ワンダーフェステバル1998「夏」
ワンダーフェステバル1998「夏」



- update 1998.08.11 -


フェアリー企画販売ブースで展示されていた 英海軍航空母艦グローリアスの完成モデル。 これを含めてフェアリー企画のブースにあった完成モデルは 我らがミンダナオ会の土岐会員の手になるものなのだ。


フェアリー企画に電話したときのこと。

私「4月に頼んだ「千代田」セットまだ来ないんですけど もう発送しましたか?」
フェアリーのおばちゃん「ハァ、今やっとるんですわ。 ワンダーフェステバル来はります? そんときならすぐお渡しできると思うんですう。」
私「はぁ。そうですか・・・」

という次第でワンダーフェステバルに10年ぶりに でかけることになった。 10年前はディーラーとして行ったからお客さんとして行くのは 初めてのことだ。

朝は結構並ぶと聞いていたので10時30分に会場に着くように 行ったがまだ行列は続いていて中に入れたのは11時頃だった。

「コロンでも武蔵は行けぬ」もとい「転んでもただでは起きぬ」 で一応艦船模型関連のレポートをしておこう。 とはいえロボット系や美少女系ガレージキットはあまり興味がないし、 兎に角人ごみが嫌いなので今回はちょっと冷め気味。

それにガレージキットの場合、必ずしも全国誰でも買えるという わけにはいかないので、まあ、日本のどこかで誰かがこんな ガレージキットを作っているんだなあ、といった感じで 読んでいただけるとありがたい。

<フェアリー企画>

といったわけで話の発端になったフェアリー企画である。 丸っきりの新製品は1/700伊海軍砲塔艦「アフォンダトーレ」(\1,500)。

その他「昭和30年クラブ」と題した袋詰め小型キットの ラインナップが数種類発売されていた。 私が購入したのは1/700清国北洋水師砲艦「鎮中」(\500)。他にも 1/700水雷艇(日露戦争)、1/1250日本海軍戦艦「三笠」、 清国北洋水師戦艦「鎮遠」、日本海軍海防艦「松島」などが 数百円程度の値段で発売されていた。

ここはモデルアート誌やモデルグラフィックス誌にも 広告を出しており、通販で購入可能だが、注文を出してから 商品が送られてくるまでにかなり時間がかかることが多いので 「ちょっと遅いな」と思ったら適宜催促の電話をいれたほうが いいようだ。 製品は値段が安いことを考えれば、そこそこの出来といえよう。

<トーピードモデル>

新製品としては
1/350海上自衛隊潜水艦「おやしお」(会場価格\3,600)
1/60ロシア深海潜水艇「ミール1号、2号」(会場価格\4,000)
が発売されていた。

私はここの製品は英海軍潜水艦「M1」しか買ったことがないが 非常に高品質だった印象がある。

ここの製品はPTエイジェンスを販社として梶ヶ谷の模型店 「デリックポスト」を始めとする有名模型店に流通している ので比較的入手しやすい。

<W.W.S>

ここは目立っていた新製品としては
1/700英海軍戦艦「ヴァンガード」(会場価格\9,000)
1/700米海軍戦艦(計画艦)「モンタナ」(会場価格\8,000)

「ヴァンガード」のほうを購入したが、 一昔前のレジンキットという感じ。
ここの製品は秋葉原の模型店「レオナルド」で よく見掛ける。

<ペットショップ>

1/700タイ海軍航空母艦「チャクナリ・ナルエベト」 (定価\7,000->会場価格\6,000)が発売されていた。

他に他ブランド(KEBERO.co.Ltd ?)で1/700超「大和」級 50.8センチ砲身6本セット(\1,200) 及び砲身&砲塔セット(\3,200)が売られていたがこれは 川崎の模型店「フラグシップ」取り扱いの商品かもしれない。

ペットショップの製品も同店で取り扱われているらしいが 私は行ったことがないのでよくわからない。

このメーカーの製品は新宿の「イエローサブマリン」でも ときどき入荷している。

<ミラージュオーシャン>

1/700伊海軍揚陸艦「サン・ジョルジオ」(先行量産版\5,000)
1/700日本陸軍特殊船「神洲丸」(会場価格\7,500)

原形が展示されていたがプラ板スクラッチ系。 「神洲丸」はクレーンなどホワイトメタル部品が付いている。

<RUNATIC FACTORY>

1/700日本海軍航空母艦(計画艦)改「大鳳」級(会場価格\10,000)
1/700英海軍巡洋戦艦(計画艦)「インビンシブル」級(会場価格\8,500)

改「大鳳」級のなかなか良く出来た完成モデルが展示されていたが、 キットそのものの出来は見ていないのでわからない。

<瓢箪山工房>

日本海軍対艦特攻兵器「伏龍」(会場価格\3,500)

よく出来た完成モデルが展示されていた。特に表記はなかったが それから類するに1/15位か? ふ号兵器(風船爆弾)も売っていた。(会場価格\1,500)

<F・T工房>

ここは次回ワンフェス予定品の原型展示のみだった。
1/700仏海軍原子力潜水艦「リュビ」(予価\2,000)
1/700米海軍原子力潜水艦「シーウルフ」(予価\1,500)
1/700日本海軍運貨筒(予価\1,000)
1/350日本海軍71号艦級潜水艦(1/700のオマケ付き予価\2,000)

他にWLシリーズの完成品を売っているブースなんかもあった。 またワンダーフェステバルの当日版権制度を活用して佐藤大輔氏 の架空戦記に登場する軍艦を販売しているブースが2個所位あった。 宮崎駿氏の「雑想ノート」に出てきた架空特設空母も売られて いたとのこと。

次回、ワンダーフェステバル1999「冬」は1999年2月7日に 場所は同じく東京ビッグサイト(東1,2,3館)で行われる予定。


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Made:1998.8.11 / Updated:1998.8.11
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