旅行記 北海道(2000年夏)編 |
Rhymeは、学生の頃からかれこれ10年、バイク、車問わずで北海道巡りを楽しんでいます。実家が大阪から北海道は伊達市に引っ越したこともあり、最近では帰省兼北海道旅行としゃれ込んでいます。 |
今回はせっかくちゃたろう君を買ったので、ちゃたろう君で行くことにしました。 |
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8月11日〜12日 |
仕事から帰り、30分程度仮眠をとり、荷物(今回はなんと、iMacまで積んでます。なぜかって?今までの親不孝を清算するために父君にメール端末としてプレゼントするためです。おぉ!なんて親孝行!)を積み込み、合方も詰め込んで(?)深夜11時出発! 今日のルートは、外環〜東北自動車道で青森まで約710kmです。東北自動車道に乗るまでは順調だったのですが、渋滞が始まりこれは延々塩原辺りまで続きました。これでは青森14時45分発の室蘭行きフェリーに間に合わないではないかぁ!なんてちょっと焦ったのですがその後のトイレ休み以外取らない連続走行で事無きを得ました。ふぅ。 ガソリンの補給はぎりぎりまで(500km地点辺りまで)粘ったのが仇となり、ガソリン補給渋滞にはまることになってしまいました。ここまでの燃費が14km/lなのを考えるともっと早めに入れても十分に足りましたね。 青森では乗船手続きが乗船開始2時間前からと云うことで、着いてからお昼を食べてちょっと海を見る余裕しかなかったです。そこから延々7時間、室蘭までの船旅です。12時間の連続運転を行ってきたRhymeはすぐに寝入ってしまいました(-_-)zzzz 青森港に佇むちゃたろう君 |
ここでの失敗、フェリーは寝台ではなく雑魚寝を取っていたのですが、ちょっとトイレに立っただけで隣から進入されて、追い払わなくてはならないと云う非常識事態に。今度からは寝台を取りますです。しかし、部屋に入れただけラッキー。これも合方ががんばってくれたおかげです。人によってはロビーの片隅、自販機と壁の間などで休んでいる人も・・・船会社ももうちょっとなんか考えるべきですね。 21時30分、出発から23時間弱で室蘭に到着です。ここからは30分のひとっ走りでRhymeの実家に到着。つかれたよぉ・・・ |
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8月13日 |
洞爺湖温泉、昭和新山に行きました。 今回の有珠山の噴火で噴火口ができてしまった国道230号からの洞爺湖展望はきれかったのですが(Rhymeお気に入り)、噴火口(写真左手の噴煙)ができた関係で完全に閉鎖です。噴煙は今でももくもく出続けています。火山弾まで。最近では三宅島、神津島方面ばかりが取りざたされていますが、有珠山の噴火もまだ終わってない事を覚えておいてもらえると幸いです。ちなみに、洞爺湖温泉街はほぼ正常営業をしていますが、非難対象地域に指定されているところも残っていて、まだ不便な生活を余儀なくされている方々もおらる事もご記憶ください。 |
昭和新山は、ガラス館以外は正常営業に戻っている感じです。ガラス館は奇麗なガラス製品がたくさんあり、Rhymeのお気に入りだったのですが扱っている商品が商品なだけに万が一の安全を考えると営業できないんでしょうねぇ(表の張り紙は”従業員が非難しているため”となったままでしたが・・・)。新婚生活用に気の利いたグラスなどを買い込もうと考えていただけに愕然・・・でした。ある程度は予測していたのですが・・・ 15〜16日は富良野方面に行くことにしたので、宿はお気に入りの”とほ宿”から選ぶことにしました。”とほ宿”って?ここ(とほネット)を参照してね!便利なクーポン券付きの冊子版も是非ご利用を!東京付近では池袋西武の本屋さん、リブロの旅行コーナーで売ってたのを見ました。とちょっと宣伝。今回選んだのは美瑛にある”おかせん里”。夜の10時と云う非常識時間に予約電話を入れてしまいました。ごめんなさい! |
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8月14日 |
高速に乗る前に給油。高速と北海道内が半々くらいかな?で14km/l。道央自動車道〜何かと話題(無駄な公共事業云々)の日高自動車道(合方の運転です)で日高方面にひとっ走り、夕張付近の山間道でシャンパンゴールドのサターンワゴンとすれ違い、美しい景色を堪能し、占冠を通過して富良野へ! 気持ち良さそうに佇むちゃたろう君 |
富良野はもう5年来てませんでした。さすがに”さだまさし”はかかってませんでしたが”北の国から博物館”なんてものもできていて、やっぱり富良野って言うと”北の国から”なんだなぁ・・・と云う感じ。そうそう、桧作りの自由通路(右写真の後ろの建物)なんてものができてました。おぉ!!!!って感じ。 |
お次は、富良野と云えばラベンダー。とは言っても、もうシーズンは終わってるのでちょっと寂しい。公営ラベンダー園の上の方にはまだ少しだけ咲き残りがありましたが、本当は7月に来たいですね。 今回のマスコット、鯨にも見えるイルカ型抱き枕の”くじるか君”です。ドライバーがいないすきに運転をしたがる困り者です。 窓越しにラベンダー園が見えます。 |
公営ラベンダー園の頂上から。シーズンの間はリフトで登れるのですが、今日はシーズンオフなので歩いて登りました。 |
富良野から美瑛までは目と鼻の先。と言っても相当ありますが、”コンビニまで12キロ”なんて云うお土地柄ですからね。美瑛の丘をぐんぐん登っていく”ちゃたろう君”の前には赤いエアロパーツで武装したカマロが。この出会いが今回の旅の最大のキーポイントになったのですが、この時はまだ知る由も無し。美瑛は”かんのファーム”の交差点を美馬牛方面に曲がるとすぐに”おかせん里”です。初めて会う者どうしでも”お帰りなさい”の一言が心地良い宿です。宿泊名簿に記入し、昨日の遅い電話のことを詫び、荷物を運び込んで、と。ご飯まですることが無いので、美馬牛駅まで散歩に行くことに・・・って外に出たらさっきのカマロ??どうも同宿のようです。 ご飯を食べて、なんとなくまったり。これから消灯時間までが”とほ宿”のお楽しみ、語らい、情報交換他の時間です。ちょっと外の空気が吸いたくなって外に出たらカマロが何やら出発の準備。”さっきランデブーしませんでした?”と声をかけたら成る程、サターンは珍しい車なので覚えていてくれたようです。”これから北の国からで宮沢りえが入った吹き上げ温泉に行くけど一緒に行かない??”とお誘いを受けたので連れ合いと一緒に行くことにしました。山道をひたすら走り、秘湯と云う感じの野天風呂を堪能しました。本当は”吹き上げ温泉”は立ち入り禁止なんですよねぇ。帰りに、ワインとおつまみを買い込んで、帰ってから堪能しました。あれ、気が付いたら大阪でまた会おう!って事になっちゃいました。あれれ?って大歓迎です。 |
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8月15日 |
昨日会った人たちは、美瑛周辺ステイ、旭川から飛行機で帰る、次の目的地に旅立つ等さまざま。Rhymeと連れ合いは、とりあえず”かんのファーム”へ。やっぱラベンダーは時期が遅かった・・・お次は昔のスカイラインのCMで有名な”ケンとメリーの木(ケンメリの木)”を見て、カマロとすれ違って、セブンスターの木を見て・・・旭川に向けて出発! ケンメリの木(なんて事は無いのですが・・・) |
旭川はあっさりと通過です。道央道でひたすら札幌を目指します。札幌に着いたら公営の駐車場に停めて時計台の見学です。長い間改修工事をしていたので見れなかった時計台の中をやっと見ることができました。 |
北海道でもやっぱり夏はそれなりに暑いです。特に札幌位の都市になると特に。大通り公園の噴水脇で涼を得た後、中山峠越えに出発。とその前にガソリン補給で15km/l。おぉ!市街を出る前に今度はレッドのサターンワゴンとすれ違いました。中山峠まで結構な渋滞。とろとろとろ。中山峠と言えば”揚げ芋”(本当??)。またまた奇麗にそして大きくなった休憩所で一休み。 ここからは洞爺湖経由ですぐに実家に着くのですが、それでは勿体無いので京極の”吹き出し水”に寄っていきましょう。ここの水は”羊蹄のおいしい水”として(確か東京でも)売られている物です。話によると氷河期の頃の水湧き出しているらしいです。冷たくてちょっと甘みがあります。 こんな感じで沸いてます。温度が低いのでキリも出てます。 |
こういう取水口があってただで汲めるので、いろんなところからポリタンを持って汲みに来ている人たちがいっぱいです。 |
ここからは洞爺湖の西側をくるりと巻いて洞爺湖温泉から昭和新山を抜けると実家はすぐそこ。この日は洞爺湖周辺は濃い霧に包まれていました。洞爺湖の西側にはメジロライアンで有名な”メジロ牧場”があります。運が良いと中を見せてくれる事もあります。Rhymeも1回見せてもらったことがあります。 |
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8月16日 |
今日は室蘭の岬めぐりと参りましょう。有名どころでは”地球岬”があるのですが、他にも”観測山”とか”ロウソク岩”等もあります。 地球岬でははるか水平線が180度にわたって見えます。地球が丸いことが実感できます。今回の旅では何度かキタキツネを見かけたのですが、ここで最接近しました。人馴れしているのか1mくらいまで近寄っても逃げません。 しかし!いくら可愛いからと言っても触れてはいけません。あまり知られていないのですが、キタキツネには”エキノコクス”と云う寄生虫がいて、これは人間にも感染します。人畜共通感染病(グーノーシス)になるのかな??潜伏期間は10年程度で脳が冒されます。まぁ、それほど神経質になる事も無いのですが、気を付けるに超した事はありません。 |
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8月17日 |
父上にiMacの操作と、メール、ウェブブラウズ等インターネットの基本を叩き込むために1日掛けたのでどこにも行きませんでした。 |
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8月18日 |
北海道を出発する日です。近所に住む親戚に挨拶に行き、お土産を買い込んで夜11時25分室蘭発のフェリーに乗り込み青森に向けて帰路につきます。深夜航路なので明日に備えてしっかり睡眠を取ります、と行きたかったのですが、行きと同じ非常識事態+台風の影響で船が大揺れに揺れて(縦揺れで、波にぶつかる”どどーーーーん”と云う音がはっきりと聞こえるくらいの荒天)、眠りも浅いものとなってしまいました。ぐぐぐ・・・ |
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8月19日 |
朝6時30分に青森着。青森ベイブリッジを通って青森市街地に行き、ちょっと青森観光をする事にしました。その前に腹ごしらえ・・・が朝早い為何処も開いてません。やっと見つけたマクドナルドで腹ごしらえをし、青森駅へ。青函連絡船記念館(八甲田丸が係留してあります)を外から見て(早くて開いてない・・・)、三内円山遺跡へ。ここは9時から開いていてちょうど着いたら9時頃でした。一度は見たかった縄文時代の大遺跡。感動です。 有名な大建物跡(と考えて復元している) |
他にも竪穴住居跡など。 |
しかも、ここはただで見れます。うれしい限りです。お昼は猪の肉入り”縄文ラーメン”を食し、さぁ、ここから東北自動車道です。その前に給油。13km/l。 ひたひたと走り、400キロ走った辺りでもう一度給油。今度は渋滞も無く(合方の運転で)100km/h巡航で燃費が良く、なななんと!17km/lです。ふふふふ。あとはひたすら走ってスイートホームのある朝霞まで一直線!22時着。トイレ休みだけで10時間一気走りです。お尻も腰も痛くなりませんでした。Rhymeの体にはあってるのかなぁ? でも、疲れる事は疲れる。ふぅ・・・ |
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