすことした。そうして歩いて行くとオークとは違う何やらかっこいい名前と赤い翼が…脱兎のごとく逃げさりながら(雑魚にターゲットされて)仲間の居る場所に戻り「デーモン居た」を連呼。Tyniaを付けてきた雑魚は迅速に処理され、パーティはデーモンの居る場所へ。デーモンが居た場所に到着すると、雑魚がどっさりと遣ってきてパーティの行く手を阻む。
2Fよりひどい混戦でしかもデーモンが連続して出るなど、大変な状態になりながらも何とか勝利を得た。ただTyniaには追っ手にはなったEBがTeraに命中したのだけが心残りとなった。しかもすれ違いざまTeraに切られた(モンスターより痛かったことだけは明記しておこう)。
4Fの椅子とテーブルのある部屋に入るとNobが馬から下り、椅子に座りだし写真撮ろうと言い出した。言い出したその時である!モンスター一行がその部屋に沸いたのである。もちろん敵の一個部隊ごときKousuke一行には赤子の手をひねるようなものである。戦闘が終了するとそこには…死体が一つ多い。しかもシンプルな色使い。Nobの愛馬soesoeに似たような…いやよく似ている…いや絶対soesoeであった…Teraにより解体され火葬されました。めでたしめでたし。
部屋から出るとまた敵の軍勢がやってくる。もちろんオーク一個部隊。前から数体来ている部隊を見てこれは「出る幕無いね」と思ったその時であった。Tyniaの周りに一個部隊が沸いたのは。「あまいまだターゲットされて居ない!」そう思いながら、馬から下りた(馬Hideという技)。直後、姿を隠す魔法にすれば良かったと思った…馬が歩き出したのである。そう言えば[ALL STAY]にしてなかった。馬はふらりと歩き出すと「俺も遣るぜ俺も遣るぜ!」と行ってオークに蹴りかかって行った。もちろん馬の援護射撃を行いまくり何とかNobの二の舞は避けることが出来た。静かになった後、馬に跨りその顔を覗きこむと「どうだ遣ったろ遣ったろ。餌くれ餌」といっているような気がした。


※事実とは異なる場所も多々ありますが、冒険中混乱気味だったのでお許しを^^

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