1.全体マップ
左側が、マルカム大陸。右側がツァイガル大陸。
マルカム大陸の北にある濃い緑色の部分は、「猿人の森」「迷いの森」です。
大陸の中央の黄色い部分は、砂漠です。
濃い茶色は高い山を表します。
赤い点は、町・村などで、赤い四角は大きな町、城下町などを表します。
真ん中にある小さな四角い島は、マスターアイランドです。
マルカム大陸は、かつて二つの大国が覇を争っていた。
北に、広大な土地を有していたが、土地に恵まれていなかったサイレス王国は、南の豊かな土地を持つマルカム王国を常に狙っていた。しかし、ワールドマスターの怒りに触れ、サイレスは砂漠に飲み込まれ消えた。砂漠の北に残った町は、それぞれに独立し、自治を行いながらも、マルカムの侵略を恐れている。
マルカム大陸は砂漠から南をマルカム王国が支配している。砂漠の北に町が点在しているが、どこの国にも属さず、自治を行っている。
ツァイガル大陸は三つの国に分かれている。北の西にカックール連合国。北の東にチェンバー王国。大陸の中央部から南にかけてセロイス王国が支配している。
2.マルカム王国MAP
・北の城門街
地図の右上に青くなっているところが「海鳥亭」です。
黒い帯は城壁で、高さは10メートル、幅は3メートルぐらいあります。
側を川が流れていて、大小の橋が3つかかっています。
この町の特徴は、海から川をさかのぼって船がやってくることです。
外国の交易船がやってくるので、ほかのどの城門街よりも規模が大きくなっています。
貿易を中心にした商店が大小合わせて数十件、旅館の数は20件ほどになります。
・城下町
マルカム王国の中心部でもある城下町です。
中心が王宮。
右下の紫色の四角はカンボジの道場があるところ。
東に伸びた広い道の途中に広くなっている部分にお祭り広場があり、
噴水が中央に配置されています。
収穫祭や夜会などは東に延びた大通りで行われます。
王宮に近づくほど建物や道が整理されており、大きな建物が増えていきます。
・アラウアの港町
「新たな日常」の舞台になった、アラウアの港町です。
紫色は、宿屋または食堂を表します。
赤色は道具屋、黄色は武器屋です。
一見、沢山の宿屋があるように見えますが
ゲームの設定で入れる宿屋は一件だけです。
左の方に青くなっているのが、一郎達が
泊まった宿屋です。
必要な建物に印だけを付けたのですが、
ほかにも、倉庫や、ドック、役所があります。
3−1.諸事情
少しこの世界のことについて追加しておきたいと思います。
カックール連合国は、いくつかの小国が集まって出来た集合国です。東のチェンバー王国と長い間対立関係にあり、現在も小競り合いが国境で続いています。しかし、長年の対立を解消しようとする動きも出てきています。影でセロイス王国が動いていることに気付いた人々がいるようです。
セロイス王国は、国土はマルカム王国に匹敵するのですが、商業と金の鉱山があり、余った資金で世界を統一しようと考えています。マルカム大陸が実質的にマルカム王国だけになってからは、北に残ったかつてサイレス王国であった町や村に資金を与えて、独立を支援しています。
マルカム王国は、当面の宿敵であったサイレス王国が砂漠に消えたため、内政の充実に力を入れています。サイレス王国の残党である海賊に、港町が略奪に合う事もありますが、深刻な危機には至っていません。ゲームスタート時点では食糧の自給が可能になっており、余剰食糧をセロイス王国に輸出しています。
3−2.気候
この世界は、全体が温暖な気候で、大陸の中央部が熱帯に近い気候になっています。
砂漠は日中で最高摂氏45度まで上がりますが、夜は5度ぐらいまで冷え込むことがあります。
この世界で寒冷な気候は、高山地帯にしかありません。マルカム大陸の西海岸とツァイガル大陸の南に高山地帯があります。雪が降るのはこの高山地帯ぐらいです。
ツァイガル大陸の南西にある「深魔の森」は海流の影響で霧がよく発生し、一年のほとんどが雨です。
しかし、ワールドマスターが自由に気象を変えられるので、あまり意味はないかも知れません。