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「ワールドマスター」の魔法
攻撃魔法編

1998−2−7 更新


 ワールドマスターで使用される攻撃魔法は、大別して「物理攻撃魔法」「精神攻撃魔法」に分かれます。呪文の唱えるだけでなぜそういうことができるのか、についてはいずれ「世界観」のページの中の「歴史」のページで明らかにしたいと思います。

こういうことを考えるのは結構楽しいのですが、ゲームの開発には直接関係ないので、ひまを見て発表したいと思います。


物理攻撃魔法

使用者は、魔道士に限られますが、アンデッド化した神聖術士が一部の魔法を使うこともできます。

火炎系統攻撃魔法

   「ディ・コン」  =基本的な炎をぶつける魔法。呪文を唱えるときの声の大きさで、炎の大きさが調節できる。

      対象:個人   威力:人間なら一撃で倒せるが、大型の動物には即効性がない

      前言:なし

   「ラ・ディ・コン」  =炎の流れを調整し、一点に集中させることで威力を高める魔法。

      対象:個人   威力:並の装甲や、低レベルのバリアでは貫通してしまう。

      前言:なし

   「ウー・コン」  =自分の身体を炎で包んでそのまま周囲に広げていく魔法。

      対象:周囲   威力:「ディ・コン」を自分を中心に膨張させるため、威力はディ・コンと同じ。

      前言:『大地の精霊、我が身体によりて力を貸せ』

   「エ・クス・コン」  =風の力を加えて複数の炎の竜巻を作り、集団を包み込む魔法。

      対象:集団   威力:高熱で敵を溶かすだけでなく、風の力ですりつぶす。

      前言:『炎の精霊よ。汝が持つ力のすべてですべてを焼き払え。すべてに静寂と再生を与えよ』

 

氷雪系統攻撃魔法

   「ウィ・ネロー」  =相手を氷づけにする魔法

      対象:個人   威力:相手の動きを止めるのに有効だが、低温が弱点でない限りダメージはあまりない。

      前言:なし

   「コ・ウィ・ネロー」  =相手に超高圧で圧縮して作った液体窒素をぶつける魔法

      対象:個人   威力:ウィ・ネローとは一転して超強力。特殊な鎧を装備していないと、間違いなく死にいたる。

      前言:なし

   「ド・ヴァッツ」  =空気中の水分や二酸化炭素を集めて相手を氷づけにする魔法。大量の水が側にあれば、なおやり易い。

      対象:集団   威力:集団の動きを止めるのに有効。また、これを防ぐ鎧がないため、間違いなくダメージは与えられる。

      前言:『水の精霊よ。驕れる者に戒めの抱擁を』

   「コル・ヴァッツ」  =高空の超低温の空気と敵の周囲の空気を入れ換える魔法

      対象:集団   威力:真空状態を生み出すことも可能なため、敵にかなりのダメージを与えられる。

      前言:『はるか彼方より、すべての精霊の守護を受け、汝らにもう一つの世界の息吹を与えん』

 

旋風系統攻撃魔法

   「ダ・ウィン」  =圧縮した空気の塊を相手にぶつける魔法。

      対象:個人   威力:気功術によく似た魔法。射程距離が長いので、遠くの敵にある程度ダメージを与えられる。

      前言:なし

   「レ・ダ・ウィン」  =空気の塊を高速に放ち、相手を切り裂く魔法。(かまいたちと同義)

      対象:個人   威力:生身をさらしている部分が多い敵ほど有効。

      前言:なし

   「ディ・ヒーク」  =空気の壁をぶつけて、相手を押しつぶすかまたははじき飛ばす魔法。

      対象:集団   威力:見えないトラックをぶつけるような魔法。

      前言:『風の精霊よ、今汝の眠りを妨げる現世の輩に等しく眠りを与えよ』

   「ネラ・ヒーク」  =高速で回転する空気の壁で、囲まれたものを引きちぎるというよりすりつぶす魔法。

      対象:集団   威力:風速70メートル以上の竜巻を複数生み出す。誘導も可能。

      前言:『風よ、あれ。我が怒りを糧とし、天と地の狭間にすべての者を導け』

 

電撃系統攻撃魔法

   「カ・イリー」  =低温で乾燥した空気により瞬間的に大量の静電気を発生させる魔法

      対象:個人   威力:落雷に似た威力があり、動物に効果がある。ただし、水棲生物は除く。

      前言:なし

   「ル・カ・イリー」  =対象物を一種の磁石に変え、大量の通電を起こさせる魔法。

      対象:個人   威力:金属原子を一切持たないものに対しては無効な技だが、それ以外にはかなりのダメージを与える。

      前言:なし

   「ラ・アンジ」  =化学反応により電気を起こす魔法

      対象:集団   威力:対象の生体エネルギーにより威力が変わるが、絶対に避けることが不可能。

      前言:『汝の体に眠りし金の精霊よ、今こそ目覚めて力を解放せよ』

   「デル・アンジ」  =上空の雲を集めて落雷の嵐を起こす魔法。

      対象:集団   威力:一カ所に集中させれば、ほとんどの敵を倒すことができる。

      前言:『天空の覇者よ。その力の源の門を開き、我の前に立つ詮無き者どもに、裁きの雷を』

 


精神攻撃魔法

使用者は、主に幻術士ですが、レベルの上がった魔道士も使えるようになります。

幻術系魔法(主に幻覚を見せる魔法)

   「パサライ」  =パーティー全体を敵から見えなくする魔法。効果は幻術士のレベルに対応した数ターンの間。

          => 神聖魔法にも敵から対象を見えなくする「サ・リッサ」があるが、「サ・リッサ」の場合、

              魔法を掛けられた対象が動くと無効になってしまう。

   「トマキア」  =虚像を作り出す分身魔法。戦闘中の防御魔法としての効果がある。

   「ルーレト」  =敵の目に映るモノすべてを、敵自身にしてしまう魔法。自分自身と戦うのは、恐怖である。

   「ワギット」  =敵を味方に、味方を敵に見せる魔法。一度かかると、味方が死ぬまで敵だと思って攻撃し続ける。

 

読心術系魔法(相手の精神に働きかける魔法)

   「シェラティオ」  =相手の次の攻撃を読む魔法。相手が使おうとする魔法が判る。しかし、剣の必殺技は判別不能。

   「クォーカス」  =相手の集中力をそぐ魔法。次のターンだけ、魔法の呪文の詠唱や、剣の必殺技が使えなくなる。

   「ジューラ」  =相手にとって最も重要な(好きな)人(物)になりすます魔法。相手から攻撃されなくなる。

   「デューシム」  =相手の良心に訴えかける魔法。魔族系のモンスターの場合、改心した結果消滅する。人間の場合

          戦うことを拒否するか、戦闘不能になる。

 


作者から反省の弁

   こう書いてみると、「RPGツクール」では表現できない魔法ばかりのような気がしてきました。(笑&恥)


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