出張先にノートパソコンを持歩いている人が実際にはどのくらいいるのか判らないが、私も時としてB5版のサブノートを携帯している。もっとも会社にいるときもメーンマシンとして使っているので常に使用しているのが正解といえるのだが
出先でパソコンを使うのに一番困るのが電源確保だ。特に外付けバッテリーを持たない私のマシンは普通に使って1時間そこそこで音を上げてしまう根性無しなので、出先にACアダプターを携帯するのが当り前になってしまっている。(これがかさばるんだよなあ)
そんな中で駅や空港のような公共の施設でのコンセント確保が難しい。気が付くと壁際に目線を走らせている自分に気づく。あまりかっこいいことではない。
聞くところによるとアメリカでは空港にモバイルブースなるものが存在しコンセントはおろか電話線まで開放されている設備も出始めたらしい。さらに国際線のビジネスクラスには電源プラグも有る便もあるそうな。
移動時間までパソコンで仕事をしなければいけないのがいけないのか、インフラの遅れを攻めればいいのかは個人の価値観によるところが大きいのだが、有っても使わなければいいのだから、このあたり何とか考えて欲しい物だが提供する側としては、容量制限や不注意によるショートなど難しい問題も有るんでしょうねえ・・・
でもパソコンのハードの進化と共に便利な新機能(HD録画ビデオ、携帯テレビ電話、ゲーム、DVDによる映画鑑賞、電子書物の閲覧、無線LANによるネットサーフィン及びe-MAILの送受信など)が手軽に持歩ける日はそう遠くないと私は予想しているのでその必要性は増えていくでしょう。
最近は電池の性能も上がってきたので10時間持つと、鳴物入りで搭乗したappleのibook等の存在も気になるところだが、時間を気にせず使える環境には代え難い。せめてPHS端末のように100時間ぐらい無充電で使えればいいんだけど・・・
ちなみにこの文章は福岡空港の有料待合室(1000円/2時間)で書いている。この中にビジネスルームがあり電源、机、FAX、パソコン等が設置されている。しかし、人気がないようで、ラウンジでたばこを吸ったりビールを飲んで過しているミドルエイジの方々ばかりでビジネスルームは私の貸切りである。
参考データ
会社で使用しているマシン 富士通FMV-BIVLO NC-13D B5サイズ、重量1kg
Pentium 133MHz 表示能力640x480ドット
電池持続時間 約1時間(実測値)