45th All Japan Plamodel Radicon Show in 2005(第45回 全日本模型ホビーショー速報)
2005 プラモデル・ラジコンショー



- update 2005.09.23 -


秋の新製品情報!

今年もお台場・東京ビッグサイトで開催された秋のホビーショー! 今年も艦船に特化したレポートをお送りいたします。

WLはちょっと夏バテ?

ウォーターラインシリーズは残念ながらこれといった新作はありませんでした。 まずはタミヤは戦艦「大和」のキットが映画「男たちの大和/YAMATO」仕様の 新パッケージで11月に発売されるそうです。またマスターワークコレクション からは日本海軍航空母艦「信濃」の完成品が10月1日頃発売に(予価8,190円)。 また1/700用大型艦用ディスプレイケース(台座なし、外寸107×427×90ミリ)が 10月29日頃発売(予価4,410円)。

アオシマは1/700 ドイツ海軍戦艦「ビスマルク」、同「ティルピッツ」 (それぞれZ級駆逐艦随伴版で予価\3,150)がガイド&ディティール版として登場。 デイティールアップガイド付ブック型の組立て説明書が同梱されます。 また日本海軍駆逐艦「雪風」、「冬月」、「涼月」、「初霜」が1945年時の状態で スーパーディティール版としてエッチング付で発売予定。特に「初霜」はどんなふうに ディティールアップされるのか楽しみです。


ハセガワからは 1/700 海上自衛隊護衛艦「あぶくま」級”スーパーデティール” (予価\3,990、写真左)が予定されています。ラティスマスト、ロッドアンテナなどが エッチングパーツとして同梱されます。10月発売予定。 また、ハセガワのWLデティールアップ用エッチングパーツ はWWU米海軍レーダーセット、サウスダコタ級カタパルト・クレーンセット、 小艦艇装備セットA、舷梯&係船桁セットA (それぞれ予価\735)を発表(写真右)。 前の2つは10月下旬、後ろの2つは12月の発送が予定されています。


「秋月」型が登場!


コンスタントにラインナップを増やしているピットロード社は 1/700日本海軍駆逐艦「秋月」、(予価\2,000)が12月発売予定。 「照月」、「涼月」といった同型艦も順次発売される予定です。 1/700 アメリカ海軍航空母艦「レキシントン」1942 (予価\4,000、写真左)は11月発売予定。同じく1/700「エセックス」級も 発売時期、価格未定ながら発表されていました。 「世界の艦船」スペシャル(予価\420、全11種、シークレットアイテム8種) は12月中旬発売予定とのこと。駆逐艦「磯風」、「雪風」、「浜風」、「初霜」、 「槇」、「楡」等の1/700フルハルモデルと1/144の25ミリ機銃等です。 後者は1/144スモールグランドフォースシリーズから11月下旬発売予定の 日本海軍戦艦大和搭載46cm砲塔(予価9,800円)と組みわせれば・・・ なんて大それたことを考える人もいるかもね。 ハイモールドシリーズは1/350 海上自衛隊掃海艇「すがしま」 (予価\7,500、写真右)なんていう新しい展開も予定されています(11月中旬発売予定)。 その他の新製品については ピットロードのホームページを見て下さい。


南極一家揃い踏み

夏場に戦艦「八島」、砕氷艦「しらせ」と立て続けにインジェクションキットを 発売したシールズモデルですが、今回は特にお船の製品発売予定はありませんでした。 しかし、写真の歴代の南極観測船が並ぶ涼しげなジオラマが目を引いており さすがに砕氷艦のシールズモデルです。今後は海上保安庁の巡視船にも チカラを入れていくそうです。ところでレジンキット「信濃丸」の民間船 バージョンは意外に好調で今や市場在庫しかないとのこと。そちらのファンの 方は早めに入手したほうがいいようですよ。


「三笠」フィーバー、おさまらず?!


1/350戦艦「三笠」で好評をはくしたハセガワは日本海軍戦艦「三笠」”黄海海戦” (予価7,140円)が10月17日発送予定。初版には船の科学館発行の資料ガイドが付いています。 またこれに合わせて「三笠」用デティールアップパーツ”ベーシック”(予価5,250円) が10月17日発送予定。キャットウォークやスタンウォークのエッチングパーツや 艦橋の透明パーツ等のセットになるようです。また11月には 「三笠」用デティールアップパーツ”スーパー”(予価7,350円)も発売予定で、 こちらは防水カバー付きの艦載艇(レジン、写真左)やマントレット(メタル)等 のセットになるようです。もう一つ注目を浴びていたのが 1/160日本海軍潜水艦「伊400」級のマルチマテリアルキット(写真右)の 来年再販がアナウンスされていたこと。価格は未定ですがそのボリューム感は さすがです。

ドラゴンからは 米国海軍のキッド級ミサイル駆逐艦 1/700 DDG-996「チャンドラー」 が新金型で発表されておりましたが発売日、価格とも未定です。

レベルからは1/72 海難救助艇「ハーマン・メルヴェーデ」 (予価12,600円)が10月発売予定でどんな出来か楽しみですが、会場では 現物の展示がなく残念でした。

フジミのシーウェイシリーズも一休みか。新製品は 1/700 米国海軍航空母艦 CV-63「キティーホーク」1998年時グレードアップパーツ付 (予価6,300円)が12月発売予定。エッチングパーツが同梱される。

アオシマはイマイから引継いだ帆船シリーズからついに 1/150 黒船「サスケハナ」(予価\10,290、写真)が9月下旬発売予定。 言わずと知れたペリー提督の旗艦です。この前、船の科学館の資料ガイドも 刊行されたことだし、広いおうちがあれば是非とも欲しいアイテムなのですが・・・(泣)

それからバウマン取扱い製品からスペシャルホビー(チェコ)の 1/72 独海軍潜水艦UボートXXV型(予価\11,200)が10月発売予定。 またキテック(中国)のモーターライズキット 清国戦艦「定遠」、「鎮遠」(予価\1,300)と 中華民国砲艦「中山艦」(予価\1,400)が10月に発売。

今回は映画「男たちの大和/YAMATO」の公開が迫っていることもあって、 やはり「大和」やその最後の戦闘の僚艦にスポットが あたっていた感じが強かったですね。といったところで報告オワリ!


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