動かない・・・自作DOSVマシン(その2 感動の完動編)

2001年1月7日

苦労に苦労したDOSVマシン・・・結末は簡単に訪れました・・・・

結論から言えばメモリーが対応していない物のようでした。

貰い物で集めた「わらしべマシン1号」、メモリーもまた出所の解らない東芝製の168pinのSDRAMでした。スペックも何にもなく私が勝手にSDRAMと信じ込んでいただけなんですが・・・

しかし起動画面のBIOSチェックでしっかり64MBを認識していたので問題ないとトラブルが起きている当初から全く疑っていませんでした。しかし布団の中で冷静にトラブルの状況を考えていたときに、

・インストールのほとんど一番始めの画面でフリーズする
・症状が一定しない
・マザーボードもCPUも少し前まで問題なく前のユーザーのAさんの環境で動いていたし、BIOSは最新の物に近く、もういじり尽くしたこと。
・HDを交換しても症状は同じ
・内部クロックを66MHz以上で動作させるときは60ns以上の高速のRAMを使わなければいけないとマニュアルに記載されていること

以上から考えるとメモリーが最後になって疑わしいのではないかと考えだし、物は試しと先日iMac用に購入したDOSV用のSDRAM 168pin ノンパリティ CL=2の128MBをiMacからさっくり外してきて「わらしべマシン1号」に差して起動したところ・・・

あっさりと・・・実にあっさりと・・・何事も無いかのように起動してインストール画面が進むではないですか! 

正月を返上してマザーボードのHP、自作DOSVのページを何度も調べた事・・・くじけて新しいマザーボードとCPUを買いに行って売場で悩みに悩んで買えずに帰ってきたこと・・・走馬燈のように脳裏に流れている間にwindowsのセットアップが完了しました。うまくいくときはこんな物です・・・

しかし、いろいろな方にアドバイスを頂きながらなんとか一人で組めたことは下記のように多くの収穫がありました。

・「BIOSってなに?」って思いながら会社で使っていたのですが英語版のマニュアルを穴が開くほどながめたり調べたりしたのでほぼ理解することが出来た事。
・すぐに投げ出したりお金で解決に走ることなくやり遂げられた喜び(毎週、週間アスキーのトホホの話を読んでいるのが反面教師になって非常に参考になった)
・皆様の暖かいご声援アドバイスを頂けたこと
・マックだろうがDOSVだろうがプラットホームに関係なく一日張り付いていると家族のヒンシュクは同じように買うことが解ったこと(笑)

その後、さくさくっとLAN接続でダイアルアップルーターに繋げようと思ったのですが新たな障害がさらに発生!

「付属のドライバーをイントールしてもPCIスロットに差すインサーネットアダプターが動かない」・・・

これで終わりと思っていた私に容赦なく次々難題がかかってっくる・・・やはり普段からmac信者の私がwindowsの悪口ばっかりいっているのがたたりになっているようです・・・これからは仲良くならなきゃねなんて弱音を吐きながら直していると・・・結論はPCIカードがしっかりささっていなかった・・・書くと簡単ですが事実はそうです。でもPCIスロットにカードを差すのはこれが始めてではないですしきちっと差さないと動作しないことは当然知っています・・・でもこれ以上差せないところまで力いっぱい差してるんですが、奥まで差せていない事が解りました。

仕方がないので基板に付いている金属のパネルを外してみましたがどうも基板がコネクターよりも少し大きく奥まで入らないようです・・・そこで取り出したのは小型平ヤスリ・・・躊躇無くインサカードの基板の差込のところを削ります(笑)・・・
いくら1000円の安いカードでもまさかヤスリまで出動するとは思いませでした。今度は奥までスムーズに入りプラグ&プレイで認識し無事ネットにも繋がり第一目標であるWINDOWSでネット環境に繋げる構想は完了しました!

最後に
何度もくじけそうになったのにやり遂げられたのは、ご協力いただいたりアドバイスをいただいた皆様に感謝いたします。特にパーツの提供をしていただいた荒井さん、石川君には本当に有り難うを言わせていただきます。

その後焦げたスピーカーコードを買いにDOSVパーツ屋さんに行ったところ拡張カード類のバルク品が安い安い!新たな誘惑が襲ってきますがさっさと帰ってきました。いまでは本家からダウンロードしたNetscape Comunicator4.7が快適に動いています。

 

ご意見・ご感想があれば掲示板に何か書いて下されば嬉しいです。