山行記 奥多摩・一杯水(2003年12月6日)編


久しぶりに奥多摩に行って来ました。

”やっぱ山でしょう! Always Mountain” のちぃにぃさんの真似っこをして、奥多摩は一杯水・経由・蕎麦粒山を目指してみました。
朝5時に家を出た時は”これでもかっ!”と云うくらいの雨が降っていましたが、東日原の登山口に着いた時は御覧の通りの良い天気に。

天気が良くならなければ観光旅行でもすれば良いや!位で出発したのですが、出て大正解でした。

入山届けは駐車場のちょっと上にある駐在所に提出します。入山届けはお忘れ無く!!

朝御飯を食べて9時40分にスタート!
登山口からはひたすら40分程の急登の後、1時間30分程の軽い登りで、11時50分に一杯水避難小屋に着きました。結構綺麗な小屋でゆったりと7・8人は寝れそうです。詰めれば20人程いけるかもしれませんが、寝具はお忘れ無く!
小屋の中にはだるまストーブが有り、なかなかの趣き。
お湯を沸かしてカップラーメンを作ってお昼に。でいつもの珈琲も、と。
ちょっと前に軽い通り雨が有ったのが気になります。
お水は、避難小屋から5分程の”一杯水”まで汲みに行きます。持っては行ったのですが、やっぱり美味しい水の方が良いですから (^^

真ん中右の石桶(?)から水が出ているのか思ったら...出ていない...涸れているのか?!いえいえ、左上に見えている細いパイプの先からちょろちょろと出ていました。

左下に見えている2lのポリタンにいっぱいにするまでに、水の冷たさで指がかじかんでくる位時間がかかる次第で。

だから一杯水なのか、涸れかかっているだけなのか?ガイドブックによると冬場は涸れる事もあるそうなので、涸れかかっているだけなのかも。

とにもかくにも、水はちゃんと持って行かないと行け無いですね。
さて、ここからが今回にメインイベントとなってしまった、天目山(三ツドッケ)へピストンです。

ガイドブックには、しっかりした踏み跡が有るので簡単に登れる、みたいな事を書いていましたが...

実際にはこんな感じの背の高いブッシュの中をひたすら進み...途中で十字路まであり、GPSで方向を見つけて進みました。

初めてGPSを活用しました。
予定では15分で天目山の頂上に着くつもりだったのですが、これを大幅に越えて30分で頂上着。

これが頂上にある三角点です。

三角点の根元にいるのが、今回お役にたってくれたGPSのベンチャ〜君です。

実は帰りにも役に立ってくれました、と云うのは、またも道に迷ってしまって...

いやはや、30分予定のピストンが1時間に膨れ上がり2回も道に迷う始末。1500m無いのにえらい騒ぎでした。
天目山に着いた頃、天気はこんな感じで、今にも降り出しそう。

避難小屋に戻ったのが14時。蕎麦粒山に行けば、往復で2時間、棒杭尾根を降りても同じくらいの時間で下山は16時。行動時間ぎりぎりの時間ではあるが、天気がもつかが心配。この時点での私の予想は15時30分までに降り出す。

寒い中雨に降られるのは嫌なので、来た道を引き返す事にしました。予想通り、最後の急な下りに差し掛かった辺りで雨が降り出して、本降りと同時に駐車場に着いてちゃたろうに飛び込みぎりぎりセーフ!

温泉に入ってゆっくりしてから帰って来ました。
ルートとトラックのGPSデータ(カシミール3DのGPSファイル=GDB形式)

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