一月十八日から三月二十九日まで総務庁の実施する「第一回世界青年の船」に参加しています。
訪問国は、アメリカ合衆国(寄港地ホノルル)、メキシコ合衆国(アカプルコ)ベネズエラ共和国(ラガイラ)、エクアドル共和国(グアヤキル)。
日本、オーストラリア、コロンビア、コスタリカ、エクアドル,フィジー、ホンデュラス,メキシコ、ニュージーランド、パナマ、米国、ベネズエラの十二ケ国の参加青年で船内活動、訪問国活動を行いました。
最初は日本人同士でさえお互いよく知らなかったので、私はいきなり日本人に英語で話しかけられたり、「日本の方ですよね」と確認されたり、外人とよく間違われてしまいました。それと度々学生ですかと聞かれたので「ハイ、そうです」と年令詐称をやってしまいました。ハワイのスーパーで酒を買ったときはレジの人に何歳ですかと聞かれて(二十一歳未満の人は酒を買えない)酒を買うのにも面倒でした。教護院の職員は常に児童と接しているので皆実際の年令より若く見えるのでしょう。
船の中の活動で教護院の説明をしましたが各国の青年は興味を示すだけ、日本人は感心するだけでただそれだけのことでした。
それと指導官の琉球大学助教授でよくニュースステーションに出てくる先生に僕がメキシコで買った銀のループタイをメノウの石と、友情の証だと言葉巧みに物々交換させられてしまいました。テレビで先生がループタイを着用していたら、あれは僕が買ったループタイです。
今度東京国際女子マラソンがありますが、このレースにメキシコからの参加青年のロペス選手が出場しますので、応援してあげてください。