palmとH”の接続大作戦!
2001年1月27日

palmで「ICカード式公衆電話」でネット接続を出来ることがわかり、にこにこ顔で秋田に出張に行ったのですが、なんと秋田駅にはその「ICカード式公衆電話」が一台もないんです!

なにいいい!他で出来ないのならあきらめもつくけど、もう出来ることが当たり前になってしまった私にはものすごくショックでした。

そこで、もうモデムは自前で用意するしかない!そう心に誓ったんです。

いま私のpalmのm100でネットに繋げる方法としては
(1)「ICカード式公衆電話」で赤外線ポート経由で接続
(2)携帯電話+モデムケーブル
(3)PHS(H”)+モデムケーブル
(4)携帯電話+赤外線アダプター
(5)赤外線ポート付き携帯電話(Docomo ノキア製502)

以上が私なりに調べた方法です。
しかし携帯電話を使って接続する場合の通話料や接続ケーブルは割高でいまいち踏み切れませんでした・・・しかし(3)の方法は通話料も安い上にモデムケーブルも比較的安価!開業当時から愛用していたDocomoのPHSを解約してDDIに変更!これに決めた!っと思うとさらに障害が・・・

H”と接続出来るケーブルKX-HA10 本体標準価格 6,300円(税別 ) のpalm対応機種がIBM WorkPad c3(8602-40J、8602-50J)、Palm Vxに限定されるんです・・・コネクター形状が違う・・・

しかし、ネットの世界捨てる神あれば救う神あります。このケーブルを改造して他の機種でも使える事を紹介しているページを発見!「手のひら通信館」さん!これで心は決まりました!!

まず用意するのはH”とpalmを接続する松下のKX-HA10ケーブル、私は通販で購入。5000円を切りました。

それからm100用のコネクターが付いている条件で探すと付属のsyncケーブルをつぶす覚悟も必要です。

私の場合会社に専用のクレードルを置いていますので自宅のやつはつぶすことにしました

まず最初にKX-HA10ケーブルのpalm側を分解・・・細いマイナスドライバーでコネクターをこじるとあら不思議、基板がこんにちはします。
次にm100付属のsyncケーブルの裏面のT5ネジを外し分解すると、これ又不思議に基板がこんにちはします。

これがm100付属ケーブルのpalm側を分解した写真。

コードと接点をテスターで確認してどの色が何番に入っているかをメモしておきます。

今度はKX-HA10のpalm側のコネクターの図。

同様に接点とケーブルの関係をメモします。

メモを参考にKX-HA10ケーブルにm100用のコネクターを半田付けして移設した状態。

後ろに見えているメモがケーブルとコネクターの番号をメモしたものです

しかし、相互のケーブルの太さが違うため(KX-HA10が太い)そのままではコネクターが付きません。

そこでm100用のコネクターケースをケーブルの入る太さを丸棒ヤスリで広げて調節します。

元に戻して、早速テスト!

今回は一発で接続できました!特別ドライバーをインストールしなくても動作するところがPalmの偉いところです!!

これでICカード式公衆電話を探さなくてもいつでもネット接続が可能な環境が安価に入手できました!!!!

通信速度も32kで充分です大満足!!

ケーブルの仕上がりも、まるで市販のように美しく出来ました!

みなさん自己責任でチャレンジしてみてはいかがでしょうか??

ご意見・ご感想があれば掲示板に何か書いて下されば嬉しいです。

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