第九回ピットロードコンテスト
「第九回ピットロードコンテスト」速報



- update 1998.06.20 -


<コンテスト参加作品展示風景>


審査結果発表

艦船模型ファンの1年に一度のお楽しみ、 ピットロードコンテストも今年で第九回を迎えました。 まずは受賞作品の発表。

<作品部門>

金賞:「雁vs BAYA」佐藤義之氏(30)

銀賞:「エンタープライズ」サライニコ氏

銅賞:「CL-62バーミンガム・CL-64ヴィンセンス」鶴岡政之氏(42)

銅賞:「近海哨戒任務」高木信幸氏(47)

入選:「長鯨」桜井嘉幸氏(40)

入選:「空母加賀(昭和16年)」前田浩哲氏(40)

入選:「巡洋艦『矢矧』」栗又信一郎(31)

入選:「CVL-22 INDEPENDENCE」有田隆氏(37)

入選:「航空母艦『瑞鳳』」石川常明氏(27)

<フォト部門>

金賞:「電子の要塞」伊藤光謹氏(27)

銀賞:「呉軍港泊地の戦艦長門昭和16年」南裕一郎氏(34)

銅賞:「未成巡洋艦伊吹」渋下十四朗氏(39)

それでは早速拝見

今回も各作品、気合の入ったものばかりでした。

「雁vs BAYA」
細かいデティールアップもさることながらAFV模型ばりの ウェザリングが目を引く。「雁」もフルハルモデル化して フルハルの「BAYA」(ガトー級潜水艦)と配置している。

「エンタープライズ」
第二次大戦中の航空母艦「エンタープライズ」を細かくデティールアップ。 船体外板の凹凸まで再現!甲板上は勿論ハンガー内まできちんと主翼を折り畳んだ 艦載機がズラリと並んでいる様は圧巻。とてもこんな根気のいる工作は私にはできない・・・。

「CL-62バーミンガム・CL-64ヴィンセンス」
エッチングパーツはワンポイントのアクセントに限定して 使っているのが小気味良く好感触。手摺を付けてないところが 個人的にはうれしい作品。

「近海哨戒任務」
「御蔵」級海防艦とハセガワ製の哨戒特務艇を配したミニジオラマ。 エッチングパーツなどによりデティールアップされている。

「巡洋艦『矢矧』」
わはは、私の作品です。筑摩型の3番艦『矢矧』をフルスクラッチ。 勿論PT社の装備セットをいっぱい使ってますよー。一応、昭和初頭位を想定しています。

そしてまたまた「らたまいねん・・・」

私も苦節何年?かにしてようやっと入選を果たしました。 これでWLコンテストもピットロードコンテストも「入選」を手に入れましたので もう艦船モデラーとしてはやることなくなっちゃったなあ。 どうせ入賞できるほどのモノは作れないし・・・。
今年も金賞作品は小型艦でしたが、主宰のピットロード社からはもうすぐ 戦艦「リシュリュー」や航空母艦「赤城」がリリースされますし、 今年後半には「高雄」級重巡も発売予定になっているので来年は ドカンと迫力のある作品が見られるのではないか、と期待しています。

ちなみにコンテスト参加作品は98年9月30日まで神奈川県梶ヶ谷の 「デリックポスト」店のウインドウに展示されます。



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Made:1998.6.20 / Updated:1998.6.20
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