山行記 雲取山(2004年2月28〜29日)編


2004年、二人での山初め!

今年2回目の山行です。
前回、雪が少なく少々欲求不満が残ったため、例年であれば雪が一番多いらしい時期に行ってみることにした。が...
今回も時間記録は全てGPSとSUUNTO X6で計測しています。

2月28日:三峰ビジターセンタ→雲取山荘
前日の小屋の予約時確認したところ、”雪はほとんど無い”との事。
ただ、部分的に凍結も考えられるので、アイゼンは当然持っていく。でも10本は重いのでずるをして6本を持って行くことにした。

朝5時30分:車で家を出発。まだ夜は明けていない。前回は途中でウィンドウォッシャー液が凍りついてしまったが、今回はそこまで寒くない。これじゃ雪は無いなぁ...

 8時20分:三峰ビジターセンター到着
 9時15分:出発
朝食を取り、服装のレイヤーを決め、再パッキングの後出発!

 9分27分:入山届けのある鳥居に到着。毎回の事ながら、入山届けはちゃんと出しましょう。
 9時39分:鳥居通過
 9時50分:分岐通過
10時03分:法妙分岐通過
10時34分:地蔵峠通過
10時38分:霧藻ガ峰着
相変わらずの絶景!前よりも遠くまで見えるのでは??

10時55分:霧藻ガ峰発
10時57分:霧藻ガ峰の小屋通過
ここからは一気に走るように駆け下りる。前回の経験から、ここには雪は無い!と判断。もしあったらえらい事になったかも...なにかあっても、ここからなら這ってでも帰れるので自己責任による判断で、と云う事で。

11時10分:お清平着
少し休憩を入れる。

11時15分:お清平発
11時52分:前白岩肩着
前回はさっさと通過してしまったが、今回は少し休憩を入れてみた。

11時57分:前白岩肩発
12時12分:前白岩山通過
12時32分:白岩の小屋到着
お昼ご飯に丁度良い時間。小屋からちょっと奥に入ると景色が良いところがあるのでそこに行ってみよう、と云う事で行ってみると...なんと鹿がいるでは無いですか。まぁ、人間が行ったら逃げるだろうと思いきや...一瞬逃げかけたものの、逃げないで目と鼻の先にいる。これじゃぁ、ゆっくりできないので小屋の前に戻ってお昼ご飯にした。
ところが、暫くするとさっきの鹿がやってきて目の前に陣取る始末。どうやら餌をねだっている様。だめだよ、君野生の鹿でしょ。ちょっと脅かして逃げてもらおうとしたけど効果無し。すぐに戻ってくる。正面から行っても貰えないと悟ったのか、後ろからこっそりとやってきり。隙を見て奪おうとでもしているのか?それでもあげないでいると、とうとう”くぅぅぅん”と啼きだした。これには参ったけどやっぱりあげない。癖になると(もうなっているか?)野生に戻れなくなるから。
さすがに、最後はあきらめて何処かへ行ってくれましたがおちとい食事もしてられない(^^;
ここでチタンのテルモス初登場!コーヒーくらいならこのお湯で十分。
13時21分:白岩の小屋出発
じつは、ここまでアイゼンが必要な雪も凍結もほとんど無く欲求不満はたまるばかり。しかも暑い。
が、やっとここから少し雪らしい雪が出てくる。アイゼン無しで行けるかと思ったが、凍結も入っているので急いでアイゼン装着。買ったばかりの6本の効きはなかなか。

13時48分:白岩山着
登りと言える様な登りはここまで。ちょっと休憩。

13時55分:白岩山発
14時00分:芋の木ドッケ通過
14時08分:酉谷への分岐通過
14時38分:大ダワ着
さぁ、最後の登りに取り掛かるぞ!とその前に最後の休憩。

14時58分:大ダワ出発
前回はトラバース気味に登るルートを上ったが、今回は尾根を通る男坂と云うルートを登ってみた。

15時13分:雲取ヒュッテ通過
廃棄するらしく、もうぼろぼろ。何か作業をしているらしく、ポットが置いてあった。

15時23分:雲取山荘到着!
前回よりも大分良いタイムで登ってる。ま、雪が無いわけだから当然かぁ。
ちなみに、ほとんどの人は反対側から登ってきていて、三峰から上ったのは自分たち入れて3・4組。反対の方が人気有るみたい、と云うか、楽らしい。

2月29日:雲取山荘−三峰ビジターセンター
 7時00分:起床
いや、恥ずかしい話で、小屋の人に”片付けられないので起きてぇ”とたたき起こされました(^^;
朝食は6時30分からなんですよねぇ...

7時20分:朝食
みんなが出発していくのを見ながらの食事。ハズカシ・・・
本当は早起きして頂上に行くつもりだったのに・・・でも天気が悪いので行っても何も見えなかっただろうなぁ、と自分を納得させる。

 7時46分:下山開始
お湯を分けてもらって、ほとんど最後で出発。
帰りは雪がある側(北斜面)が下りなので、安全のためにアイゼンを装着。アイゼンを付けるか外すかは、前日に雪・凍結の状態とアイゼン要不要をメモしながら登ってきたのでそれに従う。

 7時59分:大ダワ着
ちょっと休憩。軽く雪が降っているが恐らく雨になるだろ...

 8時10分:大ダワ発
 8時33分:酉谷分岐通過
ここら辺で虹をみた。沢にかかる虹、かみさんは初めて見たと思う。山でしか見られない景色。

 8時43分:芋の木ドッケ着
 8時46分:芋の木ドッケ発
 8時53分:白岩山到着
 8時59分:白岩山出発
ここら辺から軽い雨。この時期に雨かい...

 9時14分:白岩の小屋到着
朝昼中間ご飯。雨が降っているし、前回よりはましだけどやはり止まると寒いので、また小屋の土間を借りる。
テルモスが有るので、お湯を沸かさなくても(沸かせる状態で無くても)お湯が使えるのが便利。コーヒーも飲む。
アイゼンはここでいったん外す。

 9時49分:白岩の小屋出発
10時08分:前白岩山通過
10時23分:前白岩肩着
再度アイゼンを装着。道幅いっぱいの凍結があり、登るのはまだしも下りは危険と判断。雨はやんだめど、晴れては来ない。

10時26分:前白岩肩発
10時58分:お清平到着
アイゼンを外す。ここから先は不要。

11時18分:お清平出発
11時39分:霧藻ガ峰の小屋を通過
11時42分:霧藻ガ峰通過
天気が悪いのでさっさと通過。

11時47分:地蔵峠着
お昼ご飯には早いし、天気も悪い、通過しよう。この下に嫌な凍結があるが避けて通れないことも無いし、ほんの少しだけなのでアイゼンは不要と判断。

11時49分:地蔵峠発
12時15分:法妙分岐通過
12時20分:休憩
雨も止んで、時間も良いし大きめのベンチも有るので、ここでお昼ご飯。
お湯を沸かしてラーメンも食べる。コーヒーを飲むためのお湯をラーメン用のお湯の次に直ぐ沸かしてテルモスで保温しておく。あと30分もかからないから、予備のお湯は要らないし。
ここで問題。今回はホエーブスでは無くプリムスを持って行ったのですが、ボンベは常温用でした。気温もプラス側だし、下はコンクリートだし、風も遮ったのに1.2lのお湯が沸騰できない。仕方なく、半分をテルモスに移して量を減らしたら沸騰できた。火力も3800kcalと比較的高いものなのに何故だろう?バーナーかボンベのどちらかが悪いのだろうか?今度テストしてみなければ...

13時26分:出発
13時34分:分岐通過
13時42分:鳥居通過
13時49分:入山届け通過
13時56分:三峰ビジターセンター着
またぞろ温泉に入ってから帰る。が、またしても欲求不満が残ってしまった...が、新装備のチタンテルモスと6本爪アイゼンの力を試せたと云う事で良しとしましょう。
ルートとトラックのGPSデータ(カシミール3DのGPSファイル=GDB形式)

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