6月頃から途中で止まっていた文章。 年末やし、今年を振り返ってみるか、と思って
久々に何か書こうと思って中断していたことに気付きました。
私は毎朝八重洲にあるスターバックスに立ち寄ります。
アイスコーヒーを買って通りに面したカウンターで1時間程度本を読んでから出勤します。
(実は、今は行き先はタリーズに変わり、仕事でバタバタしていて本を読んでもいないの
ですが。 タリーズに行くのは単に近いからで、本を読む余裕がまた出てきたらスター
バックスに戻りたいと思っています。私にとってはスターバックスの方が心地がよいから。)
私はスターバックスはこの八重洲の店しか知らないので、このスターバックスが特別なのか、
スターバックス全体のレベルが高いのかはわかりません。
しかし、少なくとも私は毎朝すがすがしい気分になれることをうれしく思っています。
店員のみなさんはちゃんとあいさつをしてくれます。このことから察するに、あいさつを
するという行為自体は、スターバックスとして奨励しているのだと思います。 たとえそう
であっても、毎朝きちんとあいさつをしてくださるのは非常に気持ちがいいものです。
逆に、それに対してほとんどのお客さんがあいさつを返さない方が私は見ていて悲しいです。
八重洲のスターバックスの店員さん(少なくとも、私が接する早朝勤務の方々)は非常に気持
ちのよいサービスをしてくださる方々ばかりなのですが、中でも一人頭一つ抜き出ている女性
がいます。
彼女がやっていることは、ごくごく「当たり前のこと」ばかりです。
おはようございます、とあいさつをする。それも気持ちよく。お客さんが「今日のコーヒーは
どんな味ですか?」と質問したときに、きちんと、こうした感じの味です、と答える。
何かの事情で、接客が遅くなった際に「お待たせしました」と一言声をかける。しかし、
こうした「当たり前」をきちんとやっている人々がどれだけいるか?初めはコーヒーを飲み
ながら朝の気持ちのいい時間に本を読むのが目的だったのが、最近ではその店員さんの笑顔と
声を聞くのも目的に加わりました。
「当たり前のことを当たり前にやることのすごさ」は私が
96年10月から今年の3月まで
駐在していたエチオピアでも感じました。
首都アジスアベバでも、断水・停電はざらにあります。そのときに感じました。日本では
蛇口をひねれば水は出るのが当たり前。 電気はつくのが当たり前。それを裏で支えている
人たちのがんばりがあってこそなのだと気づかせてくれたエチオピア駐在には感謝しています。
中身が見えない缶ジュースを安心して飲めることのすごさ。(最近、安心して食べたり、飲んだり
出来なくなってきたようですが。)
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