もしも貴方がIndyの軌跡を見る機会が有れば、海上に浮かぶ小さな雲のような煙を見ることが出来るはずだ(下写真)。それはSparと呼ばれるスタッフやka-boomなしで行う目標処理訓練の一つである。Spar頭字語多量の海軍において類を見ないほど簡単な訓練だ。それは、船の後、四分の一1マイルで曳航される大きな2フロートのいかだである。 これがブイを着けてながーーーーく送り込まれたラインだ。Baltimore, MD 出身の BM3 Vincent Zetina (下と下の右の写真)もSparの監視を行っていた。彼はIndyに乗船してから1年半になり、海軍の"be ready to work(備えておけ)"を楽しむように考えろとアドバイスをしていた。 BMsを指揮し、彼らのクルーが問題がないかを見ているのは Merced, CA出身のBMCS (SW) Michael Crockett (下写真の左)、Ashland, OH出身のLt. CDR Dave Owens (中央)、Wai Aiane, HI出身のCWO3 R.F. Yoderだ。CrockettはIndyの中で志気、福利、レクレーションサービスがお気に入りな部分だと言う。「それは今まで経験した中で最高のものだ」。「Spearの先端に立ってるのが一番いいね」とOwensは語る。又、「甲板長になることさ」とYoderは言った。 幸運なことにSparを海に戻す所に出くわした。「パイロットの考えはSparを打ち付けないようにすることだが、本当に難しいんだ。」Woehnkerは言う。より軽い彼らは500ポンドを2回の動作で送り出した。彼らにとって2回目のSparを送り出す作業だそうだ。「今日のお日様はどうだい?」の問いに「ギラギラだ」と答えた。 今日のような暑い日はソーダマシーンは忙しくなる。そして補充しているのはKansas City, MO出身のAOAN Steven Lane (右の写真)だ。「一日に2000ケースもやっつけるんだ」彼は言う。「売り切れるとまずいからね」彼は答えた。 Laneが言うには、Indyに載って一番いいことは最前線に配備されることだと言う。「海に出ない仕事をしていた頃に比べて多くの経験が出来るんだ」。「ここなら、いつでも外にいるからね」しかし、彼もそれがIndyの一番辛いところでもあると言っている。 「みんな聞いてくれ!この前の電話代は$900にもなちまった」ある水兵がぼやいていた。「900?ほんとか?」他の水兵は聞き返していた。「何でそんなにかかるんだ?」他のみんなも知りたがった。「今夜のような夕暮れに魅入られるのを感じるようにちょっと長話が過ぎたんだ・・・」。それでは次回のお声がかかるまで・・・ |
さて、この日没は見逃さないようにしているのだが・・・。この2,3日まさに見逃していた。今夜もいつもと同じように、Indyは回復を終え太陽を背に、まるで競争するかのように航行している。そして別の意味でIndyにとって暑い日になった。太陽は、フライトデッキ乗組員の上に容赦なく降り注ぎ、救命具をいっそう不快にする。そして、彼らが口にするように太陽を見つめないようにと理解はしているのだが、プールに映るような太陽は全く感動的だ。 下の写真はSparを監視しているところだ。San Juan, CA出身のSeaman Carlos JiminezはSparを監視し、不具合がないか見極めている。「僕はあいつがひっくりかえたり、もつれたりしないかを注意していて、もしそうなったら直ぐにブリッジに通報するんだ」と彼は言う。JiminezはIndyに去年から乗船しているが、今回が彼にとって初めてのSpar曳航だそうだ。 「僕は仕事が好きだよ、やりたい事だからね」、もし飾らない海軍を見たいならデッキに来ることだ。そう我々は備えているんだ。」と彼は言う。彼いわく外で海面の監視をするのは最も辛い時間の一つだ。「海を見ているのは辛いよ、でもそれがやるべき事なんだ」 Gillette, WY出身のBM1 (SW) Sam Woehnker (下の写真左)は、Indyに乗船してどのくらいかとの問いに「1年と、5月と、2週間と、二日だ」と応えた。「今朝暇つぶしに正確に数えたばかりなんだよ」と彼は言った。Battle Mountain, NV出身のBM2 (SW/AW) Chuck Lockridge (中央) は1年、Cincinnati, OH出身のBM3 Douglas Stoneは忘れたそうだ。Woehnker曰く、この任務で一番危険なのはラインを出す事だと言う。「いつぞやSparが波に打たれ何本かのライン共々引き込まれて12人の水兵をもっても引き上げられなかったんだ」 Indyの前の食堂デッキで今日、暖かい食事を出すのはPensacola, FL出身のMSSA Ronald Lynn (左の写真の左側) とMaple Plain, MN出身のAMS AN Nathon Burdickだ。「平均的な一日?」Lynnは聞き返しながら「午前8時に起きて、午前12時には寝てるよ」と言う。食堂のスペシャリストLynn曰く、一日に2〜3000人の食事を用意するそうだ。「沢山の人間に食事を用意するのは本当にしんどいことだよ」彼は言う。Burdick は VFA 27飛行隊のTADをしていて、甲板でのTADを終了しここにやってきた。Burdickは「4ヶ月前にその最後の任務を終えたんだ、でも今は二人して残っているわけさ」と語った。 太陽がまさに沈もうとしている。ハンガーベイのドアの外ではしばらくして、oil rigsに灯が点り、月が満月になり静かな黒い海面に映るのが見られる。 |