The Independence Notepad for May 8, 1998

 この写真は日没のように見えますが、日の出です。太陽は6時に顔を出し、今日も蒸し暑くしていきます。

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 ハイラインとは船と船の間をワイヤーで渡し人員や物資を受け渡すものだ。掌帆長が言うには非常時のみに行う行為だ。今日はダミー人形の「オスカー君」をかごに座らせ船の間を行き来する訓練を行った。

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 Indyにはかごを行き来させるためのワイヤーを巻き取る装置が2つ装備されている。

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 私はボランティアとしてかごに乗ることを申し出たのだが、実際に行き来したのは「オスカー君」だけであった。

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 夜遅くにChaplain's の部屋で結婚相談の抗議が行われた。

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 午後には写真を撮るためにフライトデッキに上がった。Carthage, TX出身の飛行士Tumlinson(下写真)はEA-6Bの機長だ。近くでのエンジン音がすごいので筆談しているところを収めた写真だ。

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機体に乗る準備が整っているのはSan Diego, CA出身のLt. Noel Dahlke ()と Sheboygan, WI出身のLt. Larry Keil だ

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 夕暮れが訪れIndyは静かに進んでいく。我々は、夜半はGeneral Quartersとし、今の時間は静かにすべるように動いていた。月は満月で遮る雲は見えない。気温はまだ高く、霧が少し出てきて海面を隠している。ハンガーに降りると甲板作業員が機体にとりついて作業をしている。いまでは発艦する機体はなく静かで星を見上げるには最高の夜だ。

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 今朝は USS Bunker Hill がハイラインの訓練のためにIndyの横付けされた。

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 ワイヤーをIndyとBunker Hillの間に渡すとかごを付け「オスカー君」を送り出した。

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 全ての演習は30分弱で終了しワイヤーは元通り納められた。そしてBunker Hillは元の配置に戻っていった。


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 San Clemente, CA出身のLt. Phillip Pelikan (左の写真)は結婚の意義と、新米夫がいい夫婦関係を築くのには本当に努力が必要なんだと繰り返していた。

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 Orlando, FL出身のABE3 Casey Morrison (下写真) は甲板のはじでワイヤーを改修する作業に従事している。彼が言うには「甲板で最も好きなのは、最後の機体を回収した後のデッキだ。デッキは静けさを取り戻し見上げると星が瞬き本当にリラックスするんだ」

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 私は甲板で機体が進み、拘束が解かれ、武装を装填し、カタパルトに進み、離陸していくのを甲板にたたずんで見入っていた。

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