山行記番外編 2004年総決算・山納め&2005年山初め |
2004年の山の事で書き切れなかった事、山納め&2005年山初め |
|
2004年の山の事で書き切れなかった事 |
2004年末総決算(?)&2005年始、と云うことで書ききれなかったネタと年始山行を省略版で一気にいかせていただきます。 |
|
フリークライミング |
城山:南壁(6月27日) (終了点からビレーヤー ->)
|
今回の岩 アミーゴス(5.9)、アナザステップ(5.9)、バトルランナー1P(5.8)、ブルースカイ(5.9) |
小川山:ガマスラブ、ガマルート1、2P(9月4〜5日) 城山に続いてのスラブ。ガマルート(5.9)をロワーダウン中 |
小川山は、初日の夕方から雨が降って来て、結局2日めは座学や実験の日となりました。 初日の最後の1本、ガイドの人から”終了点のヌンチャクを回収して来て”と頼まれてしまいました。小雨が降っているし、Rhymeにはちょっと高いグレード...行けるかなぁ、と思いながら登り始めたもののやはり途中で行き詰まる。でも、回収しなければならない...”えぃーいままよ!”とばかりに無心で登り始める、鼻唄が出てくる、なんで?頭の回線が数本切れてしまったみたいで、すらすらっと登れてしまいました。自分で言うのもなんなのですが、何か掴めた感じでした。 2日目の座学&実験では、東屋の柱を使ったレイバックの練習や2台の自動販売機の隙間を使ったハンドジャムの実験(昨夜のバーベキューの時にやったブロックを使っての練習(南裏さんの考案)が効いたみたい)、ザイルの切断実験、ザイルのエンド処理、セルフビレーの練習等を行いました。 ザイルの切断実験は、梁に地面から10cm位のところにぶら下がってナイフで切ってみる、と云うものです。切れ目を入れるとビリビリと裂ける様に切れるものと思っていたのですが...1/3程切ったところで突然”バンッ”と破裂音がして一気に弾け切れました。いや、びっくり.。ooO(゜ペ/)/ |
今回の岩 ガマルート(5.8)、ハート&ソウル(5.10a/b) |
(一般ルートかガイドルートの終了点。2本分のビレー ->) |
第1バンドにて、富士山が綺麗。これから十字クラックに挑みます。 先の小川山で切れた回線はまだ繋がっていない様で、無意識の内に色々な技を繰り出していました。前の週に行ったストマジでもランジ風のムーブが飛び出す等、やっぱりどこか切れたままなのでしょう... |
写自分の命を支えるもの−自分の身に付けるものはハーネス(女性用...ウェストが合わない...)、HMSだけ。これだけでロープに吊られるのである。 |
今回の岩 都岳連ルート(V)、リーダーピッチ(IV)->サンドイッチ(III)、一般ルート右(III+)->十字クラック(V−) |
|
アイスクライミング |
赤岳(12月18〜19日、25〜26日) 雪でもちゃんと走れるちゃたろう君で乗り込みました。 赤岳山荘前の駐車場に停まるちゃたろう。はっきり言いましょう、クーペはうちらだけです。よって目立ちます(^^) |
18〜19日は赤岳登頂の冬山講習の一端として、緩やかな凍結した斜面を登る練習も行った。ジョウゴ沢F1の右側をピッケルを使って登ってみる。 (<- ジョウゴ沢F1を上から) |
赤岳そのものは雪が殆ど無く寒い意外は特に難しくも無く登頂。いや本当に寒かった...ので初めて目出帽を使用。 (赤岳中腹からキレット方面 ->) |
さて、アイスクライミングは25〜26日に実施。赤岳鉱泉のアイスキャンディーとジョウゴ沢F2。 いやはや、アイスキャンディーでは腕がパンパンです。アックスを握っているのかストラップにぶら下がっているのか分からない状態。途中からはアックスを振れず打ち込めない...なので引っ掛け中心となってしまった。体重の移動がなっていないのは分かるのだが、アイゼンの前爪だけで支えている、と云うところから無意識の恐怖心を持ってしまい立ち込めない、余計に腕に負担がかかる...悪循環。 (<- アイスキャンディーを登るRhyme(右側)−重心がうまく取れていないのがよく分かる) ※アイスキャンディーを使う時は、ガイド若しくは赤岳鉱泉の人から講習を受けて許可証を貰って下さい。 |
アイスキャンディーを登るガイド大森さん−ちゃんと重心が取れている、お手本です。 (アイスキャンディー全景) |
F2(左側)はアイスキャンディーと比べれば傾斜も緩やかなので思った以上にさくさくと登れました。 |
今回始めて使ったアイスクライミングの道具達(全部借り物) アックス(左):Simond Naja Evolution 改 (ブレードorハンマーを取ってオプションのキャップを溝埋めを付けてありヘッドが軽くなってます) アックス(右):Sharlet Aztar (ピッケルタイプとハンマータイプ) シュタイクアイゼン:B&D BionicCrampon |
事有るごとに載せている山小屋での食事の写真です。恒例にしてしまいましょう(^^) 18日の赤岳鉱泉の夕食−山でフライが食べられるとは豪勢なのですが... |
写真:25日(クリスマス)の赤岳鉱泉の夕食−なんと、ビーフステーキ!(普段は連泊者向けらしい) お昼時にはカレーやラーメンもあります。アイスキャンディーで使ったカロリーを復活させましょう! |
|
2004年山納め&2005年初め |
さて、2004年山納めと2005年山初めは北海道の室蘭岳。かみさんは仕事の関係で今年も年末出勤の為RhymeとRhyme母の2名。 |
室蘭岳:夏道から西尾根へ(2004年12月31日) 天気は良いので付近の山はばっちり見えるのですが... |
室蘭市街地はいつもどんよりしています。 |
西尾根はここ数日誰も通っていないようで、つぶれかけた足跡のみ。しかもラッセルされていないので使いようが無い、のでラッセルである。トラバースするように右手にラッセルの跡があるのが分かるでしょうか?? |
室蘭岳:夏道往復(2005年1月2日) あいにくの空模様。前もろくに見えません。 |
”海老の尻尾”ができていました。これって風上に向かってできるらしいですね、不思議な事です。 |
と云うことで、随分と走ってしまいましたが、やっぱりやっておくべきでしょう、所信表明、ということで。 2005年は...クライミングを徹底的にやって、2006年にはバリエーションルート(もちろん簡単なところから)の自力踏破!かな? ちょっと弱気 |
|
お部屋に戻る |
|
おうちに戻る |