町営本宮体育館
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外観



所在地:福島県安達郡本宮町(総合福祉施設「福祉の森」地域内)
敷地面積:10、236u
延床面積:3、293u

構造設計:石井 裕之
設備設計:株式会社 啓設備設計
施工:白沢建設株式会社

本宮町における総合福祉ゾーン「福祉の森構想」地区内に建てられた最初の施設です
高齢者や障害者はもちろん
全ての町民が
気軽に伸び伸びと利用できることをテーマとした
バリアフリー建築です
安達太良山の広大な裾野に
「軽やかに伸びやかに」を合い言葉に計画されたました
メインアリーナとサブアリーナ(トレーニング室)の間に
畳コーナーと喫茶コーナーを持つラウンジがあり
誰にでも解りやすい
シンプルな平面構成をしています

福島県建築文化賞 奨励賞 受賞

高齢者・障害者に配慮の建築設計マニュアル 高橋儀平 著(彰国社)掲載


メインアリーナ

体の触れる場所は
可能な限り柔らかい肌触りを持つ天然木の白木を使用し
安心感のある空間を目指しました
また採光面でも
自然光をふんだんに取り入れ
高齢者や視覚障害者にも利用しやすい
明るい空間にしています

ちなみに福島国体のハンドボール会場になったところです


サブアリーナ

ここは床暖房が入っていて
高齢者や障害者が利用する中心施設となっています
やはり柔らかい肌触りの木板壁で仕上げています


ラウンジ 壁画

ラウンジは
年齢や障害の有無を超え
全ての町民利用者の交流の場です
そもそもこの施設は
スポーツを媒体としたコミュニティー施設造りと考えています
壁のモザイク壁画は
壁画家の友山智香子さんの作品です
12.4mX4.0mの大きさで
大理石+イタリア製ガラス+陶片を用いて描かれています

友山智香子 連絡先 TEL/FAX:03-3904-2822


国体時ラウンジの風景1 国体時ラウンジの風景2

国体の時のラウンジの風景です
畳に寝そべる人や
椅子に座ってお茶を飲んだりと
自由に休むことができます


模型

奥がメインアリーナで手前がサブアリーナです
中央の小さなアーチ型屋根部分がラウンジです

模型製作:桑山 学(設計者)



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