めぐみのランドセル
2000年2月11日

 今日、4月から小学校に入学する、めぐみのランドセルを買いに行った。早いもので、ついこの間赤ん坊だったのに最近ではいっちょまえな口をきくまでに成長した。本当にあっと言う間に大きくなってしまった感じだ・・・僕の頭のてっぺんが涼しくなってきたのも致し方ないことなんだと変な納得の仕方をしたりする。

 買ってきたランドセルを背負い、嬉しそうに笑っている笑顔が親として何事にも変えられない幸せである。まわりのリクエストに応えてランドセルを背負ったままくるっと一回りしためぐみの笑顔は印画紙には残らなかったが、僕の心のクリップボードに貼り付いて一生消えないだろう。

 最近のランドセルは肩のベルトの付け根が可動式になったり、背中のクッションの通気が考慮されたり、材質の進歩で非常に軽量だったりよく考えてあるものだ。僕の時代でも6年生までランドセルで通す子どもは少数派だったから(ちなみに僕は6年間背負い続けた)めぐみもすぐに使わなくなるかも知れない。でもランドセルを背負ってる間ぐらいは甘えて来るんだろうなと、密かに期待している僕がいる。


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