ロビンの日記 Page28
ロビンのゴールデンウィーク旅行その2です。 北海道は広くて涼しくてロビンにはぴったりの土地でした。 GWではまだ北海道の最高の季節ではないとみんなに言われましたが、かえって人が少なめでよかったし、東京に戻ったらその蒸し暑さには閉口しました。 やっぱ北海道のほうがいいよん。
日にち: 2004年5月4日(火曜日)〜5月5日(水曜日) 北海道旅行 その2
千歳の青葉公園だよリッチモンドホテルは5月は朝食が無料サービス期間だった。
誰かのおうちにお邪魔したみたいな料理がたくさん並んでいてすきに食べられる。
ミルクとかジュースとかジャムとかも冷蔵ケースから勝手に取って勝手に使う。
なんだか、いい感じだった。

5月4日(火) 雨。
雨のなか予定していた富良野ドライブにでかけるのは気が進まない。
でも、仕方ないよね、とホテルを出た。
まずは、ロビンの脚を伸ばすかと、近くの青葉公園へ。

この公園はホテルから本当にすぐそこ。
非常に広い公園だけれど、この悪天候と早朝とで誰もいなかった。
これならいいよね、とノーリードで散歩。

ボールを楽しく追いかけるロビン。
北海道の公園っていいなあ、とロビン。
だけど、本当はノーリードはいけないんだよー。

このあと、なかよし広場(芝生のちょっとしたスペース)で、ロビンは楽しく遊びました。
天気が悪いのも悪いことばかりではない、と子守は思ったのでした。
なんだーこの水!本当は千歳から高速で三笠インターまで行く予定でした。
が、この雨。
先を急ぐ必要もないか、と結局全部国道での移動にしました。
ハーベストルートと呼ばれているらしい国道337を北上、国道274を三川まで、国道234に乗り換えて岩見沢経由で三笠まで。
渋滞もなく、気持ちのいいドライブで、北海道の道ってやっぱりまっすぐ広がっているなあと実感。

三笠からは皆さんのお勧めのルート、桂沢湖まで国道116で、その後、国道452を北上、そしてこの写真は三段滝PA。
PAといっても、この滝を見る為だけのもので、ここには電力がきていないため、トイレも水洗ではなかったー。
ぽっとん便所って怖くて子守にはとても使用できない・・・。

そして、三段滝!
かわいらしい滝らしいと思っていたのに、行ってみたら春の雪解けシーズンのせいか、この雨のせいか、濁流がドバーっと、流れ落ちていく。
上流のダムが決壊でもしようものなら、この先の滝見台なんて軽く流されてしまいそう。
うひょー、怖い・・・その勢いにロビンも思わず目をつぶった!!(笑)
とにかく、ちょっと怖い滝でした。
でもこんな滝を見れたのも、この時期ならではだったのかも。

その後、国道135に右折して遂に富良野へ。
富良野といえば、ラベンダー。
そして、「北の国から」。

だが、しかし、ラベンダーは7月にならないと時期ではなく、ロビン一家は一度も「北の国から」を観たことがなかった・・・。
とりあえず、富良野駅のインフォメーションセンターで地図やら資料やらを入手!
そして、腹ごしらえにインフォメーションセンターで貰った割引券を手にマクドナルドへ!
ここまできてマクドっちゅうのは、とも思ったが、やっぱりお手軽だし、はずれが無いしー。(笑)

腹ごなしの後、ま、いい場所らしいからね、と、とにかくまずは麓郷の森を目指す。

ここは、「北の国から」の撮影場所として有名。 
撮影に使ったセットがそのまま残されているらしい・・・。
北の国からって何?この写真は「拾ってきた家」というものらしい。
ドラマを見てないのでよくわからないが、とりあえずは記念撮影。
でも、柵の中は入場料を払わなければ入れなかったので、とりたてて興味なかったロビン一家は中にははいらなかった。
だけど、決して高い入場料ではないので、興味のある人はぜひ入ってみるべきかと思う。

この天気というのに、GWだけあって結構観光客がいた。
駐車場は大きかったけど、真夏のオンシーズンだったら、これでも駐車待ちの行列ができるのかも。
駐車場は舗装してないので、石がごろごろ、今日みたいに雨だと足元は泥水に気をつけないといけない。

天気がよければきっと気持ちよく観光できたのだと思う、けど、この泥水で、ロビンの脚とお腹はすっかりどろどろの汚れ犬になってしまった。
旅行前のシャンプーもこれでは意味がない。


人が多くて、道がどろどろで嫌よこの後、こりずに「吾郎の石の家」も見学した。
こちらも人が多い。

ここは、駐車場に車を置いて、坂道を(もちろん舗装なんてされえてない)あがっていく。
あがった先に展望台があって、そこから見学できる。
どうも、以前はここからの見学しかできなかったらしいが、少なくともロビンの行った時には200円程度の入場料を払うと家の傍まで
いけるようになっていた。
ロビンたちは、再び入場料をケチって外からしか見学しなかったので、家の中まで入れるのかは、知らない。

写真は展望台でとったので、柵が邪魔で石の家は隙間から屋根がかろうじて見えるだけになってしまった。
足元は泥道を登ってきた人の靴についた泥で滑って危ない。
ロビン的にはこんなところに座ると汚れてしまうので、ちょっと不満顔。
写真を撮ろうとすると、他の観光客がロビンに寄ってきてしまうので、なかなか写真も撮れなかった。
やっぱり、狭いところでは犬の記念撮影はあまり好ましくないのかもしれない。

この道、ぬかるんでてすべるのよこれが、石の家への道。
上るときも怖いけど、下るときは更に滑りそうで怖い。
ぬかるんでて、ロビンはすっかり汚れてしまった。

さて、麓郷の森はこの辺でいいか、ということで、次は国道237を富良野から中富良野へと北上し、今は時期ではないものの、だからこそ渋滞もなく、気持ちよく散策できるラベンダーの地へと向かった。


GWなのに、道は決して混んでいない。
麓郷の森付近は、北海道にしてはまっすぐではない道が山間をくねくねと続く。
道路の脇には川。
この川も雪解け水のせいか、雨のせいか、かなりな濁流で迫力があった。

だが、一度国道237に抜けると、再び道は広く、まっすぐと続いている。
周囲の道も、碁盤の目のようにすっきりと作られていて、北海道の平坦さがよくわかる。
遠く先まで見通せて、まっすぐに舗装された道。
どこを取っても映画のシーンのよう。
ラベンダー咲いてないけどさて、やっぱり、中富良野ときたら「ファーム富田」だよね。
ということで、ラベンダーで有名なここに立ち寄った。
時期が時期だけにGWといっても人はがらがら。
でも、ラベンダーが咲いていなくたって、丘に広がる花畑を散策するのはとても気持ちがよかった。

周囲の景色も非常に美しい。
天気だけはいまいちだったけれど、清々しい場所だった。

その後上富良野経由で美瑛を走りぬけ、一路今夜の宿に向かった。
美瑛は明日の観光地なので、本日はわざと何も見なかったが、上富良野ではあてにしていた洋菓子屋さん「あかがわ」で「フラヌイラベンダー」なるお土産を購入。
美味しいかどうかわからなかったが、美味しいと薦めるHPがいくつかあったので、試してみることにしたのだ。
それにしても、このお店の生ケーキはすっごーく美味しそうだった。
お腹が一杯でなければ絶対に試してみたい感じだった。
見た目も良かったし、匂いはたまらなく甘かったー。
本当に試してみたかった、とS子は思いました。
お部屋は広いねーそして、到着したのが、今夜の宿、ペンション「ミルキ&サリ」。
旭川と美瑛の間くらいにあるけど、見つけるのにしばらく道に迷いました。(笑)
そのくせ、意地でも電話で聞かずになんとか自力でたどり着いて、チェックインしたお部屋がこの写真です。

全部で3部屋のこのペンション。
ログハウス風の建物1棟に3部屋が横に並んでいる。
ロビンの部屋は向かって右の端の部屋だ。
隣の部屋との仕切りは写真向かって右手の木のスライドドア。
大人数の場合、このドアを開けて使えるみたいに見える。
そのせいか、結構隣の声が筒抜けだった。
このときは隣のお部屋に泊まっていたワンちゃんが神経質になっていて、啼きやまなかったので、かなりうるさかった。
夜中にも何度か吠えられてちょっと安眠妨害だったかな。

写真のロビンが一心に見つめているのは、テーブルに載せたおやつ。
「待て」がかかっているので、おとなしくポーズをとってくれた。
もちろん、撮影後はすぐにおやつを貰ったロビンである。
バーベキューこれは、「ミルキ&サリ」の夕食。
バーベキューハウスでのバーベキュー!
狂牛病と鳥インフルエンザのせいで、牛と鳥はなし。 海鮮物とラムだった。

ラムはジンギスカンに。(写真右手)
ロビンと一緒だからこの旅行では北海道名物ジンギスカンも食べにいけないね、と思っていたので、ここで食べられて、北海道のいい思い出になりました。
肉やシーフードは用意してくれたのを好きなだけ取って焼くのだけど、お野菜は自分でお勝手に入って好きなだけ切って持ってくるシステム。
いつも料理をしていないS子はちょっと冷や汗もんでした。

夏になったら、ペンションで育てているお野菜を自分で畑から採ってきてバーベキューで使うようにすると、ペンションのママは言ってました。

結局かなりの部分をママさんに手伝って頂き、美味しく夕飯を堪能しました。
その間、他のワンちゃんはお部屋でお留守番。 ロビンは同伴して、足元にうずくまってました。
みんなが途中でかまってくれるので、ロビンはうれしかったです。
ひろいよー、北海道お夕食の後、すっかり疲れてしまったロビン一家は早々にお部屋に退去。
申し訳ないと思いつつ、早くから寝てしまいました。

そのかいあって、翌朝は早く起床し、早朝のお散歩を楽しみました。

ミルキ&サリはこういう畑の間にあります。
その土地自体が恐らくもともとこういう畑のひとつだったのかな、と思われます。
だからとにかく周囲が広い。
だーっと平面が広がっている。

早朝のお散歩は道路を1区画歩いただけなのに、かなりな距離になりました。
東京の一区画とはちょっと訳が違う。(笑)
でも、空が広くて、とにかく広々とした空間を歩くのは気持ちいいの一言につきますね。
つくし君これは、お散歩の途中にたくさん生えていたつくし君たちです。
東京では見ることがなくなってしまったつくし君たちがこんなに立派にたくさん生えているのをみて、S子は感動しました。
S子が子供の頃、お母さんが採ってきて料理してくれたのを思い出したからです。

つくし、といえばかつては東京でも「春」の代名詞だったのですが、ここには今も「春」があるんですねー。
ドッグランだー5月5日(水)子供の日、そして、遂に晴天!

朝のドッグランで遊ぶロビン。
北海道にいると、ここもそんなにすごーく広いドッグランという感じではないが、東京の感覚だったら十分広い。 
そして、芝生のドッグランは晴天の下綺麗だった。
後ろに見えている小屋がバーベキューハウス。

朝ごはんもこのバーベキューハウスで和食だった。
再び、他のワンちゃんはお部屋でお留守番だったが、ロビンは朝食に同伴。
ゆっくり食べている子守達より早く食事を終えた他の人たちがロビンと遊んでくれる。
子守達は食事中は完全にロビンを無視するから、かまってもらえてロビンはうれしかったに違いない。

朝食中は、このペンションのワンちゃんたちがドッグランで遊んでいた。
ゴールデンが2匹、アメリカンコッカスパニエルが3匹、グレートデーンが1匹。
全員で遊ぶとかなりなボリュームだ。

ごあいさつロビンは昨日、他のお客さんのワンちゃんとドッグランであまりうまく遊べなかったのでどうかなと思ったが、試しにペンションのワンちゃんの間に入れてみた。
そうしたら、意外にも、問題ない。

ご挨拶の後、避妊してしまっているからか、ゴールデンの女の子たちミルキとマリオンにもしつこくしなかった。
なんのことはなく飄々と遊んでいる。
やはり犬も相性があるらしい。

まあ、昨日のワンちゃんたちはオスだったし、やたらとマウントしたがるので幾らおとなしいロビンとしても、簡単に「乗られちゃう」わけにはいかないのだろう。
うー、と唸っても仕方なかったのかもしれない。
ロビンは普段は超おとなしいけど、嫌なときはちゃんと犬に戻れるのね。
ごあいさつ、もっと生意気に尻尾を立てて皆さんにご挨拶するロビン。
ミルキもマリオンもロビンには興味がなく、日陰で休憩している。
グレートデーンの大地くんはすでにドッグランから消えていたので、ロビンは怖いものなしだったのかもしれない。

そうこうする内に、さりげなくマリオンに秋波を送る子守。
マリオンちゃんが段々近づいてくる。
浮気をする子守浮気現場発覚!
ミルキとマリオン、他のコッカスパニエルちゃんたちに囲まれてにやけたS子。
両手に花どころか、かわいこちゃんたちに囲まれてでれでれ状態。

あれ、だけどロビンがいないよー。
ロビンはあきれて日陰で休んでいたのでした。

うーん、それにしてもマリオンちゃんは本当にフレンドリーだった。
マリオンちゃん(手前)はミルキ(子守とくっついている)の子供だという。
若い分だけマリオンちゃんの方が積極的だった。
マリオンが子守に甘えてお腹を出して遊んでいたので、子守がミルキにも「おいで」と誘うとミルキが遠慮しながら遊びにきた。
遠慮がちだったけど、一旦甘え始めるとこのとおりべったりくっついてくれる。
もう、子守、最高の気分でした。

あ、こっちのゴールデンちゃんもおいでー、と言ってふとみると自分ちのロビンでした。
ごめん、ロビン気付かなくって・・・冷汗。

遊んでくれたお礼にロビンがT川で拾って持っていた野球ボールを差し上げました。
口から離さないくらい気に入ってもらえました。

また会いたいねー。
セブンスターの木思わず朝のドッグランで遊んでゆっくりしてしまい、結局ロビン一家が最後にチェックアウト。
S子がペンションのママと話し込んでしまったせいで、お部屋にうっかりロビンのおやつを忘れてきてしまいました。 ごめんね、ロビン。

晴天の中、チェックアウトをした足で美瑛のドライブに繰出した。
写真は「セブンスターの木」とロビン。

パッチワークの路をドライブしながら最初に立ち寄ったビューポイントです。

セブンスターのコマーシャルにかつて使われたというこの木。
確かにきれいな形をしています。
それに確かに見覚えがある。
でも、いつ見たのかは覚えてない・・・(笑)

パッチワークの路は期待通りにきれいな丘の稜線を駆け抜ける感じ。
好天に恵まれて本当に気持ちいい。
すでに、観光客があちこちに。
同じようなポイントで写真を撮っていました。

それにしても、セブンスターの木の真下にいる人は、ずーとそこを動いてくれなくて、結局あの時間にここを訪れた観光客のほとんどの写真に写ったのではと思われます。
あのー、せっかく、形のいい木の写真をとってるのにー、邪魔なんですけどおー。
北西の丘公園で遊ぶロビンその後、トイレ休憩をかねて「北西の丘公園」へ。
このパッチワークの路は、曲がり角にビューポイントへの標識があるので、わかりやすい。
でも、ちょっと曲がり間違えると、ずーっと先まで曲がり道を探しに行かなきゃならない。
まあ、景色がいいからそれも楽しいし。

オフシーズンというのはロビンにとってこの上ない幸運だ。
こんな観光の中心地でも、人がまばら。
公園のほとんどには人気が無い。
おっと、あそこに人がいない芝生が広がっている・・・。
早速、ロビンはほんのちょっとのあいだだけここで休憩させて頂いた。

それにしても、こうして見るとここは本当に綺麗で絵になる場所です。
公園の一角とは思えないでしょう?
北海道で立ち寄った公園はみんなこういう風にとてもきれいに整備されていて、広々としていて、ロビンは大好きでした。
でも、もちろん、ノーリードが許されているわけではありません。
ロビンはノーリードでも遠くにはいかないので、人の居ないときだけちょっと走らせて貰っているだけで、本当はいけないんですよー。
ちょっと走った以外は、ロビンもちゃんとリード付で子守と一緒に歩いてます。
木陰でやすむロビン同じ場所の反対側の写真です。
とにかく、どこで写真を撮っても絵になる景色。
あっちも広いし、こっちも広い。
土地はなだらかな丘が広がるし、丘には牧草や畑、芝生が青々と美しい。
白樺がその緑に綺麗に映える。

でも、この土地もちょっと前までは白銀の世界だったのでしょうね。
それを考えるとすごい違いだと思う。
雪に覆われたこの地も是非見てみたい。
すんでいる人たちに言わせると、毎朝雪かきで大変ということらしいけど、観光客として訪問する分には雪かきも楽しいかもね。
でも、毎日は、確かに嫌かも・・・。
晴れてきもちのいい美瑛の丘ほらほら、ここもきれいでしょ?
ここはケンとメリーの木の横にある売店の一角。
一番のビューポイントを囲ってあって、売店で買い物をしないといれてくれない。
この中に入りたいからではなく、ちょっと暑いくらいだったのでソフトクリームを食べたかったS子と、ちょっと北海道のポテトを食べたかったS夫のせいで、ここで休憩。
中に入ってみたら、おお、やはり景色がいい。

美瑛のパッチワークの路にはこうした「木」のビューポイントが多い。
単なる木なのにみんな見に来るし、そこでこうした商売をしている人たちがいる。
S夫ときたら、夜のうちにここに来てチェンーンソーでこの木を切ってしまったらみんな驚くだろうな・・・と嬉しそう。
確かに、単なる「木」なのは事実なんだけど、きれいだからいいじゃないね。
ケンメリ愛のスカイラインこれが、「ケンとメリーの愛のスカイライン」。
そういわれても知らない人にはなんのことやら。
子守はかろうじて子供の頃に見たコマーシャルをおぼろげに覚えている。
「あーいのー、すかーいらいんー」って歌が浮かぶもん。
でも、それがこのスカイラインだったとは覚えてない。
なにしろ子供に車の形の違いなんてわかんないもんね。(笑)

こうして見ると随分古い形の車だね。
でも、ちょっと50年代風っていうか、ジャガー風っていうか、確かにかっこいいかも。
GTRかと思ったら、GTXでした。

旅行前に検索したあるHPでは「何故ケンとメリーと呼ばれているのかわからない」というようなことが書いてあった。
これだから、若い人は・・・って、年寄りのつぶやき。(笑)
でも、ちゃんとこの売店に入れば説明書きが立ってたんだよ、って。
狩勝峠の残雪さて、パッチワークの路で写真を撮りすぎて、すっかりめんどくさくなってしまったS夫の勧めでどんどんドライブは進んでしまいました。
本当はもっと見たかったんだけど、運転手さん(S夫)の気が乗らないのではしかたない。
パノラマロードはドライブのみで、降りて写真を撮るには至りませんでしたのだ。
ま、ロビン的には、公園で遊んだ後だったので文句はないけどね。

再び上富良野、中富良野、富良野と南下して、今度は南富良野を抜けて、山道を狩勝峠へ。
狩勝峠は、まだ残雪に囲まれている。
ロビンは、ほんのちょっと雪を楽しんだ。
北海道のヒグマ君そういえば、ヒグマ君はどうしているのだろう?
こんな山道ならでてきてもおかしくないのかもしれない。
いた、いた、と見たら記念写真用のヒグマ君&アイヌ人形でした。

でも、冗談ではなく、北海道の国道には「熊注意」を意味するであろう熊の姿を示した道路標識が立っている。
もちろん熊だけではなく、そのほかに、鹿やら狐やらいろいろある。
こんないろんな動物に遭遇してしまったらどうしよう・・・要らぬ心配(?)をする子守だった。

ここで、まじめな話。
北海道にはご存知、野生のキタキツネが生息してます。
彼らには小腸にエキノコックスという寄生虫をもつものが多く、この寄生虫は彼らと共生している。 けど、その糞に虫卵が混じって出るので、それを間違って人が飲み込むと、人間の体内でこの寄生虫が繁殖し、人間の場合は、共生できずに肝臓や肺にがんのような病巣をつくり、人間を死に至らしめるということです。

犬はキタキツネと同じくこの寄生虫と共生します。 感染源は野ねずみを捕食することです。
犬自身は、キタキツネや犬の糞に混じっている虫卵からは感染しません。
でも、人間は、糞に混じっている虫卵から感染するので、虫卵の入った糞が混じっている可能性のある川の水を飲むべきではありません。
帰りのフェリー乗り場にあったチラシによると、北海道で飼われている犬の1〜3%がエキノコックスにかかっているということ。 ちなみに、北海道から他の地域に移動する犬には、国立感染症研究所が無料検査をしてくれるそうです。 (平成15年9月〜平成16年9月の期間限定ですが)
はにうの宿さて、その後、車は帯広を抜けて、十勝川温泉へ向かう。
北海道は広い。 
地図を見てると簡単に移動できそうな気がするけれど、実際にはかなりなドライブになりました。

ここが今夜の宿、音更サイクリングセンター、はにうの宿
ここには犬同宿オッケーのお部屋が二つある。
ロビンたちが泊まったのは大きいほうのお部屋だったらしい。

一応、5月5日の晩ということで、翌日は平日だったせいか、宿は静かだった。
ここは宿泊客の他に、日帰り入浴もやっている。

チェックイン時に「廊下はできれば歩かせないでほしい」と言われ、良ければ宿のケージを貸すからその中にいれて移動できないか、とのこと。
これは予約時には言われてなかったし、かえってめんどくさい。
困っていたら宿の人もそう思ったらしく、他のお客さんの目に付かないようにささっと入っちゃってください、と笑ってくれた。

お部屋は広いよこれが、お部屋の中です。
建物の外観とは裏腹な洋室。
寝具とカーテンが揃っていて明るくて綺麗なお部屋でした。

天井のライトは3段階で光量を絞れるリモコン式。
これはすごい、と思ったら、暖房はラジエター式の強力暖房。
冬の間はいいかもしれないけど、5月のこの陽気では、ちょっと暖房が効きすぎて暑かった。
ラジエター式だからノブを絞れば暖房は止められるだろう、と暖房を切る。
ちょっと扱いがわからずに戸惑ってしまった。
これだから東京もんは・・・笑。
テレビもあるんだここの宿には浴衣と歯ブラシとタオルは用意してくれているが、バスタオルはない。
それは、予約時に言われていたので、問題はなかった。
お部屋には、洗面設備もトイレも、もちろんお風呂もない。

共同トイレに何度も行くのはちょっと面倒だったけど、さほど遠くもないので、深夜のトイレ以外はそんなに問題はない。
深夜も問題はないんだけど、ちょっと怖いじゃん。
でも、廊下は夜でも明るくて思ったほど怖くはなかった。

お風呂は温泉。
美人の湯、というモール温泉だ。

子守はこの旅行初めてで唯一の温泉を楽しんだ。
心なしか美人になった気がする・・・?
夕食は部屋食そして、夕食は部屋食!
予約時にも敢えて質問してなかったので、部屋で食べられるとは期待してませんでした。
チェックイン時に言われて、嬉しい驚き。
これで、ロビンを置き去りにして食べに行かなくてすむー。

運ばれてきたのは足つきお膳に並べられたお夕食。
ロビンは人間の食事には絶対に手を出さないし、匂いをかいでも怒られるので、こうしておとなしく横に座っているけど、もし、お転婆なワンちゃんと一緒だったらこの夕飯形式はちょっとやばいかもね。(笑)
目の前に食べ物だから。

ロビンもさすがに、ちょっとぶすけた顔をしている?
お夕食はこんな感じ一泊2食で、一人6,450円。
これが、お夕食です。
ビールはオプションでつけてもらいました。
中瓶一本400円でした。
かなりリーズナブル。

ロビンは無料。
別に配膳料と、入湯税が各150円/人間。
やっぱり悪くないですね。

次のページで出てくるけど、ここは周囲の環境もいいし、のんびりと温泉を楽しみながら過ごせていい宿です。
建物が古くて、と宿の人は言ってましたけど、内部は綺麗にされてるし。
まあ、部屋にトイレとか洗面台があれば尚よかったかもは、しれない。
けど、こういう宿泊形式って日本の温泉地ではよくあることだし。
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