| 奥又白〜５・６のコルをたどるまったり（？）ハイキング |
|
|
| 上高地->奥又白->５・６のコル->涸沢->上高地 |
| 今回はちょっと趣向を変えて奥又白から５・６のコルを越えるハイキング的山行です。 |
|
|
| 9月23日（晴れ） 上高地->奥又白 |
| 上高地に６時半集合なので夜のうちからちゃたろうでスタートです。沢渡の駐車場で大森さん達が乗ってきたＳさんの車を発見、後ろに止めます。 タクシーで上高地に入りＴさんと合流し総勢６名で出発です。横尾、徳沢を越えて新村橋からパノラマルート方面に入ります。 沢を詰めとパノラマルートは右に分かれます。今回は奥又白に行くのでここは直進になります。 分岐から直ぐに急登になります。踏み跡はしっかりしているので迷うことは無いでしょう。急登でぐんぐんと高度を稼ぎます。途中、ブルーベリーや木苺がなっていてつまみながら登ります。 最後はがれ場をトラバースするとその上に奥又白が現れます。深い碧の水をたたえた奥又白が出迎えてくれた瞬間、北アルプスは穂高連峰にいつつも何処か別世界に迷い込んだような感覚に陥ります。 テントを張り、水を汲みに行き（ちょっと下ったところが水場ですが、水量は少ないです）、夕食を作ります。今回はＳ女史がいないのでちょっと寂しい内容の夕食です。 相変わらず宴会で盛り上がりつつも１８時には暗くなり就寝です。 |
|
|
| 9月24日（晴れ後雨） 奥又白->５・６のコル->涸沢小屋 |
|
|
 朝日が当たり美しく輝く前穂高、水面に映る前穂から東稜、これだけでも此処に来る価値があります。限られた者たちだけの特権、このままいつまでも残したい。今日は５・６のコルを越えて涸沢小屋まで、ゆっくりと出ても十分時間があります。朝食を摂り、夜露に濡れたテントとフライを乾かし、美しい景色を堪能してから出発準備をして７時４５分（わぁ、ゆっくり．．．）出発。 奥又白もしばらくお別れです。次は東稜を登りに来る時でしょうからこんなにゆっくりはできないと思います。ＯＮさん、ご愁傷様！！ |
さてさて、今日はブッシュとガレ場を越えながらの山行になります。ブッシュ帯は踏み跡もしっかりしているのですが、ガレ場は（なぜかペンキがあり）晴れていれば間違うことは少ないでしょうがガスがかかると直ぐにでもロストしてしまいそうです。技術的には大したレベルでは無いですが、落石は起こさないよう、また上からの落石に注意して進みましょう。 ブッシュ帯にはブルーベリーと木苺がたくさんありますので季節を合わせれば秋の味覚ツアーの出来上がりです（後から来る人のために全部取らないようにしてくださいね）。<- ブルーベリー（左） 木苺（右） |
|
ルートで注意する点は２点 ５・６のコル ->
|
 そんなこんなで５・６のコルに着いてしまいます。前には奥穂、北穂の穂高連峰、左には５峰、右には６峰を眺めつつ、殆どの人には見ることができない方向からの穂高連峰の雄大な眺めを独り占めしつつ、お昼ご飯です。<- ５・６のコルから見た北穂 ここからはゴーロを下り涸沢カールに合流します。もう少しでカールというところで雨が降ってきました。小屋は直ぐそこなので雨具は着ません。雪渓を滑りながら下り、天場をすり抜けて涸沢小屋に着きました。小屋に着いたら何はともあれソフトクリーム。そう、ソフトクリームがあるところでは食べずにはいられないRhymeなのです。ここの名物ですからねぇ。はい、では宴会開始です。 我々はいつも比較的静かに宴会をするのですが、この日はテラスで延々と古い歌を大声で歌い続ける一団がいました。本人たちは楽しいでしょうが、周りは引きますよぉ。 夕食後、外でコーヒーにしたのですが空は晴れています。明日も天気良さそうです。台風は何処に行ってしまったのでしょう？ |
|
|
| 9月25日（晴れ） 涸沢小屋->上高地 |
| 下山です。ゆっくりと出発です。ゆっくりと進みます。景色を眺めます。暑いです．．．昨日と違って人が多いです。多過ぎです．．． 穂高が遠くなります、寂しいです。次はいつ来れるでしょうか．．． 横尾に出るとこれまた人の波、上高地に近づくにつれ、人人人・・・掻き分けるように進みます。最短時間記録更新です。はぁ．．． 上高地からはタクシーで沢渡、沢渡で車に分乗して解散。 |
|
|
| ルートとトラックのＧＰＳデータ（カシミール３ＤのＧＰＳファイル＝ＧＤＢ形式） |
最後の登り手前にあるガレ場のトラバース、フィックスはあるのですがゆるいのであまり頼らないようにしましょう。
|
|
お部屋に戻る |
|
|
おうちに戻る |
