旅行記 イギリス(2000年春)編 その3 |
乗り物に乗ろう! |
イギリスでは鉄道の乗り方が日本と全然違います。地下鉄、バス、国鉄(長距離)のそれぞれで乗り方を見てみましょう。 |
地下鉄(Tube)
そう、ところてん方式で乗り降りするわけです。乗ったときに開いていた奥の扉は出口だったのです。早く降りたいからと入り口付近でぐずぐずしていると邪魔になるだけではなく一番最後に降りる羽目になります。そう、一方通行です。 |
電車が到着しました。線によってはドア脇の”OPEN”と書いたボタンを押さないとドアが開かない場合もあります(これは降りるときも同じ)。慌てずにボタンを探しましょう。また、押しても開かない場合があります(故障ですね・・・)。そう云う時は隣のドアに行くか、中から開けてもらいましょう。実際Rhymeも一度経験しました。 乗ってみると意外に小さい車両であることが分かります。角を落としているので、ドアの脇に立つと頭がつっかえます。これは開通当初、トンネルを掘る技術が今ほど進んでいなかったので小さいトンネルしか掘れなかったことから、車両を丸くしたところに端を発しているそうです。がたいがでかいお兄ちゃんたちが首を曲げて乗っているのを見るとなんとなく笑ってしまいます。 |
さぁ、動き出しました、駅を出ました、次の駅に着きました。何か違和感が・・・車内アナウンスが無いのです。なので、今どこの駅なのか、自分の行き先までに何という駅があるのかしっかり把握していないと乗り過ごして、場合によってはキセルで捕まってしまいますのでご注意を!(車内アナウンスは無いですが、駅のアナウンスで駅名を言ってますのでそれを聞くか、駅名表示プレートを見てくださいね)降りる時は乗るときと逆なだけです。くれぐれも一方通行には気を付けて(”Way
out”と云う表示に従って)ください。 |
バス
となります。なので、ぼっ〜っとしてるといつまで経っても乗れません。と云うのがバス停での乗り方です。もう一つは”自己責任に於いて行われているようですが”、古いタイプのバスには、後部デッキにドアが無く、速度が落ちでいる時には飛び乗ることが可能です(新しいタイプのバスにはデッキそのものがありません)。危険なので、運動神経に自信がない方や、よほど急いでいる場合でない限りは自己責任と言えどもやめた方が良いでしょう。何かあっても誰も同情してくれませんし、補償もありません。 |
国鉄 ロンドンには”ロンドン駅”と云うものは有りません。行き先の地方毎に”ロンドン・・・”と複数の駅がありますので、自分が乗る列車はどの駅から出るかちゃんと確認してから出かけましょう。 今回Rhymeが乗った列車は”London Euston”と云う駅から出発です。根城のホテルがあるEarl's courtから地下鉄で行きます。今回は切符は旅行代理店で取ってもらったので買い方が分かりません。ごめんなさい。 まず、大きな電光掲示板で、自分が乗る列車の行き先を探します。出ていなければしばし待ちましょう。途中の駅で降りるときは、あちらこちらにある小さいディスプレイに詳細が出ているのでこれを見て行き先を確認しましょう。 |
乗ったら席に付きます。席の番号は、背もたれの上に付いている紙札を見ます。この紙札は大事なのでちゃんと付けておいてください。 席に付くと、列車はそろそろと動き出します。アナウンスもホームのベルも何も無しです。動き始めたのに気が付かない位静かです。 列車が動き始めると車掌さんが検札に来ますのでちゃんと切符を見せましょう。 |
そうこうしているうちに、列車はロンドンを離れのどかな牧草地帯に入ります。今回の目的地・湖水地方方面はOxenholmeLakeまでずぅっと牧草地帯。最初は美しさにうっとりしていたのですが、そのうち飽きてきました。なら、売店に行ってお菓子とジュースを買ってきましょう。買ってきたら大きなテーブルに広げておいしく頂きましょう! |
さて、列車を降りると、案の定改札はありませんのでそのまま外に出ます。 はぁ、何にしても日本と違うスタイルにとまどうことばかりですが、慣れれば結構楽です。なんと言っても静かですから・・・日本に帰ってきて暫くは車内アナウンスが五月蠅かったです。 |
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