2004年3月25日

ファミリーレストランって

朝早い移動の時間調整に、早朝のファミレスに入ることが多い、最近。

 誰にもじゃまされない冷めた空間。ある時は心地よく、ある時は空しさを感じる場所だ。今ではあたりまえのファミレス・・・僕委が子供の頃は不二家しか記憶がなかった。ごく、たまに両親に連れて行ってもらうレストラン。ハンバーグがうれしくてどきどきしたっけ。お行儀よくしないとだめだとよく怒られていたけどはしゃいでいた事をうっすらと記憶している。

 僕にとって手軽に打ち合わせをしたり食事をする場所になってしまったファミリーレストラン。僕のファミレスに求めるのは時間を気兼ねなく過ごせる空間。コーヒー、トイレ、出来ればコンセントと無線LAN(これが、なかなかないのよ)、そんな程度で料理に対する希望はとっくの昔に捨ててしまった。

いまや、ファミレスは北海道から九州まで同じようなチェーン店が展開している。

 よく、出張の多い僕を見ていいねと言う人もいるけど、僕なんか日帰り出張が多いので朝飯は空港で食べるローソンのおにぎり、昼はファミレス、夜は時間がなくて空港の蕎麦やラーメンという情けない食生活を送ることになる。 朝は4時に起きて帰りは深夜バスが終わっている時間になってしまう・・・どこがいいの?こんな生活?
会社に入った頃は元気もあったので飛行機さえ乗れれば文句を言わなかったんだけど、最近からだが文句言うようになってきた。ちょっと前なら離陸して上昇して水平飛行にはいるまではなにひとつ見逃さないぞって目を皿にして機外を探索していたのが、いまでは席に座ると目を閉じて、タキシングに入る前に眠りに落ちてしまう。気が付くととっくに水平飛行で、コーヒーのサービスも終わっていることもままある。

話が少しそれたが、その便利なファミレス、全国どこでも手軽に安価に長居できるのはいいんだけど、土地の食べ物を食べないで帰ってくると、なんだかなあって思う。

 そうゆうわけでせめて休日ぐらい行きたくない場所の一つなんだが、家族は喜ぶのよね、ファミレス。ファミレスが脱日常になるという。そうか、そうだよね。僕だって家族の喜ぶ顔を見るのは本望だ。そんなこんなでファミレスで子供の面倒をみながら休みの混んでいるファミレスにいる私を見つけても、「あいつ嫌いだって言ってたのに来てるぞ」なんて思っても温かい目でそっとしておいてください(笑)